「♪Yo!Yo!イエイ!俺達サグイルブラザーズ!」
概要
チームアザルド所属のプレイヤー。ストリートパフォーマーを連想する格好をした全く同じ姿の怪人二人組で、鍔を右側に流して被った帽子が特徴的。
物体を切断する能力(当てただけで街路樹や街灯がいとも簡単に切り倒される程の切れ味)を持つロープを2本、二人一組で張りつつ人間を追い回し、更にそれで捉えた人間へ命を懸けたダブルダッチを強要するブラッドゲームにエントリーする。戦闘時は頭の帽子からエネルギー弾を飛ばしたり、複数の投擲用短剣をジャグリングの要領で投げて戦うが、最も厄介なのは常に二人一組である事を活かしたコンビネーション。上述のダブルダッチ戦法は勿論、戦闘でも相手を挟んだ二人の間で短剣を投げ続ける事で相手へ延々と短剣を浴びせる戦法を取れる。
連携が厄介な分、サグイル単体はそんなに強くないのだが、片方を倒しても新しいサグイルが次々と現れる為キリが無い。『ブラザーズ』である為、実際は三人以上の兄弟である様だが…?
兄弟二人とも常に韻を踏みながら喋るラッパーで、それを持って相手を常に挑発する軽めだが強気な性格の持ち主。完璧なコンビネーションがこなせるまでに兄弟間の息は合っているが、一方で片方が倒されるともう片方があっさり逃げ出す不可解な態度を見せる。メダル投入口は胸部。
活躍
37話
ようやくいつもの調子でブラッドゲームが出来る様になった事を喜ぶアザルドが、鬱憤晴らしとばかりにクバルを差し置き前話のプレイヤーに続く形で送り込む(※この際、クバルは再度自チームのプレイスタイルをアピールする事でアザルドの抜け駆けを黙認したが、ナリアはそれを訝しんだ)。
街中に現れ、ロープを張って街路樹や街灯を破壊しつつ人間を追い回していた所を、再会したラリーを置いて駆け付けたジュウオウジャーと交戦。韻を踏みながらメーバを召喚、それとジュウオウジャーが戦っている隙にロープでジュウオウジャーを真っ二つにしようと突進。すんでの所でしゃがまれて躱される物の(メーバは全員巻き込まれた)、ロープの間にジュウオウジャーを閉じ込めた為すかさずその体勢からダブルダッチ戦法を発動。最初はジュウオウジャーもロープを楽々飛び越えていたが、徐々にロープを回すスピードは上がり、遂に操が足を引っ掛けて転倒、そのままロープが大和の足に当たり負傷してしまう。
ジュウオウイーグルに手痛いダメージを与えた事を二人して喜んでいたが、咄嗟にチェンジしたジュウオウホエールが放った反撃のジュウオウファイナルで片割れが倒される。しかしもう片割れは動揺せず、あっさり撤退した。またアザルドも、倒された片割れへコンティニューを要請しなかった。
その後、倒されたはずの片割れと共にビルの屋上へ出現。再びジュウオウジャーと交戦する。ナイフ投げのコンビネーションで相手を翻弄し、続いて今度もダブルダッチ戦法を決めようとするが、先程大和からのフォローを貰った操がジュウオウザワールド(クロコダイルフォーム)にチェンジ。それに張ったロープを掴まれ、ロープごと振り回されて床に叩き付けられる。そこに残りの5人がジュウオウシュートを放った事で再び片割れが倒されたので、もう片割れはビルから飛び降り逃走。それをウルフフォームにチェンジしたザワールドが先行して追い、他のジュウオウジャーもそれに付いて行ってサグイルを追い詰める。
だがその頃、倒された方のサグイルにアザルドの要請でナリアがコンティニューメダルを投入、巨大化。それに気付いた大和は操の元にタスク・アムを残し、自分はセラ・レオと共にジュウオウキングを駆って巨大サグイルに挑む。
単体のジュウオウキングが接近戦しか出来ない事に付け込み、無数のナイフを投擲しながら隙を突いて攻撃を加え、キングソードを叩き落とす所まで追い込む。しかし戦闘しながらラリーのいる海岸に来てしまった為、そこの崖に埋まっていた巨大ジュウオウキューブを咄嗟に掴んで引き摺り出したジュウオウキングにキューブで頭を殴られてしまう(※この操作をしたのはレオ)。
直後、その巨大キューブは新たなキューブ、キューブオクトパスに変形(※ちょっと動かしても変形する気配が無かったので、セラの操作でジュウオウキングに力一杯放り投げられた)。それの攻撃で巨大サグイルは怯んでしまう。そして、その流れで完成したジュウオウキングオクトパスの繰り出す攻撃に圧倒され、最後はオクトパス・ジュウオウ斬りを喰らい韻を踏む仕草をしつつ爆散。
ところがその頃、生き残りのサグイルと戦っていた操達の所に、倒されて巨大化したはずのもう一方のサグイルが乱入。この状況に3人が混乱した隙にサグイルブラザーズは連携を発動。ジャグリングの要領で複数のナイフを投擲、3人を変身解除に追い込み追撃まで与え倒してしまう。
この状況に戻って来た大和は動揺しつつも、サグイルの片方をセラとレオに任せつつもう一方へ単身立ち向かう。しかし戦闘の最中、負傷した足を攻撃されて体勢を崩され、その流れで圧倒された後に帽子からのエネルギー弾を浴びせられ変身解除してしまう。
この勢いのまま止めを刺そうとするサグイルだったが、突如そこにバドが乱入。直後は相手の攻撃を軽くあしらっていたが、やがてバドの呼び掛けに応え彼の持っていた王者の資格が地球のパワーを受けジュウオウチェンジャーファイナルに変化。それを使って本能覚醒したジュウオウバードと対峙する。
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