うごイラとは
2014年6月25日にPixivに実装された、アニメーション作成/表示システム。
ユーザーが投稿した複数の画像を、指定した間隔で連続ループ表示させることでアニメーションとして動作させている。
JavaScriptで連続表示させているため、画像形式は(動かない)GIF、PNG、JPEGで構わない(アニメーションGIFをそのまま投稿することもできる)。
活用法
単純にアニメ作品を投稿するというのも良いが、イラストのメイキングを一画面で済ませることが可能であり、自身の作例や描画方法を実感してもらうことができる。
またgifアニメの技術を応用し、ちょっとした『ミニゲームもどき』を作ることも可能な模様。
投稿方法
うごイラで投稿するイラストは1イラストごとに表示時間(フレーム時間)を設定することができ、それぞれのイラストに表示時間を設定することで、イラストをアニメのように表示することができる。
(※画像のフォーマット(拡張子)、画像サイズをそろえる必要があります。)
予め作成したgifアニメを一括で投稿することも可能。
投稿・閲覧に際して
画像を(無理矢理)連続表示しているだけのため、アニメーションフォーマットの単一ファイルとして直接保存することはできず、「エクスポート」させる機能が実装される様子もない。
ただし、表示に使われている画像(をうごイラがブラウザ上で取得するのに使っている、JPEG変換された画像入りのZIPファイル)そのものを保存することはできる。
うごイラが動作しているページを表示した状態で、以下のJavaScriptを(JavaScriptコンソール上などで)実行するとよい。
window.location.href = pixiv.context.ugokuIllustFullscreenData.src;
JavaScript未対応、または特定のJavaScriptが動作しない一部のブラウザ、においては全くうごイラを閲覧できない(投稿もできない)。
うごイラの再生中に左クリックを行うことで再生を一時停止することができる。
全画面化機能にも対応。ブラウザによっては(許可すれば)全画面でアニメーションを楽しむことができる。
右クリック保存をしようとするとうごイラ内部で使用されている長大な(画像自体をBASE64エンコードした)URLで表示されたりして結構面倒。
ピクシブ百科事典では
2014年6月現在では、うごイラ作品をピクシブ百科事典のメイン画像や挿入イラストとしては使用できない模様。
作品製作及び閲覧に際しての注意
「うごイラ」による作品は連続した画像でもって動きを表現するものであるが、この連続性に関連して「ポケモンショック」記事にて「うごイラ」に関する注意が喚起されている。
「ポケモンショック」とは、あるアニメ作品において赤色と青色の連続した点滅効果を表現したところ、視聴者がその瞬間的に激しい光の明滅によって「光過敏性発作」による激しい身体症状を引き起こしたという実際の事件の通称である。
嘔吐や激しい頭痛が現れ、病院への救急搬送あるいは搬送後に入院となってしまった事例もある。
さらに詳細部分は「 ポケモンショック 」記事を参照。
近年でもテレビ放映に際し多重のフラッシュが映像として流れる記者会見などの場面では注意喚起のテロップを流すようになった他、映像に陰影加工を施してその激しい明滅を軽減するなど対策も取られている。
「うごイラ」においてもその表現に特に激しい光の明滅として閲覧者に知覚され得るような連続がある場合、先の「光過敏性発作」を喚起してしまったり閲覧者の身体に悪影響を与える可能性がある。
「ポケモンショック」記事では、「うごイラ」を用いた作品の製作者にはフレーム速度変更などによる刺激の低減を、閲覧者には作品閲覧に際して色彩や光の明滅等への注意を喚起している。
技術面や対策やさらに具体的な記述についても「 ポケモンショック 」を参照。
作品制作、閲覧の両者の立場からそれぞれに注意をしていきたい。
関連リンク
関連タグ
イラスト パラパラ漫画 pixiv えもふり ポケモンショック
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作品別
- 各タグの名称は、サービスの名称である「うごイラ」をはじめ「うごく」、「ムーブ(move、ムービングなど)」、「アニメ」など、動くことにまつわる語と作品名や作品の特徴などが組み合わさった名称となっている。
- また「うごく」をタグ名の基本とする名称の場合、「動く」と漢字表記にならず「うごく」と平仮名表記となるのは、サービス名称である「うごイラ」の該当部分が平仮名表記であることに対応する形であることに由来する様子である。
系統別
(アルファベット優先、50音順)
作品個別
(アルファベット優先、50音順)
「腐向け」関連
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