與儀
よぎ
「輪」第貳號艇闘員。
闘員としてよりニャンペローナの仕事の方が自分には適職なのでは…と少し気にしてる。
明るく人懐っこい性格。人情に厚い正直者で、ムードメーカー的な存在(平門いわく「気を緩めさせるのが得意」)。
その性格を買われ、平門から无と花礫の世話係(監視役)を任される。
輪闘員でありながら「戦うのは失敗が許されないから怖い」と言うヘタレな部分も持つ。
ショーでは「ニャンペローナ」という着ぐるみを着て、子供たちにお菓子を配っている。
ヴァントナームのときにはニャンペローナ専門店があることも分かっている。
また、彼自身もニャンペローナを気に入っているらしく、第43譜では「NYANPEROWNA」の文字が入ったタオルを使っていたり、第45譜で携帯の着信音が「ニャンペローナ!」と鳴っている。さらに第55譜ではニャンペローナのパンツを穿いていることを花礫に馬鹿にされて、柄について熱く語り「かっこいいパンツなの!」といばったうえ「俺ニャンペローナ愛してるし…ッ」とも言っている。
なかなか心を開かない花礫との距離感に、「もしかして嫌われているのではないか」と考え、度々心を痛めている。
燭は詳しいことは言ってないが、與儀はアレルギー持ちらしく、左の頬に医療パッチを貼っている。リノルにて医療パッチが剥がれた時には、髪が金髪から銀髪に変わり性格が豹変、普段は決して言わないような冷酷な言葉を投げ掛けていた(その後すぐに気を失い倒れる)。
燭からはひどい扱いを受けていたり、過去に苦い薬を無理矢理飲まされたトラウマがあり、彼の前では常に怯えている。しかし、銀髪になったときの與儀は強気な態度。
原作11巻第65譜で朔が銀髪の状態の與儀を「銀與儀」と名付けているが平門曰く「インキュナによる人格を一個人としては認めない。故に名付けないというのが研案塔の方針だ」と否定している。
第12譜において花礫に射撃でとってもらったブレスレットは、日常的に使用されているのか表紙や本編でたまに登場する。
国交のない北の小国リムハッカの王子で(與儀は当時10歳)、親や妹ミュウマリイがいたが殺された。
彼自身はクロノメイに通ったことはないと語っている。
戦闘の際の決め台詞は「漲る男子の心意気!ハート高鳴るキラメキ王子!国家防衛機関『輪』第貮號艇闘員 與儀 参上!」
銀髪になった時は決め台詞が「軋む木馬の開幕音!ハート高鳴るキラメキ王子 国家防衛機関『輪』第貮號艇闘員 與儀」となる。
ちなみに戦闘前の「名告り」(漲る男子の、云々~)は平門作。
本来は闘員本採用の際に各個人自ら申請するものだが、提出期限まで與儀本人が思いつかなかった為、上司の平門に任せたところ、優しい笑顔でとんでもないモノを提出されてしまった。でも、子供ウケも良いので今では結構気に入っている。
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