概要
石灰石輸送を目的として、1956年から製造された35t積ホッパ車。全車が太平洋セメントの私有貨車。両形式合わせて143両が製造され、うちヲキフ100形は車掌室を装備している。
デキ100形もしくはデキ500形がけん引する影森駅~三ヶ尻駅間の石灰石輸送貨物列車の運用に入る。当初は両端のヲキフ100形の間にヲキ100形が8両入り10両を組成、これを2本つないで20両編成で使われていたが、1988年の車掌業務廃止以降ヲキ100形・ヲキフ100形共々区別なく使われている。
車両余剰により一部の車両に廃車が発生しており、特に車掌室付きのヲキフ100形は優先して廃車されている。