図鑑データ
「我が索敵機から逃げられるとでも思ったか!」
概要、出陣だな!
2014年の春季イベントにおいて、筑摩改二と共に実装された利根の航空巡洋艦としての改装である。
必要練度(レベル)はLv70と高めの上、2014春季イベントから導入された新アイテム・勲章を4つ集めると交換できる改装設計図が必要と、敷居は高いがそれに似合った性能を発揮してくれる。
勲章はExtra Operationと呼ばれる海域のゲージ破壊で毎月手に入るほか、イベント攻略報酬やクエスト報酬としても入手が可能【現在は1-5/2-5/3-5/4-5/5-5/6-5の五か所(2018.12現在)】。
この時の為に、性能は整備したのじゃ!
利根改からの性能上昇(最終値)は、【火力+3、雷装+3、対空+3、索敵+11、運+5、耐久+3、装甲+2、搭載+2】で、それ以外はほぼ据え置き(燃費がやや上がっている)と純粋に強化されている。
装備スロット配置は、ある程度均等に分けられた最上型とは異なり後半に大きく偏っており、総搭載数では最上型にわずかに劣るものの、3番目のスロットは搭載数9機と航空戦艦に次ぐ数である。
これにより航空戦で大きな戦果を得るには3スロットは水上機に充てておきたい最上型に対して、十分な火力を維持したまま航空巡洋艦としても性能を発揮することが出来るようになっている。これは史実での思い切った武装配置に由来する。(後述)
逆に独特な偏った搭載数配置のため前半2スロットには大した搭載数が割り振られていないので、砲撃戦や夜戦での火力を重視しないのであればこれらのスロットには電探や対空砲を載せて索敵値や対空値の底上げを図った方が良い。
後に実装された妙高型の改二=重巡の改二が純粋にその性能を伸ばしてきたことで、火力や回避の面で見劣りが出始めたが、大きく引き離されたわけではなく、用途や好みで使い分けられる範疇に収まっている。(夜戦カットインまで考えて堅実に行きたいのであれば火力と回避、運の高い妙高型改二、航空戦や弾着観測射撃を活用して昼間の内に片付けるのなら対空と搭載数の高い利根型改二といったところか)
また、航空火力艦は本来空母用の補助装備である「熟練艦載機整備員」の装備が可能なため、これを利用すると【火力+10/射程:長】という大幅なテコ入れが実現でき、改二重巡でもトップクラスの火力に返り咲きながら昼戦で先制攻撃まで可能という“鬼に金棒”状態となり、索敵値の高さと相まってイベントや難関海域の突破の強い味方となってくれる。
ただし、熟練艦載機整備員は2014年夏季イベント『AL作戦/MI作戦』E-3の突破報酬か、雲龍改の出撃任務『「第六〇一航空隊」出撃せよ!』を達成する必要があり、現時点ではそれ以外の入手方法は無い。
元の利根型重巡洋艦は、そもそも飛行甲板がそれらしい形(待機甲板と発射甲板で前後二段になっていた)をしていないだけで、後部甲板を全て飛行甲板に充てる航空巡洋艦に近い設計を取り入れつつ、通常前後に分散される主砲を前方に四基集中配置することで火力も維持した(後方にわずかに出来る死角は「転舵すれば問題なし」とした)軍艦であり、爆撃能力を有した九五式水上偵察機を搭載し、所属した水上機隊は実際に爆撃任務にも従事するなど、ゲームでの航空巡洋艦のそれと同じ活躍をしている。
この為、航空巡洋艦への改装によりゲームシステム上の性能と史実での活躍とが合致したとも言える。
初期装備に三隈砲と呼ばれるレア装備・「20.3cm(3号)連装砲」、更に開発不可でランカー報酬と遠征任務でしか入手出来ないネームド水上爆撃機「瑞雲(六三四空)」を持って来てくれる。
航空巡洋艦になった事で「瑞雲」などの水上爆撃機を運用できるようになり、索敵フェイズだけでなく、航空戦フェイズや砲撃戦フェイズで空母に混じって実際に艦載機を飛ばすようになったのだが、相変わらず「カタパルトが不調だと!?」と連呼し、利根を愛用する多くの提督からは心配の的であった。
しかし、2014年8月8日のアップデートと同時に新ボイスが追加され、暇な時にカタパルトを整備するようになった。おかげで戦闘中も「この時の為にカタパルトを整備しておいたのじゃ!!」とバッチリ本調子で稼働するようになっている。
奇しくも利根のカタパルトが不調で艦載索敵機の発進が遅れた為に、敵艦隊を早期に発見出来たとも言われたミッドウェー海戦をイメージした『AL作戦/MI作戦』開始によるアップデートであった。(一連のアップデートで追加された台詞には同イベントに絡めたものもあったが、何故かイベント終了後も聞ける模様)
なお、雷撃フェイズでも先の「カタパルトを~」という台詞が聞ける。一体カタパルトを何に使う気だ。
その容姿もらったぁ!
白いリボンで結われたツインテールやグリーンのジャケットに赤の蝶ネクタイ、左のみ着用したサイハイソックス、ロンググローブなど、が元のキャラクター記号として残っている。
主な変化した部分は、艤装が戦艦を思わせる背中から伸びたアームで保持された形になり、スカートが上衣と一体化したものからスリットの入った黒のタイトスカートに変わった。
なおこのスカート、チャイナドレスとも形容されるほど、スリットが非常に深い割に下着の類は見えず、はいてない説、前貼り説、ハイレグのインナーレオタード説などがある。ちなみに、劇場版アニメでは白の非常に角度がキツいハイレグインナーを履いているという設定だが、設定画が前面の最低限しか存在しないため、後ろがどうなってるのかとかレオタードじゃないのかという点は謎に包まれている。
2018年11月、ついにアーケードに実装され公式に3Dモデル化されたが、そちらでも角度がキツい白のハイレグインナーを履いていることが確認されている。しかしスカートの形状の都合で後ろがどうなっているか未だに謎である。
また中破時には白いブラの一部が確認できるが通常のブラ紐と比べると太く見えるため、スポーツブラ、もしくはスク水やレオタードのようなブラとパンツが一体化したインナーを着ているものと推測できる。
アームで保持された艤装は、右手側が艦橋から前部の船体をイメージした形状、左手側が艦後部の飛行甲板(元の利根型の二段式ではなく、最上型や伊勢型の「全通式」を参考にしたものと推定)となっている。
指差しポーズは相変わらずだが、戦闘中を思わせる色々翻ったポーズに変化。
中破すると色々しおれて相変わらず不貞腐れ、座り込む。
なお、胸はやや前傾したポーズとなったにもかかわらず、アンダーバストの影面積が減少。貧乳である可能性が増した。アーメン……
――にも紅葉わらず、ピクシブに投稿される作品のいくつかはかなり立派なものを装備してらっしゃる場合が多く、その場合筑摩に近いグラマラス体型をしている。さしずめ、『のじゃロリ巨乳』とでも言うべきか。
なお、後のサンタコスの中破絵で明らかになるが、筑摩に及ばないにしても、それなりのものを装備している模様。
この時の為に、関連イラストを整備したのじゃ!
どれどれ、どんな関連タグじゃ?ふ~む…
同型艦(利根型) 長女:利根(艦隊これくしょん) 次女:筑摩(艦隊これくしょん)