概要
CV:江川央生
武器:砕棒と大筒
シリーズ第一作目である『戦国無双(無印)』から登場するプレイアブルキャラクターの一人。
「天下の大泥棒」を自負する巨漢の傾奇者。
当初は盗みを繰り返すただの盗賊だったが、ある日、舞を全国に広めようと旅をする阿国と出会い、その美しさに一目惚れしてしまう。同時に、自分と同じく「傾奇者」として知られる前田慶次とも出会い、傾奇者として、阿国を巡る恋敵として一方的にライバル視するが…
泥棒でありながら豪快且つ派手好きで、またひょうきんでお調子者なところもありどこか憎めない性格。盗みに対しても、主に大名や金持ちなど裕福な家を狙い、その盗品の多くを貧しい人々に分け与えるという義賊としてのポリシーを持っている模様。図体はデカいものの、忍者(伊賀の抜け忍)説もあり、敏捷性は悪くない。ムービーでは地面から一っ飛びで屋根に移るほどの跳躍力もある。
リストラと復帰までの経緯
前述通り第一作目からPC参戦したものの、その後の続編である『戦国無双2』および『3』には登場していない(一応、『2』においては新モードである「双六」や「練武館」には敵キャラとして登場するがPCとしては使用できない)。
Wiiにて発売された『戦国無双KATANA』(ただし声なし)、三國シリーズとのクロスオーバータイトルである『無双OROCHI』シリーズではPCとして参戦している。その他、GREE配信の『100万人の戦国無双』にも登場するなど、辛うじて番外タイトル・派生タイトル等での登場は続いている。衣装は初代と変わらずだが、各タイトルでは他キャラ同様に隠し衣装やDLC衣装も存在する。
2014年発売の『戦国無双4』において、ついにナンバリングタイトルにおける復活を果たす。
作中での活躍
本編では主に前述の二名に携わるシナリオに登場。また、ときにはお宝の情報を交換条件に各大名の味方として登場する場面も。
初代における五右衛門本人のシナリオは、天下のお宝「千鳥の香炉」を探し求め、ときには城に忍び込み、またあるときは戦場に紛れ込んで大暴れする物語となっている。こちらは実機ムービーだが、釜茹での処刑はある。(やはり“千鳥の香炉”の盗難に失敗し)が、If展開で釜茹での釜ごとブッ壊し、腹いせに京の町で暴れつつ、秀吉・家康の討伐にかかる。このルートでは秀吉討伐後、結果的に新たな天下人となった五右衛門の意思表明が群衆の揶揄で勝利宣言にシフトする一部始終が描かれた。
まさに、”天下を盗んだ大泥棒“
無双OROCHIの江戸城救出戦でくのいち、服部半蔵、ねね、風魔小太郎と共演している。
更に、ようやく「100万人の戦国無双」において復活を成し遂げた。
10月12日イベント合戦として「五右衛門大暴れ」が開始され、イベントランキング上位の者に特典として解禁される。
また、下位だったり、イベントを逃した人も「鯰江又一郎」と「青地与右衛門」の紹介札があれば解禁できる。
ちなみにイベント名の『五右衛門大暴れ』は戦国無双1の五右衛門の正規ルートの合戦名であり、「岐阜城無断潜入」や「大坂の舞」なども①の合戦名からである。
容姿が変わろうが、秀吉との待遇や、慶次とのやり取りや、くのいちを弟子にしたがる面は変わっていない。
が、彼自身も①やOROCHIと比べて少し黒っぽい衣装になっている。
服部半蔵のレアAとして登場し、後に無双武将に昇格した「百地三太夫」(百地丹波)との連携奥義があり
その時五右衛門は三太夫の事を『師匠』と呼んでいる。(上記や史実記事の抜け忍説)
逆に三太夫からは「愚かな人」と言われている
彼を「黄蓋の旦那」(もしくは旦那)と呼び、また黄蓋も五右衛門の武を評価している。
「魔王再臨」では何故か董卓と組んでおり、呉と戦国シナリオの序盤で敵として襲ってくる。呉シナリオでは阿国に成敗された後に董卓を裏切る。
無双OROCHI2では「戦国3」に移動することで登場を果たした。
秀吉と組んで宝探しをしたり、三蔵法師に過去の出来事を掘り返されたりと少なからず出番はある。
そして、『戦国無双chronicle2nd』にも登場した。最近なんだか扱いが良い …と思ったら操作は出来ない。またしてもハブである。
お題に沿ってクリアを目指す『猛将演武』に登場する。
撃破したあかつきには『終わりかよ~!』とインパクトのあるKOボイスを発する。
『戦国無双4』では再びプレイヤーキャラとして登場。無双OROCHI2で「ずっと出番が無いような…」と愚痴っていたが、今回の復活もあってか、サンプルボイスが「待ちに待った出番でい!」
となっている。
更に、OROCHI2ではなく、きちんと戦国1として(明智光秀の後ろ、上杉謙信の前)扱われている。
だが、衣装はいつまでたっても1のままだが、久々の本編登場なので多目に見てあげよう。
容姿と性格
大柄で色黒な、いかにも豪快そうな外見。髪型は大百日鬘で、顎までモミアゲを生やしている。
顔には隈取り化粧を施しており、後年の歌舞伎役者のような口上を好む。
その他「五」の字の入った金のネックレスや腕輪、指輪を付けているのが特徴。
泥棒でありながら派手好きで、負けず嫌いなところもある。しかし、貧しい人々に盗品を分け与えるなど本人なりの義理をもった、憎めない性格。
小ネタだが、時は戦国乱世。
しかし、彼の言葉から「俺様のファン」「アウチ!」と発する事が…
更にくのいちは「リーチ」とか「デートして」まで言っている。
忍びは海まで越えてしまったか……
ナンバリングシリーズには初代しか出ていないので、衣装の数も少ない。
『OROCHI』や『4』でも初代の衣装が引用された。
バトルスタイル
武器は金棒と大筒(大砲)。
「金棒」と言うが、先がトゲ付きの鉄球になっており、収納式の鎖でモーニングスターのように振り回して使うことも。
「大筒」は常に背中に背負っており、チャージ攻撃や無双奥義で使用する他、遠距離攻撃もこの大筒から発射される砲弾になる。ちなみに、『1』ではこの大筒でないと破壊できない壁があり、五右衛門でしか通れない隠しルートがあった。
武器や大柄な図体通り、大振りで豪快なパワータイプの戦闘スタイルをみせるが、中にはヒップドロップやハンマー投げのようなコミカルなアクションが存在する。