リジェとは『トランスフォーマーシリーズ』に登場するキャラクターであり、英語圏ではミラージュ(Mirage)の名で知られている。
作品・媒体によって名称や外見が大きく変わる蜃気楼の名に相応しい奴。
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(リジェ)
1話から登場するサイバトロン戦士。F1カー・リジェJS11に変形する。
故郷セイバートロン星への思いが強く、あまり他人と交流をしない物静かなやつである。
空気とか言うな。
本編での活躍
「サイバトロンの腕利き諜報員、透明になる能力を持った超A級スナイパー」by政宗
自分の能力を有効活用しない奴が多い初代アニメでは珍しく、この透明化能力を最大限に利用して要所要所で活躍した。
(ただし玩具説明文によれば、彼の能力は単に透明になるだけではなく6分間自分の外見や位置を変える幻影を見せるというものらしい。英名のミラージュもそれが由来とされる)
特に第3話では、もし彼がいなければ番組がそのままBADENDルート確定で終了というとんでもない事になっていた。
その後もその能力を生かしてデストロンを内部からかき回し、サイバトロンの勝利に貢献した。
決して能力がチートすぎるから出番が少なくなったとか言ってはならない。
pixivでは、本編で仲良さげに会話をしていたハウンドや裏切り者だと疑ってきたクリフ(クリフジャンパー)と一緒に描かれる事が多い。
実写映画版(ディーノ)
CV:立木文彦
『トランスフォーマー:ダークサイド・ムーン』に登場するオートボット戦士。
ゲームや小説版での名称は「ミラージュ」。実写映画でミラージュ名義で出せなかったのは大人の事情。
オートボットでは珍しく人間嫌いでクールな性格。
射撃が得意だったG1リジェに対し、両腕のワイヤー付きブレードで戦うなど、今までのリジェのイメージからはかなりかけ離れたキャラクターであるが、透明化能力はきちんと備えている模様。
また、スキャンした車のせいかイタリア訛りのある喋り方をする。
ペルファボーレ!
小説版ではドリラーの襲撃から逃れたサム達を助けた直後、スタースクリームに捕まって首を引きちぎられて死亡した。
4作目の『ロストエイジ』では登場していないが、オートボット狩りにあった描写は描かれておらず、現時点では生死不明状態である。
因みに日本語版の吹き替えの声はマダオで、原語版の吹き替えを担当したフランチェスコ・クインは2011年にこの世を去ったため、本作が最後の出演作となった。
アニメイテッド(ミラージュ)
海外で発売されたムック本"Allspark Almanac"2巻に設定が記載されているオートボット戦士。
アニメ未登場であるが、全身図と地球の乗り物をスキャンしたアースモードが掲載されている。
同書での彼の説明文はクリフジャンパーが担当している。
ネタバレは避けるが、初代アニメ第13話「リジェの裏切り」を知っている人にはニヤリとできる内容である。
外見はG1リジェをカートゥーン調にしたような感じで、アースモードではF1カーに変形するようである。
もし4期があれば、地球で透明化を駆使して戦う彼の勇姿が拝めるかもしれない。
pixivではG1つながりでクリフジャンパーやハウンド(ミラージュ同様設定のみ)と一緒に描かれる事が多いようだ。