概要
ニコニコ動画にてさまざまなゲームプレイ動画を投稿している。有名になったのは「桃太郎電鉄シリーズにおけるハンデ戦」である。
桃太郎電鉄編
ボードゲームの長寿シリーズとなった桃太郎電鉄シリーズ。日本全国の物件を買い集めて資産を増やす内容で、高い自由度とゲームオーバーが存在しないシステムが特徴。そのシステムを有効活用したプランが「ハンデ戦」である。具体的には、CPUキャラとの99年対決を行ない、前半の50年ほどを最弱CPU(まめ鬼)に任せ、その結果ボロボロになった絶望的状況からのスタートで逆転を狙う。普通に見ればスタート直後から望みが既にどこにも残されていなさそうな状況を切り抜ける手腕は一見の価値有り。桃鉄15では最後までクリアしようとすると相当な難易度になると言われる「風雲! さくま城」の最終ラウンドすら大差で勝利する形で制覇しており、その実力はかつて打ち負かした友人がいまだに桃鉄の勝負を断るほど。さらに、本人も認める強運まで兼ね備えており、当時の友人から名付けられたあだ名が「ロムハッカー」とか「根こそぎフランケン」とか。女神転生シリーズが好きであることから、「デビルサマナーロムハッカーズ」とタグが付いたこともある。
ここぞという場面で、運が良いを通り越して「ハック・乱数調整しているのでは···?」という疑問すら出るほどの出目を出すことも多い。まさに天然ハッカーである(が、なぜかプロ野球チームはやたら負ける)。しかし本人の実況によると、小学生の頃から「農林物件以外買わない」などのとても厳しいオリジナルルールで対戦をしていたらしく、運が良く見えるのは実のところこのような凄まじい環境で鍛えられた確かな実力なのかもしれない。動画のトークでは麻雀のネタがたびたび出てくるが、一方で桃鉄自体も麻雀をかなり参考にしたゲームバランスであるため、もしかすると相性が良いのかもしれない(ちなみにいたストは苦手なのか逆に友人に負かされたりするとか)。
その企画の完成度の高さゆえ、これをリスペクトしたゆっくり実況プレイを投稿する人も多い。桃鉄ハンデ戦の数々をゆっくり見ていくのも面白い。桃鉄は自由度の高いボードゲームゆえに、プレイヤーの性格が直接現れやすい。コンセプトこそ似ている企画でも、いざプレイすると中身は千差万別なのである。ちなみにさ技師氏の得意スタイルは進行系を駆使した速攻戦法が中心で、作品を問わず通用しやすいのが特徴。
桃鉄12ゆっくり実況プレイ
50年のハンデをつけて、さ技師が行く。2010年8月26日完結。
▶登場人物
さ技師+ゆっくり
投稿者であり、天然ハッカー。実況担当はゆっくり。50年のハンデをつけて他のプレイヤーと戦う。
えんま
COMその1。安定した実力を持つ相手で、視聴者から敵視されていた。しかしUSAにて・・・。
あしゅら
COMその2。
貧乏神が大嫌い···なのだが、やたらとハリケーンボンビーに好かれる。基本的に薄い目を引く。なんだか応援したい子。
公式設定上もイラストを見ての通り、れっきとした男性なのだが、何故か視聴者からは女の子扱いされる事が多い。
らいじん
COMその3。
豪速球を愛する妨害厨。故にこちらも視聴者から嫌われている。
桃太郎電鉄USAゆっくり実況プレイ
55年のハンデをつけて、さ技師···いや、さっちゃんが行く。2010年10月29日完結。
▶登場人物
さっちゃん(さ技師)&ゆっくり
ロムハッカー再来。USAは「技師」という肩書きが存在しないため、さっちゃんを名乗る。前回よりも長い、55年ハンデからアメリカの鉄道王を目指す。
えんま以下略
COMその1。説明? 以下略。終盤で会社経営的にもキャラクター的にもまさかの転機が訪れる。
あしゅら殿下
COMその2。前作の人気キャラ。視聴者からの応援もちらほら。ここでも視聴者からはやっぱり女の子扱い。
らいじん大佐
COMその3。名前は「らいじん」だが、中身は最強COMの「さくま」。高い実力と、こちらは本当の意味で運の良さを調整されている本当のロムハッカー。その強運でさ技師の前に立ち塞がる?
