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やらせの編集履歴

2015-03-03 22:51:33 バージョン

やらせ

やらせ

テレビ番組における有名な演出法のひとつ

事実とは異なる捏造脚色などを行いながらそのことを隠し、捏造した誤った情報を「事実」として聴衆に伝えること。

主にテレビバラエティ番組、ドキュメント番組、報道番組などで頻繁に用いられる有名な演出法のひとつである。

日本に限らず昔から世界中のマスメディアで広く用いられている。

概要

元々は業界用語だったが、あるテレビ番組の「やらせ事件」が発覚し社会問題となった際に一般化し、広く知られるようになった。

しかし元NHK職員曰く「やらせという言葉は新聞が作った言葉でテレビ局内では使われていない」とのことである。

用語が定着した経緯

やらせ」という用語が日本国内で一般化したのは1985年テレビ朝日製作のワイドショー「アフタヌーンショー」における、やらせ事件が発端となる。

ディレクターが「何か面白いもの撮りたいねー」と知人の暴走族に依頼。人を集めて仲間内でリンチを行う映像を撮影し、それに「激写! 中学生女番長! セックスリンチ全告白!」というタイトルを付け放送した。

放送から38日後の10月8日、リンチ加害者の少女の証言からこの事件が発覚。

ディレクターは暴力示唆の容疑で逮捕、テレビ朝日をクビになり、社長が謝罪して番組は打ち切りとなった。

なおこの事件によりテレビ朝日は放送免許更新を総務省に拒否されかねないという未曾有の危機に陥った。


1992年には朝日新聞のスクープによりNHKドキュメンタリー番組でのやらせが発覚したが、スクープした朝日新聞もやらせ報道をやらかしている。外部リンク


やらせ発覚後、刑事事件や打ち切りに発展したものから「どうせやらせだろ」程度の認識で世間に黙認されているもの、あるいはやらせであることをあえてわかりやすく演出したネタ番組まで、捏造の大なり小なりは枚挙に暇なく、現在も一般的に広く行われている手法である。


やらせを行ったことで有名な番組の一部



関連タグ

マスゴミ ウソ 捏造

川口浩探検隊…丸バレのやらせをあえてやっていた、実質上のネタ番組。

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