ジジーロン

じじーろん

ジジーロンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

データ

※ぎゃくじょう…HPが最大値の半分以下になると、特攻が1段階上昇。

※そうしょく…くさタイプの技を受けると無効化し、攻撃が1段階上昇。

※ノーてんき…場に出ている間、天候の影響がなくなる。

他言語版の名称

老いた龍をモチーフにしているが、どことなく毛深い犬のような見た目が特徴。

名前の由来はジジイ(祖父)+龍(中国語読みでロン)か。英語名の由来はおそらくDragon(ドラゴン)+Grandpa(おじいさんを意味するGrand-papaの略)。

バクガメスと対の関係になっているため、「ムーン」バージョンのみで登場する。種族値合計485は、バクガメスとクリムガンと共通する。無進化ドラゴン・特殊な見た目と能力という点でも共通。

標高3000mを越える山で群れを作らずに暮らしているが、食料のきのみ目当てに夜明けに麓に降りてくる。

普段はとても優しい子供好きで、子供の集まる公園や学校に出没するという希少性が高く見つけ辛いドラゴンタイプらしからぬ割とオープンなポケモンである。

しかし、仲のよい子供がひどい目にあったりすると激怒しとても強いとの事。

イラストなどから高さは低そうと思いがちだが、3.0mとなかなかの大きさ。(同じ高さなのはキュレム、ボルトロス(れいじゅうフォルム)、ゼルネアスの三匹で全て伝説のポケモン)

タイプは何気に初であるノーマルとドラゴンの複合。

そしてスペックだが、何と無進化ポケモンにも関わらず特攻の種族値が135もある。

耐久はまあまあだが、攻撃・素早さは低めのまさにおじいちゃん。

後ドラゴンタイプの割にタマゴの孵化が早い。

ノーマル・ドラゴン技の他、何故か飛行技にも恵まれている。

何気に飛行タイプでも特性浮遊でも無いのに「自力で」そらをとぶを習得できる。

(ゴルーグは自力では覚えない)

見た目故かへびにらみを覚えたり、技の引き出しが意外と多い。おじいちゃんは多芸なのだ。

特性は「そうしょく」と今回初登場となる「ぎゃくじょう」といういかにもおじいちゃんらしいもの。

「ぎゃくじょう」は自分のHPが半分以下になると特攻が一段階アップするというもの。

隠れ特性は天候の影響をなくす「ノーてんき」である。

ジジーロンという名前だがメスもおり、アイツらとは異なり、キングドラと同じくオスメス共通の名前である。よってババーロンというポケモンは存在しない。更にタマゴから孵化しても名前ジジーロンである。生まれた時から既に老人みたいな姿と名前なのだ。