データ
- 身長:0.1m
- 体重:1kg
- 別名:小珍獣
- 出身地:宇宙
概要
第5話「あいかた」に登場。違法なペットとして飼われている宇宙生物で、7年前、AIBがエチオピアで捕獲に失敗している。
ルナーと呼ばれる宇宙生物の一種で、茶色い毛玉に青い目と犬の耳としっぽが付いた様なシンプルで可愛らしい容姿をしているが、ゼナは危険であるかの様に言っていた。「もこ、もこぉ~」と鳴き、脚にあたる器官は見当たらないが、体全体を使ってボールがバウンドする様に移動し、何度も脱走した事から非常にすばしっこい。捕食の際はキバがいっぱい生えた大きな口を開き、食べ物を吸い込む様にして食べる。
経緯は不明だがどうやら地球に捨てられたらしく、その後新井タカシと言う芸人に拾われ、その身に宿る「ヒーリング」のリトルスターの能力を金儲けに利用されるが、AIBの愛崎モアに一旦回収される。
その後モコのリトルスターに引き寄せられてアーストロンが出現すると、その際の混乱に乗じてケージから脱走、タカシと再会を果たし、ジードに「ご主人を守って!」と祈ったのか、リトルスターを身体から分離させて捧げる。リトルスターはコスモスのウルトラカプセルを生み出し、アーストロンを鎮静化するのに一役買ったのだった。
事件が終わった後、再びモアに確保されるが、何度捕まえても脱走してタカシのところに戻って行ってしまうため、AIBは監視を付けつつ、放置することにした模様。「タカシ&モコ」の名前で、公園でタカシのボケ(ダジャレの連呼)に容赦なくツッコミ?(『もこ!!!』と鳴きつつ、思いっきりジャンプしての体当たり)を入れているのが確認されていた。
これまでのシリーズのこの手の小さくて善良そうな怪獣とは異なり、上記のツッコミはきついが終始無害な生物だった。
余談
- ラストシーンで頭から湯気を出して怒っているが、本当にそういう生態なのか『TV番組としての演出』なのかは不明。
- 冒頭のサメクジラ(大きくなると生物兵器になる、噛む)と違い、ゼナの解説に反して特に作中で危険性は見受けられなかった。最終的に「拾い主であるタカシの良心を信じる」という対応がなされた点からしても、どう危険なのかはよくわからない。モコ自体というより、『地球外生物の侵入による地球の生態系の混乱』等の理由が考えられるだろうか?
- モコを怪獣の部類に入れるなら、既存の怪獣の合成等では無い純粋な初のジードオリジナル怪獣に該当する。モア曰く犬らしいが、これがとっさに誤魔化すためについた嘘なのか、それとも本当に種族や分類として犬の仲間なのかは不明(見た目はどちらかというと猫だが)。
関連タグ
ラビドッグ:M78星雲・光の国の犬っぽいウルトラ怪獣。こちらはタロウ、ユウキなどが飼っているのが確認できる。