「オレの名前は仮面ライダー4号」
CV/松岡充
概要
ショッカーが仮面ライダー3号に続き「4号計画」を元に密かに制作を推し進めていた最終兵器にして最強最悪のショッカーライダー。
史上初の飛行機に乗る仮面ライダーでもあり、ライダーマシンの名前は『スカイサイクロン』。
銅制の防弾チョッキのようなプロテクターや、口元がクラッシャーではなく人間の口元に近いデザインであるなど、実際の4号ライダーであるライダーマンを意識したデザインになっている。
また、良く見ると露出した人間の口の両側には改造手術の傷跡が見て取れる(石ノ森章太郎氏原作の漫画版『仮面ライダー』の本郷猛の改造手術跡のオマージュ)。
『スーパーヒーロー大戦GP』での最終決戦において完全な破壊を免れた“歴史改変マシン”による度重なる時間リセットのドサクサに紛れて密かに制作され完成された存在で、仮面ライダー3号とは異なり脳改造も完全に施された冷酷無比な性格の完全なる戦闘マシーンにしてショッカーのエース怪人的存在。
特殊能力は持っていないがシンプル故に圧倒的な防御力と攻撃力を兼ね備えており、ドライブ・ファイズ・ゼロノスの仮面ライダー3人を同時相手にしても圧倒する程の戦闘力を持っている。
その他、『スカイサイクロン』から飛び降りる際はマントをムササビの被膜の様に用いて滑空することも可能。
必殺技は『ライダーキック』と『ライダーパンチ』(なお、ショッカーライダーを強調する為か、シャドームーンの『シャドーキック』や『シャドーパンチ』と同じく緑色に発光する演出となっている)。
その圧倒的な戦力差で幾度となく正義のライダーたちを苦しめてきたが、最後のループ世界においての最終決戦でドライブと一対一で死闘を演じ、最後はタイプフォーミュラにフォームチェンジしたドライブの『フォーミュラドロップ』と『ライダーキック』でぶつかり合った際に足を負傷した為、『ライダーパンチ』で撃墜しようとするも、限界を超えたドライブのキックに押し返され敗れ去った。
余談
専用マシンこそスカイサイクロンではあるが、劇中では搭乗して戦うシーンが極端に少ない上に戦闘はほぼ自動操縦に任せているのだが、ブースタートライドロンによってスカイサイクロンが破壊されると非常に悔しがっていた。『私のスカイサイクロンがァァァァッ!』(明確に4号がスカイサイクロンに搭乗している際の用途は機銃でドライブ達を薙ぎ払うぐらい。)あんまり操縦してないのに…
一応はダークライダーの部類に入るのだが、その昭和ライダーを髣髴とさせる名前から、イベントなどでは最初から人間の自由と平和を守る戦士として登場するケースも存在する。
演じた松岡充氏によれば仮面ライダーエターナルに変身せずに4号に改造される未来を辿った大道克己であることを示唆する発言をしており、アドリブで『さぁ、地獄を楽しみな!』と言おうとしたが、あまりにもエターナルすぎてNGになったとか。