桃鉄15ゆっくり実況プレイ
絶望的なハンデをつけて、さ技師が行く。2011年2月3日完結。
▶登場人物
さぎしのサンバ(さ技師)&ゆっくり
日本に帰ってきたロムハッカーがまたまた大暴れ。15でも「技師」という肩書きが存在しないため、近い名前になっている。前作よりもさらに絶望的なハンデをつけて他のプレイヤーと戦う。
えんま店長
COMその1。えんまコーヒーの店長。「店長」になった由来は前作のUSAを見てね。
あしゅら艦長
COMその2。ハリケーンの嫁さん。妨害はしない主義の淑女。それゆえか動画内では人気上昇中。絶好調の効果は、本気を出せば全COM最強とも噂される。
今シリーズでは最早完全に萌えキャラとして確立していた。
さくま(笑)
COMその3。最強(笑)。困った状況になるとすぐに絶好調になる(他プレイヤーからの攻撃を受けると絶好調になりやすいのは仕様らしい。納得)。この最強ランクのCOMを1名だけにとどめている理由として、「すでにえんまやあしゅらはキャラが確立されているので外すのが勿体無い」のと、「COMキャラ同士の強さに偏りを持たせることでさくまに資産が集中することで難易度をさらに上げる」ため。実際、個性派ぞろいの桃鉄COMキャラは、異なる個性を持つメンバーを組み合わせると、単純に最強のメンバーで固めるよりも厄介になることが多いのだ。
桃鉄16ゆっくり実況
桃鉄1·29名古屋決戦(字幕つき)。事情により2011年3月7日本編を終了させた。
▶登場人物
さぎしのサンバ(さ技師)
投稿者、列車の色は赤。名前は前作同様さぎしのサンバ。今回はハンデなし。
ありま社長
友達その1。列車の色は青。ソフトの所持者。昔一度だけ、さ技師に土をつけたことが有るらしい。
E浪漫(笑)
友達その2。列車の色は黄色。この勝負の発起人。最後にプレイしたのは初代ゲームボーイ桃鉄(SUPER桃太郎電鉄)と言い張る。
この動画について
- この動画は今までのようなコンピューター相手のプレイではなく、対人プレイとなっています。
- ゲームプレイヤーは全員お酒を飲みながらプレイをしています。
- 初期設定では50年設定ですが、後のほうで15年に変更してます。
- 最終回は諸事情により、シンプルな【プレイ動画】となっています。
桃太郎電鉄12(西日本編)ゆっくり実況プレイ
40年のハンデをつけて、さ技師が帰ってきた。「培った編集技術でもう一度桃鉄12をやり直す」ことにしたのだとか。九州なんてなかった。2011年7月21日完結。
▶登場人物
さ技師&ゆっくり
ハリケーンのいない12西日本編、勝機はあるのか?
えんま店長
COMその1。えんまコーヒー店の店長。
あしゅら大使
COMその2。通称ハリケーンの嫁。しかし西日本に旦那はいない。全国へ単身赴任中の旦那も影から見守っているだろう。
らいじん投手
COMその3。豪速球が大好きだが、西日本には売っている店が存在しない。そんな彼が目につけたものは···。
桃太郎電鉄12(全日本編)R
12全日本編再び。西日本編と同時進行。そして始めたその頃はまだ知らなかった···あんなことになろうとは。2011年7月16日完結。
▶登場人物
さ技師&ゆっくり
おなじみ、青い電車のロムハッカー。
カルラ大臣
COMその1。緑の電車。桃太郎伝説一番とも言われる悪役が、桃鉄界に殴りこみ!?
あしゅら総理
COMその2。これもおなじみの黄色い電車。通称:ハリケーンの嫁。叩かれてキャラが立つからと、唯一そのままの名前で参戦。
ヨヨ姫
COMその3。赤い電車。どんな状況下でも豪速球を愛してやまない剛球魔。バハムートラグーンの世界から殴りこみを仕掛けてきたが、その名にふさわしい行動は一見の価値アリ。
女神転生シリーズ
女神転生シリーズでは、主に条件をつけた制限プレイを行い、編集によってそれ自体が二次創作に近い位置づけのストーリーをプラスしたものになっている。一見するとどこが編集されたのかわからないような珍場面も多いほか、多数の登場人物を生き生きと動かし、物語や世界観をより立体的に視聴者へ伝えるため、シリーズを知らない人でもすぐになじめるだろう。また、移植版で追加されたイベントをSFC版の画面で再現するなど、そのファンサービスには涙が出る。筋金入りのマッパーであり、どんな状況でもマップ埋めは欠かさない。
真・女神転生
2012年2月5日完結。制限プレイとして主人公は「防具を装備しない、要するに全裸」で進行するというもの。しかも基本的にほとんどの施設を封印したうえで、戦闘終了時に死亡している仲魔は消去するという条件も加えている。この状態で「全てのボスを撃破する」ことを目指す。全裸に関してはその後の作品でもネタとして使っており、キクリヒメが腐女子化するなど、色々な意味で波乱だらけ。ストーリーを補完する丁寧な編集にも注目したい。
シオ
主人公。繰り返すが全裸。
マヨネーズ
ロウヒーロー。命名理由は···後半になれば自然と分かる。
ケチャップ
カオスヒーロー。命名理由は···後半、「見ての通り」である。
ショウユ
ヒロイン。途中からだんだんと危険な言動が増えてきており、視聴者からはよく「Ex-Chaos属性ではないか」と疑われている。言動だけでなく、しょっちゅう仲間に辻斬りをしようとする。本人は魔法少女のつもりらしいが、お前のような魔法少女がいるか。
はかいそう
ショウユの頭の中に出現し、そのまま頭の中に置き去りにされたかわいそうな方。
真・女神転生Ⅱ
2012年8月26日完結。前作に引き続き、可能な限りのボス撃破を目指す。今回は全裸制限はないが、ヒロインのハイレグアーマーを換装しないなど、防具に関しては相変わらず紙装甲という条件が付く。前作に引き続き、ストーリーの補完も見事。スポットライトが当てられないサブキャラクターのその後や、はかいそうが前作から引き続いて登場するなど、色々な意味で見所盛りだくさん。
フェネル(アレフ)
主人公。悪魔召喚プログラムを使い、多数の仲魔を取り扱う。その言動はどう見てもCHAOS属性っぽいが、今回のルートは···?
