概要
アメストリスの中央(セントラル)を振るいあがらせた連続猟奇殺人犯。元は肉屋で、動物の肉を切り分けるうちに包丁を振るうことに快楽を感じるようになり妻を惨殺、その後も夜な夜な町に出歩いては辻斬りを行っていた極悪人。軍により捕縛され、表向きには処刑されたことにされたが、ホムンクルスにより鎧に魂が植え付けられてしまった。
スライサー兄弟と共に第五研究所の護衛を行っていたが、エルリック兄弟の潜入を知ったホムンクルスに爆破されて第五研究所は崩壊。アルフォンスと格闘していたバリーも混乱に乗じて脱走した。
その後はしばらく身を隠していたがホークアイ中尉の強さに惚れ込み、勝手に東方司令部に居着く。奇しくもヒューズ中佐殺害犯を追っていたマスタング大佐と協力関係を結び、ファルマン准尉のアパートに下宿することとなる。その後もリン・ヤオと協力してヒューズ殺害の濡れ衣を着せられたマリア・ロスの脱獄を手助けしたりする。
アルフォンス、ホークアイと共に再び第五研究所地下に潜入した際にはラストに襲いかかるも一瞬でバラバラに切断されて再起不能に陥る。そして契約の血印を思わぬ相手に破壊され、その数奇な生涯を終えることとなった。
また、鎧のデザインを行ったのはアルフォンスの鎧を作成した人物らしく、意匠が似ていないことも無い。
旧アニメ版では原作とは異なり生前はイケメンということになり、女装も完璧にこなした。また、生前にウィンリィ・ロックベルを襲撃しており、エドと矛を交えている。鎧人間にされた後は、軍に雇われ暗殺をこなしている。