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概要

花園薫(はなぞのかおる)とはYAWARA!に登場するキャラクター。男性。

お世辞にも二枚目とは言えない野生児(猪熊滋悟郎曰く類人猿)キャラクターだが、劇中では伊東富士子と相思相愛となり、彼女と結婚し、一児のパパとなる。

プロフィール

東京都出身で、ヒロイン猪熊柔とは武蔵山高校時代からの同窓生。6人兄弟、両親と8人暮らしの年長であり、後輩の面倒見が良く子供好き。長身の大柄で身長180㎝の伊東富士子よりまだ一回り背が高い。情熱的で一本気な性格。しかし、周囲のことはよく見えており、相手の機微にはかなり敏感。一方で、土壇場の局面に脆い一面もある。

高校時代、猪熊柔が通う武蔵山高校の柔道部主将を務めていた。しかし、その柔道部は弱小であり、馬鹿力に任せて到底柔道とは言えない実力のまま。猛者をなぎ倒す猪熊柔に片想いし、想いを伝えようとするが結局叶わずじまい、彼女を追って西海大学を受験しようとするがそれも失敗し、想いを封じたまま蛯天堂(えびてんどう)体育大学に進学。

その大学時代に猪熊柔の親友となった伊東富士子と出会い意気投合、恋人同士となる。そして、柔道を引退しようとした猪熊柔を再度柔道に引き込むため、富士子の柔道挑戦を後押しした。

しかし、当の本人は、その大学の弱小柔道部でもレギュラーをとれず、それで世界選手権で活躍する恋人との著しい落差を感じるようになり、強くなってレギュラーを奪取するまで彼女に逢わないという誓いを勝手に立ててしまい、それを猪熊柔に白状した。

その誓いに感銘を受けた柔と滋悟郎の猪熊一家が彼をマンツーマンで鍛えるようになり、全国上位の猛者に互角に渡り合うまで成長するが、その後彼女とできちゃった結婚をしてしまい、家族を養うために柔道を引退。また、その時に松田耕作とも意気投合しており、彼を心から尊敬、結婚披露宴では武蔵山高校柔道部4人と共に招待している。

猪熊柔としても、この出来事までは自分とは感性が合わない親友の彼氏ぐらいの印象しか持っていなかったが、後に彼の男らしさを見直すようにもなっている。

ねとらぼの人気投票は9位と健闘しており、風祭より票数が多かったりする。また、シドニー五輪金メダリストの井上康生は同作の隠れファンであったことを公言していたことがあるが、その際に一番好きなキャラだと答えていた。

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  • 一つの道(Ⅱ)

    #14あの約束の場所へ

    YAWARA!という作品の中で唯一、男子柔道にスポットが当てられていたコミックス20巻から21巻にわたる「花園編」をベースに、他の柔道漫画も参考に男子柔道の世界、そして松田と花園の友情をもっと掘り下げて書いてみたものです。この花園編はアニメではたったの3話分しかないのですが、鶴亀トラベル入社編と並んで好きなエピソードなので、こんな展開で進めたいという願望も込めています(一部原作の展開を入れ替えている部分があります)。 また、あのエアメールの場面で柔は風祭を慕っていたのか?という部分を前後の心理状況から分析しています。 ※なお、甲賀、蘆田、尾川は原作に登場する名前で、それぞれモチーフになったのはこの時代に活躍した実在選手、故古賀稔彦、吉田秀彦、小川直也です。古賀と吉田はバルセロナで金メダルを獲得、小川は全日本選手権5連覇、バルセロナでも銀メダル獲得しましたが、後者二名は柔道界を引退して総合格闘家に転身することになりました。
    47,554文字pixiv小説作品
  • YAWARA!〜そのあと 第1部〜

    YAWARA!〜そのあと 第1部〜 04章 遠距離の日常

    ・YAWARA!の二次創作です。アニメ版 YAWARA! スペシャル「ずっと君のことが…。」のその後の妄想として書き始めたものです。  最初、アニメしか見ていなかったので、アニメベースで書いていたのですが、第一部執筆中に原作も読んで、そちらの影響も強く受けています。とくにバルセロナオリンピックが近づいているころからの内容は原作寄りで解釈しています。 ◆修正 2021/6/10    ・数字を漢数字に変更しました。   ・語尾、若干修正しました。   ・表記ゆれ(わたし→あたし)修正しました。 2021/12/5 三点リーダー修正。
    11,654文字pixiv小説作品
  • YAWARA! 〜ANNIVERSARY〜

    vol.3 since 1992.Birthday

    ・YAWARA!の松田×柔の二次小説です。苦手な方はご遠慮ください。 ・以前書いた全4話の『~ずっと・・・~』の続きになる二人のその後の話で、全6話を予定しているうちの3話目です。『ずっと・・・』をお読み頂いてからの方が話が繋がると思います。 ・今回の話は1992年冬に、二人が交際後初めて迎える柔の誕生日の話です。 ・柔の誕生日は原作13巻のvol.12で就活の履歴書に昭和44年12月8日と明記されています。 ・投稿日の12月8日の今日は柔ちゃんの誕生日です。二人が交際してから31年経ちました。松田さんと幸せに過ごしていますように・・・ ・今回出てくる花園君の就職先は私の妄想です。 ・今回までの話は間を空けずに投稿しましたが、次回以降少し空くかもしれません。 ※この作品の時系列※ ☆1992年7月から8月:バルセロナオリンピック/柔22歳松田30歳 ☆1992年9月某日:(国民栄誉賞授与式の前日)交際を始める、翌日松田アメリカへ/柔22歳松田30歳 ☆1992年12月8日:柔の誕生日/柔23歳松田30歳 ☆1996年7月から8月:アトランタオリンピック/柔26歳松田34歳 ☆1996年9月:松田日本に帰国
    12,614文字pixiv小説作品
  • 一つの道(Ⅲ)

    #5喪われた心の環

    原作22巻の「言わないで…」から「主役のいない世界選手権」までの空白の期間、軽く劇中で触れていた猪熊柔試合放棄騒動を掘り下げたもので、少しばかり重い展開です。ですが、その中でなぜ柔は松田と別れを告げた後も、彼を心の中で想い続けることができたのか、その謎を解くために書いてみました。また、この「柔引退危機編」の猪熊柔は旅行代理店OLという設定がすごく生きているので(そのお陰で作品から彼女の存在がフェードアウトしていない)、旅行代理店で気を吐くもう一つの視点の猪熊柔を、旅行代理店勤務経験者の視点でフォーカスしています。 また、作品終盤の花園対松田、花園対柔のやりとりが本作のハイライトです(彼のお陰でただ暗いだけの話にならずに済みました)。
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  • 一つの道(Ⅲ)

    #11神様の気まぐれ

    コミックス22巻『主役のいない世界選手権』から『関係ないじゃない』の間において柔と松田、二人の心境を描いた作品となり、また創作作品第5弾の続きにもなっています。実はこの部分はずっと創作を保留していた空白期で、原作ではこの間に二人が接近することはなかったため、作品として形作るのが極めて困難だったためです。そこで、それぞれ二人に関係のある人物と干渉させて、なんとか完成しました。 この場面での柔は意味深な行動を取っている相手がいるので、そこから話を膨らませています。そして、柔の先輩として登場する人物は完全な創作キャラです(名前は松田のモチーフになった俳優の共演者に因んでです)。 また、松田の性格の変化にも照準を当てており、幼馴染として登場する植田久美子ですが、原作では名前しか出てこないため、ほぼ創作設定に近いです。 ※1991年の出来事なので、劇中の情報は現在とかなり異なっている部分があります。
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