ナツメ(ヒロコ)
パートナーにしてヒロイン。しばしば周囲を振り回す主人公の良いツッコミ役になることが多い。今回は彼女にも装備制限あり。
アニス(ベス)
パートナーにしてもう1人のヒロイン。テンプルナイトゆえにLAW属性の発言をするが、周囲はNEUTRALやCHAOS属性の仲魔ばかりで、1人浮いている。
ドリミス(ダレス)
偽メシアとしてフェネルと戦わされることになった男。しかし偽とはいえメシアの役割を持っただけのことはあり、後にフェネルたちの知らないところで結構活躍したりする。
カガチ(ギメル)
千年王国のテストケースを運営している男。フェネルからは呆れられている。
ジンジャー(ザイン)
テンプルナイトの1人。フェネルとは何回か顔を合わせることになるが、その結末は···?
その正体は···公然の秘密。CHAOSの頂点である存在だが、彼から見てもフェネルはCHAOS度が高いらしい。
真・女神転生NINE
2013年4月30日完結。真I·IIからの正統続編との呼び声が高いながらも、旧Xboxでしかプレイ不可能という仕様ゆえにプレイできる環境が少ない作品。架空のネットワーク空間「イデアスペース」と、それを管理する「中央管理局」、そして人知れず出現する悪魔たち。RTSシステムと、主人公が男女で選べるのがポイントでもある。
湯造 司郎(アズマ・ケイ)
主人公(男性)。読みは「ゆつくり しろう」。1人だけ漢字名なので浮いているが、まずはゆっくりしろ。新宿でトラブルに巻き込まれ、助けられた中央管理局にスカウトされ、断ったものの後日半ば宗教の脅しに近い勧誘という無限ループに根負けして、中央管理局のデバッカー(いわば警察組織みたいなもの)に所属する。視聴者にはロリコンではないかと言われている。
バラキ
司郎の親友。司郎と一緒にトラブルに巻き込まれ、彼はノリノリで中央管理局の誘いに乗ってデバッカーになった。戦いの腕前は確かだが、地味な仕事が苦手な上、どうにも暴走気味なため、視聴者からカオスヒーローではないかと言われる。
ミランダ
中央管理局でデバッカーをやっている女性。わけあって、司郎のパートナーとして一時的に組む。解説役としても登場したことがある。
ムビオラ
中央管理局でデバッカーをやっている男性。冷静沈着な性格。真面目すぎて色気にまるで免疫が無い様子。ハニートラップには引っかかるなよ、絶対だぞ?
スミレ
家族も連れずに街を1人歩いていた女の子。助けられたことをきっかけに司郎と関わる。スミレprpr。司郎の下心は本能で読めるらしい···。
エミ
司郎の妹。「お兄ちゃん大好き」というワードで巧みに司郎の心をキャッチ。
女神転生II
FC版の女神転生2作目。今回は独自のキャラ設定(?)に、これまでのメガテンシリーズの影響をかなり受けている模様。制限プレイとしての内容は特に明記されてはいないが、ヒロインの体防具がハイレグアーマーというあたりは譲れないらしい。
シロウ(主人公)
前回の湯造司郎をリスペクトしたと思われる名前。今回も独自のペースで周囲の人物をかきまわす?!
バラキ(親友)
こちらも前回のバラキをリスペクトしたと思われる。シロウと違ってかなりの常識人だったのだが…?
カナ(ヒロイン)
東京タワーの魔女と言われ恐れられていた女性だが、実は人間キャラとしてのパートナーである。なんでも、片手に刃物・片手に銃を持って人々に癒しを与える魔法少女などと言っているが、だからお前のような魔法少女がいるか。シロウに「癒し系魔法少女」⇒「嫌死刑魔法少女」⇒「死刑魔法少女」と認定された。
ハイレグアーマーを着せられた報復としてシロウに呪いの武器を強要している。曰く「呪いの武器でHPが削られれば、シロウの生命線を私が握れるから、回復役として癒し系魔法少女を確立できる」とのこと、立派なヤンデレです。