概要
東京都国分寺市にあるJR東日本・西武鉄道の駅。JR中央本線(中央線快速)と西武鉄道の国分寺線・多摩湖線の乗り換え駅である。
南口はロータリーが整備されているが、全体的に駅周辺は狭い。南口は京王バス、北口は小田急系の立川バスと西武バスが乗り入れている。JRの駅ビルであるセレオ国分寺に丸井がキーテナントとして入店している。
JR東日本(JC16)
島式2面4線の地上駅。当駅で特別快速(中央特快・青梅特快)と快速の緩急接続が行われることが多い。
西武鉄道(SK01・ST01)
国分寺線、多摩湖線はそれぞれ単式1面1線の駅である。
元々、多摩湖線の乗り場は国分寺線5番乗り場の隣である6番乗り場を使用していたが、現在の7番乗り場に移設されたため番号が飛んでいる。
利用状況
近況
JR東日本
- 2015年度の乗車人員は、111,325人である。
- 多摩地区のJRの駅では立川駅、町田駅、吉祥寺駅に次いで多く、八王子支社では立川駅、吉祥寺駅に次いで多い。
- この数値は武蔵小杉駅や船橋駅などより少ないが、同じ八王子支社の八王子駅や三鷹駅よりは多い。
西武鉄道
- 2016年度の乗降人員は、118,792人である。
- 西武の駅では、池袋駅、高田馬場駅、西武新宿駅、練馬駅、小竹向原駅に次いで6位で、23区外の西武の駅では当駅のみ10万人を超えている。(その次に多い所沢駅は10万人を下回っている。)
利用状況比較表
年度 | JR東日本 | 西武鉄道 | |
---|---|---|---|
乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 | |
2008年度 | 107,847人 | 215,694人 | 116,055人 |
2009年度 | 106,315人 | 212,630人 | 115,005人 |
2010年度 | 105,883人 | 211,766人 | 114,779人 |
2011年度 | 104,731人 | 209,462人 | 112,056人 |
2012年度 | 106,523人 | 213,046人 | 114,577人 |
2013年度 | 108,819人 | 217,638人 | 117,475人 |
2014年度 | 108,022人 | 216,044人 | 116,316人 |
2015年度 | 111,325人 | 222,650人 | 118,392人 |
2016年度 | 118,792人 |
余談
1973年まで、東京競馬場駅まで延びる中央本線の支線(貨物支線は下河原駅まで営業)が営業されていたが、武蔵野線開業により廃止された。途中にあった北府中駅は武蔵野線の駅に編入された。
駅近く(西国分寺駅寄り)に国鉄の教育施設である中央鉄道学園があり、そこまでの引き込み線も存在したが、国鉄分割民営化時に廃止された。跡地は団地や都立武蔵国分寺公園、総務省情報通信政策研究所、都立多摩図書館の敷地となった。