概要
ポケモンサン・ムーンに登場する人物。オーキド博士ことオーキド・ユキナリのいとこである。
アローラ地方のリージョンフォームのポケモンたちの研究者。名前の由来は蘭の一種「ナリヤラン(成屋蘭)」であろう。
区別のためにここからは「ユキナリ」及び「ナリヤ」で通す。
ユキナリにそっくりな顔だが、肌の色以外にも髪型が後ろ下がりになっており、口調もユキナリの語尾が「~じゃ」なのに対し、ナリヤは「~です」と敬語。「~おる」は二人とも変わらず使う模様。
なお「オーキド・ユキナリ」に対し「ナリヤ・オーキド」なのは、日系人であるからだと考えられる。また、あちらと違いポケモン博士ではなくあくまでもポケモン研究家である。
作中での呼称は「オーキド」となっていることから、ユキナリは登場しない可能性がある。
人物
ゲーム本編では主人公達がウラウラ島に到着した時に初対面。ククイ博士からはあらかじめ島巡りする主人公達について知らされていたようでロトム図鑑を完成させようとする主人公に応援している。普段はマリエ図書館で研究しており、あまりストーリーには関わる事はない。図書館、天文台付近、ごみ集積所など指定されたポケモンを図鑑で見せて会うたびに異なる種類のガンテツボールをくれる。第7世代に来て初めてジョウト以外での入手となった。
いとこのユキナリからもらったカントー地方のポケモン図鑑を照らし合わせてリージョンフォームについて調べているようで、ユキナリの孫のグリーンにzクリスタルを送っている。その際に彼がアローラ地方へ来ることをほのめかすような発言をしている。
アニポケに於いて
CV:石塚運昇
ポケモン研究家にしてポケモンスクールの校長。授業講師もしており、「ポケモンサイエンス」という科目を担当することもある。声もユキナリと同じである。
こちらはダジャレ(ポケモンギャグ)を趣味としていて、スキあらば仮装や顔芸を織り交ぜてダジャレを披露するが生徒たちからはすこぶる不評なようで、ククイ博士もスルー気味(反応していたサトシとマオもスルーが増えている)。判明している限り、評価しているのはロトム図鑑のみという状況である…。しかし顔真似のレベルは間違いなく最高峰である。ここにきてピカチュウを凌ぐ輩が出てくるとは誰が予想できようか…。また、スルーされ続けてもめげないメンタルの強さが伺える。
なお仮装は授業でも活用しており、作中ではナッシーのリージョンフォームについて解説する際に体格の違いを表すため、通常フォームの仮装をしている。
ちなみに、あのポケモンの存在をアニポケにて解禁したという快挙を持つ(ハナコ、サトシとマオには即スルーされていたのだが)。
ユキナリの名前をアニメで言ったのもナリヤが初めて。
余談
ポケモンSMの公式YouTubeチャンネルに、「伝説のポケモン編」と題するPVが掲載されたが、皆の注目は、そこに一瞬だけ登場した日焼けしたオーキド博士に向けられていた。
この時既にジーナとデクシオの再登場が判明しており、初代からの重鎮である彼が、いわばリージョンフォームで登場すると噂されネット中は沸いていた。そのことから一時はオーキド博士(アローラの姿)と呼ばれていた。
関連タグ
他のポケモン博士
ウツギ博士 オダマキ博士 ナナカマド博士 アララギ博士 プラターヌ博士