花巻ハグミ
はなまきはぐみ
『私立大宮進開学園初等部』に通う小学6年生。跳ねた茶系のショートボブが特徴。メタバースでは猫耳フードとレギンスルック。家族はスマホ越しだが母親が確認される。同級生の『イッキ』からは「ハグ」と呼ばれ、幼馴染のお隣同士関係か、毎日電車通学する距離の関係に有り、人より鈍臭いと自己分析しながらもメタバース空間の内外問わず常に行動を共にし、あらゆるジャンルに挑戦し続ける彼を見守る。その意地らしい性格は『マイ』や『ミヨシ』からはメタバース内で『緊急女子会』を開催されて以降、応援される立場になる。男子アバターをメタバースで使う『シオン』を当初は男子だと思っていたひとり。
彼女もまた『リョータ』と同様に『キャプチャーウォール』に巻き込まれた上、『アンノウン』に囚われ初っ端からヒロインピンチに陥る。『タイセイ』操る『シンカリオン E5はやぶさトレーラーフォーム』に救われるも、敵幹部からの第二波で彼が重症を負い、E5内部に避難。その状況を傍観するに留まり、知らず知らずの内に『超進化鉄道開発機構』の存在を認知し、彼女も『シンカリオン運転士』候補生兼オペレーター指導員見習いとして登録され、対電脳侵略迎撃システム『プロジェクト・シンカリオンバース』の要にされた『イッキ』とメタバース空間迎撃班『チーム白金』に組み込まれ、お目付け役に図らずも成ってしまう。『ERDA』東海本部では初めて『イッキ』のオペレートを担当し、訓練用アバター『シンカリオン』E6からE5とN700Sの部分基礎データを短時間で切り替え組み合わせた。
鉄道知識は齧った程度だが、大宮駅の新幹線ホームで『タイセイ』と出会い『ERDA』のメンバーとしての自覚を再確認した後はそちらの情報も勉強し始め、寝台列車『北斗星』に関する話題をタイセイと熱く話の花を咲かせた。