概要
竜骨に大きな損傷を負い、寿命を迎えながらも麦わらの一味を助け、壮絶な最期を遂げたゴーイングメリー号の後継として、フランキーが設計し、アイスバーグらガレーラカンパニー幹部たちの手によって建造された。
材質は大砲を受けても倒れない「宝樹アダム」。まだ解体屋だった時代のフランキーがウソップから分捕った2億ベリーで購入した代物である。
名付け親は製造者であるアイスバーグで、「過酷なる「千の海」を「太陽」の様に陽気に越えていく」という意味が込められている。
船首はライオンであるが、ロビンからは「お花」と呼ばれた。
基本的なデザインはメリー号を参考にしているが、別に元々戦艦として設計された訳ではないメリー号には備わっていなかった船首の強力な主砲「ガオン砲」といった強力な武装(おそらくメリー号から運び出したであろう、同じデザインの副砲も装備されているのが確認出来る)だけでなく
などと言った船員のストレスを極力貯めないようにする気配りが設けられており、戦艦兼豪華客船と言っても差し支えない。
また非常時には船尾の緊急推進装置「風来(クード)・バースト」で短距離なら空を飛ぶことも可能。
ちなみに動力源はコーラ。
『サウザンドサニー』という名前になる際、クルー達が思いおもいの名前を思いついたが、どう聞いても厨二病レベルのセンスだった。
麦わらの一味が不在だった二年間は海軍や海賊、賞金稼ぎらに狙われており、はっちゃんや鉄仮面のデュバル、バーソロミュー・くまの手によって守り抜かれていた。
ソルジャードックシステム
サニー号最大の目玉ともいうべき、母船の巡航を補助する小船を円滑に運用するためのシステム。
円形のドックが6つに分けられており、そのうち2つにパドルが、4つに小船が入る仕組みになっていて、大きなドックを回転させることで、パドル・小船を運用できる。ドックの内部は常に水が溜まっている。
中心は乗組員待機室になっていて、梯子を登れば芝生の甲板に出られる。キャプスタン(錨を巻き取る装置)もある。
新世界編に入ってからは、チャンネルが一つ増設された。
・チャンネル0「補助外輪(サポートパドル)」
船体の左右に付いている外輪を回転させることで、風向き・天候にかかわらず自在に海を走ることができる。
左右の外輪の動力は連動しておらず、逆回転も可能なため、船体の方向を自由に変えることも可能である。動力源はもちろんコーラ。
・チャンネル1「シロモクバ1号」
一人乗りウェイバー。ゴーイングメリー号時代から一味が保有していたナミのウェイバーをフランキーが(勝手に)改良したもの。実質ナミ専用。ちなみに最初にこれを見たナミは凄く怒った。
・チャンネル2「ミニメリー2号」
4人乗り買い出し船。主に買い出し用だが、サニー号では入れない個所の探索にも多用される。デザインはゴーイングメリー号を小型化したもの。動力源は蒸気。ルフィ達クルーには好評だった。
・チャンネル3「シャークサブマージ3号」
3人乗りの潜水艇。偵察用のため、潜望鏡と本船への連絡用の電伝虫が搭載されている。水深5000mまで耐えられる。
・チャンネル4「クロサイFR-U4号」
フランキー専用の大型バイク。
・チャンネル5「ブラキオタンク5号」
3人乗りの巨大戦車。クロサイFR-U4号と合体して合体ロボフランキー将軍となる。
(クロサイFR-U4号、ブラキオタンク5号は新世界編にて登場。)