概要
2012年よりガンダムエースで連載されている「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人」のその後を描いた作品。
物語は機動戦士Vガンダムと同時代である宇宙世紀0153年を舞台としており、「その時代には存在しないはずのクロスボーン・ガンダム」が主人公の前に現れるところから物語は始まる。
最初のクロスボーン・ガンダムの連載から15年近くが経過しており、劇中でも宇宙世紀0138年から実に15年が経過している。
あらすじ
サイド2のザンスカール帝国が戦争を起こした宇宙世紀0153年。
サイド3、ズムシティに住む高校生フォント・ボーはエンジェル・ハイロゥのデータ手に入れた事からザンスカールに追われる身となってしまう。
そして、彼の窮地を救ったのは、兎のぬいぐるみを持つ謎の少女と、存在しないはずのクロスボーン・ガンダムであった。
主な登場人物
クロスボーン・バンガード/木星共和国
- フォント・ボー:主人公。いわゆるオタク少年だが、エンジェル・ハイロゥのデータを手に入れた事で彼の人生が大きく変わる事になる。
- カーティス・ロスコ:木星共和国「蛇の足」部隊のエージェント。存在しないはずのクロスボーン・ガンダムに乗る。
- ハロロ:フォントが大学のゼミで作り上げたAI。データ解析やMS操縦補佐などでフォントをサポートする。
- ベル・ドゥガチ:カーティスと共に現れた少女。密航が得意。
- テテニス・ドゥガチ:ベルの母。ユピテル財団の総裁。かつてのベルナデット・ブリエットその人。
- エリン・シュナイダー:カーティスの友人。かつて死んだ筈のカーティスが生還した事を最初は喜んでいたが、徐々にそれが彼に対する不信感に代わり、宇宙細菌「エンジェルコール」を持ちだして地球へ逃走した。
リガ・ミリティア
- トレス・マレス:リア・シュラク隊のリーダー。色黒。黒いVガンダムヘキサに乗る。
- ドゥー・ナウガ・フルス:リア・シュラク隊のメンバー。黒髪。黒いVガンダムに乗る。
- イー・ライチ:リア・シュラク隊メンバー。幼女。黒いVガンダムに乗る。
サーカス
- クォ・グレー:サーカス部隊の団長。燕尾服とシルクハットを纏った小柄な男。
- ジャック・フライデイ:デスフィズのパイロット。パイロットは何人殺しても構わないと考える戦闘狂だが、子供だけは殺さないというルールを課している。
- ゴードン:ガラハドのパイロット。残虐な性格の大柄の男。マーメイドの兄でジャックとは昔なじみ。
- コーシャ:バイラリナのパイロット。隊の紅一点。戦闘中であっても爪の手入れをする余裕を見せる女性。
- アニマーレ・ベルヴァ:地上侵攻用MSキルジャルグのパイロット。「神の雷」計画を生き残った元木星帝国少尉。
- マーメイド・ヌブラード:地上侵攻用MSカルメロのパイロット。ゴードンの妹。ジャックとはかつて恋人同士だった仲。
- ディーヴァ・ダッダ:地上侵攻用MSエスピラルのパイロット。ファントムの本来のパイロットでありそれを強奪したフォントに憎しみを抱く。
ザンスカール帝国
- キゾ中将:ザンスカール帝国ゴールデン・エッグス隊の指揮官(Vガンダム外伝でも同部隊が登場している)。役に立たない人間はたとえ部下であっても斬り捨てる冷血漢。
登場兵器
「蛇の足」
バタラ(正確にはドク・オックだが、誰も呼ばないとのこと)
リガ・ミリティア
ザンスカール帝国
サーカス
詳細に関してはサウザンド・カスタムを参照。