概要
4作目『聖戦の系譜』の登場人物で、外伝『トラキア776』のヒロイン。頭に羽飾りを挿した金髪の少女。
母ラケシスがバーハラの悲劇から生き延びてレンスターへ逃れた後に生まれた為、既にセリスたちと共にオイフェやシャナンに預けられていた兄デルムッドとは一度も面識がなかった。その後レンスターが滅亡し母が兄を迎えに単身イード砂漠に入って行方不明になってからは、レンスターの騎士フィンによって、彼の主君リーフと共に各地を転々としながら育てられた。リーフとは生まれた時から一緒にいる幼馴染であり、兄のような存在でもある。同じ王族の彼を様づけで呼んでいる。
また自分を置いて行方不明になった母に対しては複雑な思いを抱いている。
初期クラスはトルバドール(詩人とは違う)で、パラディンにクラスチェンジ可能。使用武器は剣、杖、槍。
聖戦では第2部にセリス軍に加入し、父親がフィンの場合は親子会話がある。
主人公のセリス皇子、幼馴染のリーフ王子、従兄のアレス王子との間に恋人会話が発生し、アレスとの会話では本作の恋愛観を象徴するかのような台詞がある。
外伝ではフィンの娘ということになっている。専用武器は伯父エルトシャンが母に授けた大地の剣。
冒頭からさらわれて人質となるが、敵をして「辺境にありながら気品を失っておらぬ」と言わしめた。また、吟遊詩人ホメロスにナンパされた際、ビンタ→説教→涙のコンボで彼を自軍に引き入れている。
『覚醒』におけるクラスはトルバドール。ただし仕様変更で剣が使えなくなっている。