経済におけるインフレーション
現在はこの意味で用いられることが多い。略語は「インフレ」。
詳細は経済に詳しい方に加筆賜りたいが、ごく簡単に言えば
「ものの値段(物価)が持続的に上がっていく現象・状態」である。
需要が供給を上回った状態で発生し、物価の上昇=貨幣価値の低下が進行する。
日本の歴史においても何度か大幅なインフレーションが発生した(1970年代の石油危機による「狂乱物価」など。)
これが劇的に進行する状態を「ハイパーインフレ」と呼ぶ。
他の用法
宇宙
ビックバン直後に起きたとされる宇宙の急速な膨張を指して「宇宙のインフレーション」と呼ぶ。
鉄道
鉄道車両において系列・形式の番号が大きくなった場合に「インフレナンバー」と呼ばれることがある。
例としては新製両数が増えすぎ本来の桁数をはみ出したケース(国鉄8620形・9600形蒸気機関車、東武8000系電車など)、後から大きな番台区分が生じたケース(JR東日本E231系8000番台・8500番台、JR西日本・JR九州N700系7000番台・8000番台など)、もともとの系列・形式自体が大きな桁数であるケース(各社の10000系/10000形など主として5桁の系列・形式)が挙げられる。