概要
『機動戦士ガンダム』に登場するガンダムの使用する兵器。棘のついた鎖付鉄球そのものの姿だが、ザクを一発で破壊するほどの強力な威力を持つ。一見古典的な武器に見えるが、宇宙空間ではエネルギーの消耗を押さえるのに有効な武装である。
が、実は設定のみの存在であり本編には登場していない。
TV本編に登場したハイパーハンマーはこれの強化型であり、内部にバーニアを仕込み威力を増していたのだが、ゴッグにあっさりとキャッチされてしまった。
なお当時のプラモデル『1/144 モビルスーツ武器セット』にはガンダムハンマーとハイパーハンマーの両方が入っている。鎖部分は「火で炙って曲げてください」と言う固定モデル仕様だが。
岡崎優による漫画版ガンダムでは棘が十字に伸びており、かすめただけでグフの首を吹き飛ばすほどの威力を持っていた。
元々スポンサーでもあったクローバーがホビー的な側面から登場させるよう要望した武器であるためリアリティに欠ける武装であり、劇場版では使用されていない。しかし印象的な武器でもあったので、後の作品では∀ガンダムが使用している他、ボルトガンダムがグラビトンハンマー、レイダーガンダムが破砕球ミョルニルを使用している。
