概要
主にアニメ・漫画・ゲームなどの二次元作品を原作に、実在の役者をキャスティングして制作された映画作品のこと。
明確なビジュアルイメージが存在しない小説原作作品などは、こう呼ばれることはない(※キャラクターデザインが確立されているラノベなどは除く)。
日本では
日本国内で制作された日本の漫画の実写映画は、原作人気からある程度のヒットは見込めるものの、後世の映画史に残るような名作となる成功例はほとんど無いと言ってよい。
そのため、熱心な原作ファンからは「実写映画化」は基本的に歓迎されない(寧ろ、忌避される)傾向にある。
特にSFやファンタジーを題材とした少年漫画は、キャスティングの段階から無理があることが多く、金髪碧眼のスラブ系美女を、黄色のヅラをかぶった韓国人が演じることになったり、「日本人が稀少」という世界を舞台にした作品なのに、役者が全員日本人、という意味不明な状況に陥ることがザラである。
ズバ抜けた酷さに逆に語り継がれることなった作品⇒実写版デビルマン
成功例
アメリカでは
ハリウッドは伝統的に、「スーパーマン」や「バットマン」「スパイダーマン」といったアメコミ原作の実写映画化を世界的に大ヒットさせてきた歴史があり、現在も「アベンジャーズ」関連のフランチャイズ展開などで大成功を収め続けている。
フランク・ミラーの漫画「シン・シティ」を完全実写化に成功した例。
が、日本の漫画やゲーム原作の映画化となると、全くやる気を見せずにやらかすパターンが多い。