データ
艦名 | 龍鳳 |
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図鑑No | 185→190 |
艦級 | 龍鳳型1番艦 |
艦種 | 軽空母 |
CV | 公式未発表 |
絵師 | 公式未発表 |
概要
潜水母艦「大鯨」をLv25で改装することにより、艦種が軽空母に変更される。
モチーフとなった実在の艦「龍鳳」についてはこちらの記事を参照。
CVは天津風と同じ小倉唯、イラスト担当は時雨と同じ玖条イチソ氏と思われるが公式未発表である。
名前が変わるのは「Верный」に次いで2隻目。艦種が変わるのも「千歳」「千代田」以来である。ちなみに名前が変わった後に改にできるのは彼女が初めてである。
大鯨からの改装には「改造設計図」を1枚必要とするので注意。
(※設計図は、イベント海域やExtraOperation海域(X-5)をクリアした際に貰える勲章4つと引き換えで数が少なく、利根改二/筑摩改二/Bismarck zweiにも必要なため、使用が慎重に成りやすい。2014年6月現在では、最高で毎月3個の勲章しか手に入らない。)
また、大鯨と同一艦隊に入れることが出来ない。これは、「響」と「Верный」と同じ関係であると思われる。
印象から時雨の姉に見えると専らの評判。
元になった艦から言えば祥鳳型の妹なのだが。
ちなみに提督間ではそれ以前に有名になった某アルター使いの正義漢と名前が同じ為、しばしば合体させられたり大鯨がその人の真似をさせられるなどのコラボネタが使われている。
ただし厳密に言うならばあちらは「劉鳳」であり、こちらの龍神の龍と違ってあちらの劉は「殺す」という意味の劉である。
容姿
時雨改二の髪を短くしたような癖のある紺のセミロングに赤い瞳の垂れ目が特徴。
髪はアホ毛の他にくせ毛によって側頭部から一房づつ外に跳ねている。また後ろ髪は布のようなもので2つにまとめられて肩から前に流され、ついでに日の丸を意識した鉢巻が前髪の上から巻かれている。
服装は桃色のセーラー服と赤地に白のラインが入ったネクタイ。その上から振り袖のついたピンクの和服風の上着を着用し、胸には胸当てが付いている。また袖には桜花の柄があしらわれている。
下はピンクのミニスカートと黒のストッキングにぽっくりのようなものを履いている。
またアクセサリーとして左側頭部にはクジラのキャラクター髪飾り、首元には青い勾玉が吊るされた首飾りがある。大鯨の時より胸部装甲が大型化している。
艤装は空母化したことで従来の「腰に煙突とクレーンと電探を装備」から、クレーンを外して矢筒を装備。左肩にも肩当てのような飛行甲板を装備し、手には身の丈を超える和弓が持たれている。
また左太ももに装甲が取り付けられているが、これは大鯨時は右についていたものである。
ちなみに色鮮やかな桜花柄の着物が目を引くが、これは戦争末期、龍鳳が悪名高き特攻兵器「桜花」の輸送艦として使用されたという悲惨な史実に由来すると考えられる。この時点ではネクタイは一本。
また、桜花の輸送艦仲間としては他に雲龍がいる。
具体的には1945年1月、龍鳳が桜花を輸送すべくヒ87船団にて門司港より出撃した。この時に護衛していたのが海防艦や駆逐艦であり、その中に時雨、浜風、磯風の姿もあった。1月7日に輸送船の一つが沈没させられたため、護衛艦の時雨を伴って船団を離れて基隆に向かったというもの。この二週間後の1月24日に時雨は沈没している。
龍鳳改
龍鳳をさらにLv50まで鍛え上げることで改造可能。今度は設計図なしでも大丈夫なのでご安心を。
改装することによって若干容姿が変わる。
髪型や顔などは同じだが、改になることによって少し髪が長くなり、左側頭部に電探(?)のような髪飾りが追加されている。
その大きな違いがカラーリングであり、改になることで赤系統の服装が青系統(正確には翡翠色に近い)の服装に変わる。具体的には青白のセーラー服の上から振り袖のついた青い和服っぽい上着を着用している。またこの時にネクタイも先が2つに増え、袖の桜花柄も変化している。
恐らく太平洋戦争末期の艦艇に見られた迷彩カラーを意識していると思われる。他の空母では瑞鶴、瑞鳳、千歳、千代田、大鳳がそれぞれ改装すると迷彩化している(大鳳に関しては迷彩というよりも表面コーティングだが)。
史実で迷彩塗装化が施された仲間である隼鷹は改二で実装されている。
艤装としては左の甲板が完全に当世具足の袖のような厳めしい蛇腹型に変化し、さながら戦国の戦姫といった雰囲気を醸している。また背部の煙突もゴテゴテしたものに強化され、左太ももの装甲はそのままに、右太ももには新たに対空機銃が追加された。
ちなみに改になるとさらに胸部装甲が大型化している。少しはあの軽空母に分けてやりたいくらいだ。
また龍鳳までは確認できていた勾玉のついた首飾りは改になることで確認できなくなり、身につけているのかは不明である。
性格
素直で礼儀正しく、まっすぐで健気な娘。
家庭的で家事全般もそつなくこなし、掃除なども率先してするなどかなり女子力高し。
空母になったことがよほど嬉しかったのか、事あるごとに出撃を上申しており、その度に却下されては消沈して引き下がるなどオシが少し弱いようだ。
またあまりに出撃したがるものだから、一部では戦闘狂のたぐいではないかとも噂されている。武勲のなさをコンプレックスにしているのかもしれない。
提督との関係は良好。
もともと家庭的な性格もあり、提督の身の回り世話を積極的かつ完璧にこなしている。
また提督に対して出撃を具申する際は子供のように甘える姿も見受けられる。
常に提督に感謝と信頼を寄せており、積極的に尽くす姿に一部の提督からは提督LOVE勢の一人に数えられている。
また以上のような家庭的な性格から「お艦」「良妻軽母」などとも呼ばれている。
性能
耐久力は祥鳳型より高く飛鷹型に近いが、艦載数は祥鳳型のそれである。
また本人も言及しているが、祥鳳型と違って「速力:低速」であるため、艦隊の被弾率を上げる可能性が上がり、特定海域での羅針盤にも影響を及ぼす。
総合的に見れば鳳翔の上位互換といえる性能であり、本格的な性能を発揮させるには「改」に改造する必要がある。
龍鳳改
性能面では鳳翔改と瑞鳳改の中間のステータスだが、火力は32(+3)、さらに対空は62(+23)と両者を大きく引き離し、正規空母並みの数値となっている。
初期装備も「九七艦攻(九三一空)」と「12cm30連装墳進砲」と、開発不可のレア装備を引っ提げて来てくれる。
九七艦攻(九三一空)は対潜能力が高く、カ号観測機などと組み合わせると有用である。
艦載機の合計搭載数は祥鳳型より若干少ない程度とパッとしないが、龍驤並にスロットの偏りが大きく、21/9/9/6となっている。
このため改二勢である千歳、千代田、龍驤を除けば最大の搭載数を持つスロットを有しており、ここに艦戦を、残りに艦爆等を積むことでボーキサイトの消費を大幅に抑えた運用が可能となっている。
火力の高さも合わせて、航空戦よりも砲撃戦での戦闘に主眼を置いたスタイルと言えるだろう。
終戦を迎えられたことからか、運の値が僅かに高い。ただし実戦の経験がマリアナの大敗一回だけのせいか、隼鷹や鳳翔といった武勲空母には及ばない。