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「この時、俺はまだ知らなかった。 凍りつく時間の中でただ一人、世界を救うために、 立ち上がった戦士がいたことを…。」

概要

物語から半年前のグローバルフリーズ勃発時、重加速の中で身動きがとれないく人々をロイミュードの魔の手から救った戦士の俗称。体を「光の繊維」にしてしまうロイミュードから詩島霧子を救ったのも彼である。

決め台詞は「名乗る必要はない。今から倒される者どもに。」

彼の活躍によりロイミュード達は一掃され、グローバルフリーズも終結。しかしプロトタイプであるが故に、ロイミュード達のコアを破壊するには至らず、後に復活したハート・ロイミュードとの戦いに敗れて戦死してしまったとベルトさんが語っている。

この出来事以来ロイミュード達は彼の事を自分たちの宿敵として認識し、以後仮面ライダーと呼ぶようになったという。

外見

外見はドライブに酷似しているが、頭のウイングが無く胸部にタイヤが存在しないタイヤを装備するためのモールドは存在する)。

※ただしタイプスピードのブレストカウルが凹型なのに対し、こちらはタイヤ装備状態のような凸型である。

さらにプレミアムバンダイのTKPB商品ページに「タイプスピードタイヤが完成する前のメカニカルディテールが多い胸パーツ」と記されていることも含めると、「タイヤを装備するためのモールド」というよりは「タイヤの代わりに装備されている胸パーツ(ブレストカウルを覆う蓋)の表面ディテール」のようなものであると考えられる。

また、試作型だけにボディカラーはでラインはなどの違いがあり、このカラーリングはプロトドライブを研究して造られたといわれる魔進チェイサーにも見られる。

通常技

高速移動+連続パンチ(正式名称不明)

タイプスピードと同様、ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを捻り、シフトレバー3回倒し「スピ!スピ!スピード!」の電子音声とともに発動。

高速で相手に急接近し連続でパンチを叩き込むというプロセスはタイプスピードと共通するものの、

  • タイヤが装備されていないためタイプスピードタイヤの高速回転がない
  • 接近方法がスライディングではなく走行
  • パンチ時にメーター状エフェクトが出現しない

といった違いが見られる。

なお、第1話でタイプスピードが同様の技を発動した際には初変身の直後で手探り状態であったためかレバー操作は比較的慎重におこなわれていたが、プロトドライブは事前の訓練が十分だったのか手慣れた様子で極めて素早く操作・発動している。

必殺技

ライダーキック(正式名称不明)

タイプスピードのスピードロップと同様、ドライブドライバーのアドバンスドイグニッションを捻り、シフトブレスのイグナイターを起動、シフトレバーを倒し「ヒッサーツ!フルスロットル!スピード!」の電子音声とともに発動。

敵の攻撃を弾くことが可能な、鮮やかな色彩のエネルギーフィールドを身に纏って上空へと跳躍・浮遊し、目標の高度で素早く姿勢を転換後、強力なキックを一直線に叩きこむ。

トライドロンを伴わないため、反動を利用した連続キックではないという点がタイプスピードとの最大の違いといえる。

また、プロトドライブの性能ではロイミュードのコアを破壊できなかったということはTVシリーズで既に語られていたが、この技でロイミュード005を初撃破した際にベルトさんは「やはりコアは、破壊できない、か…」と呟いているため、この時点に至るまではまだ確証がなく、僅かな可能性に賭けていた部分もあったものと考えられる。

※ただしボディを完全破壊、バイラルコアにも損傷を与えており、先述のとおり活動開始直後の下級ロイミュードを駆逐する分には問題ない威力を有している。

正体

現時点ではその正体は謎に包まれているが、ベルトさんは「」と呼称していたことから男性であったことは間違いない。

なお、MOVIE大戦で配付された第0話DVD(グローバルフリーズの挿話)では、チェイスと同じ上遠野太洸氏が声を当てている

一方で、MOVIE大戦で判明した事実や、魔進チェイサーがプロトドライブのデータを元にしていると推察し、声が同じであるにも関わらずチェイスの人間態に対してベルトさんが全く無反応であった点から考えると、元々人間としての姿が無かった(人間が変身した姿ではない)=人間ではない可能性もある。

そして11話にてチェイス人間でないことが判明した。やはりプロトドライブの正体は……

 

※ネタバレ注意※

 

14話にて、彼の正体が魔進チェイサーの変身者であるチェイスと同一人物であることが判明する。

グローバルフリーズ後に復活したハート・ロイミュードとの戦いの後に、どのような経緯があってロイミュード側の戦士である魔進チェイサーとなったのかは現在詳細不明。

余談

仮面ライダープロトタイプは過去にもイクサバースなどサブライダーでしばしば存在したが、主役ライダーにおいて機能が劣る試作型は初となる。

主役ライダーの試作品自体はダークカブトが存在するほか、主役ライダーがシステム1号機ではないことはファイズブレイドキバなど過去にも少なからず存在する。

ガンバライジングではND2弾から参戦が決定した。

ガンバライジング参戦キャラの中では今の所、唯一セリフが収録されていない。

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