あらすじ
未だに自己の性別に悩む九兵衛は謎の占い師に相談をする。その占い師から「一回、身も心も男になってみます?」と言われ、歌舞伎町に謎の光が降り注いだ。
気が付くと九兵衛の体に異変が。しかし、その異変はかぶき町の住人たちにも及んでいた……。
概要
『銀魂』の第四百三十七訓~第四百四十一訓までに亘って描かれたギャグの長編エピソード。
「銀魂くんのあゆみ」では本項の名称だが、原作公式では『男女逆転篇』、アニメでは『性転換篇』と称されている。デコボッコ教という宗教が関わったことからファンの間ではデコボッコ様ショックと呼ばれている。
単行本では50巻に収録。
アニメでは第3期である『銀魂゚』の第275話~第277話にて放送された。エンディングはこの編用の性転換仕様となっている。(下記比較動画参照)
この話に出た殆どの登場人物が性転換したため、公式女体化・男体化を拝むことが出来る。しかしこの時、お妙だけはたまたまかぶき町の外にいた為に閃光を浴びずに済み、女性のままである。
一方、新八は閃光は浴びたものの、本体の柄がピンク色になったのみで、メガネ掛け器のほうに影響はなかった。
また、マダオは声がオカマ化、性別が「サングラス」となり、身の回りの物達が女物化していた。
ヅラに関しては、エリザベスなど他の未登場の面子同様に、EDにてリボンを着けているなどささやかな変化にとどまったが、ヅラ自体はイボ篇にて本領発揮していた。九兵衛も同様で、身体まで変わったのはキャラの被る(とヅラが気にする)この二人だけである。
アニメ版では担当声優達も変更されている。
- 坂田銀時→銀子:杉田智和→戸松遥
- 沖田総悟→総子:鈴村健一→伊藤静
- 神楽→神楽惇:釘宮理恵→石井康嗣
- 近藤勲→ゴリ子:千葉進歩→たかはし智秋
- 猿飛あやめ→あやお:小林ゆう→興津和幸
- 月詠→月雄:甲斐田裕子→星野貴紀
…となり、この性別逆転篇の期間中はエンディングやアニメ公式サイトも性別逆転バージョンになっていた。
因みに、柳生九兵衛が性転換した柳生十兵衛と土方十四郎が性転換したX子、そして性転換後の山崎退は声優が変更されていない。
余談
- 第276話の次回予告にて、「杉田さんはいつ戻ってくるのか」というテロップがあったが、その直後の番組で出番があった模様(ファン発見)。また、次回の復帰回では、その直後の番組が休回だった。
- 一部テロップも女体化した。
- 終盤にてメインキャラ達だけが取り残された際、背景のモブ百華達まで目が死んでた。その結果、ほとんど全員が風俗界に堕ち、万事屋が崩壊し、警察組織が水商売に走った(穴埋めはどうなったのか不明)。X子にはかなりの上客が(本人の意思とは裏腹に)ついた。B専がB(ブタ)専になっただけであるが(拝借表現)。が、元の姿よりも世界が上手く回っていた。
- クリス星の住人達は、クリスがクリスになっただけなので(便宜上)支障がなく、銀子、否銀時達の介入によって、下手したらそのままになっている(ファン発見)。
- 騒動終結後に全員で見に行った映画は、「男性と女性の間」ではなく、「かぶき町以外全部沈没」。