概要
パーカー松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、長男である松野おそ松および四男である松野一松のコンビ名である。
由来は『おそ松さん』のPVなどでスーツ以外の服としてパーカーを着ていることが最も多い二人であることから。
非公式の呼称である。
注意事項
※『パーカー松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
関係性
おそ松さん
おそ松は小学生のときと変わらず、がめつく自己中心的な側面を持つ青年である一方で、一松は卑屈ともいえるほど自己評価が低い青年に育った。
一期
おそ松は2話Aにて「こんな人間性じゃ仕事とか一生無理」との理由で「一松の事が一番心配」と発言しており一松のことを特に気にかけているようである。
2話Bにて、町で一松を見かけたおそ松が「お前だけは俺と遊んでくれるよな」とあとをつけ、路地裏で猫を構いだす一松をおそ松は「かわいいところあるな」と見ていた。
一松が猫になることを、おそ松は二十数年間一緒にいてこの時まで全く知らなかったらしいが……
一松は今の所おそ松から唯一可愛いと言われた弟である。
一松の方はおそ松に5話Bではからかわれたり、あえてキツイ言葉をかけられても大してキレることはなく(後者は睨みつけたはつけたが逆に目を逸らさずに見つめ返された)比較的大人しく従っている。
9話冒頭ではなぜか雪だるまの中からおそ松と一松が現れ、通りすがりのハタ坊の前でデリバリーコント「本当は気まずい鶴の恩返し」を披露した(しかし最終的に肝心のハタ坊はコントを見ておらず、雪だるまを作っていた)。
14話Aでは、風邪で寝込んでいる弟たちの財布を勝手に持ち出しパチンコでお金を擦った様子のおそ松に対して激怒し、トド松に「風邪を移してあげて」と言われた一松は、ディープキスをかますという形でおそ松に風邪を移すことに成功していた。
ちなみに分身(分裂?)した十四松に驚き起き上がった際にも何故か一瞬キスをしているように見える場面がある(所謂天丼?)
Bパートでは、兄弟たちに話すことか話さないことかのラインについて話し合っていた際、一松の発言がおそ松の言いたいことと一致していたようで、大喜びで「わかっているね~常識あるね~社会に出てもやっていけるんじゃない?」と言いながら一松をなでなでしていた(ちなみにこの発言は2話の居酒屋での発言とは言っていることが真逆である)。一松もそれに対し満更でもなさげな反応を見せ「あざーす」とお礼まで言っていた。末弟に「気持ちわりっ」とドライに吐き捨てられていたが。
16話Bパート「一松事変」では、一松が出来心であるものを手にした際に偶然おそ松が帰ってきたことから始まり、主に二人のやりとりメインで話が回っている。素直になれない性格の一松が素直なおそ松を羨ましがったり、一松が「おそ松兄さん」と呼んでいることが発覚していた。
ただ、当のおそ松は目の前の相手を知ってか知らずか一松が用意したポテチや猫用の煮干しを無断で食べるなど所々一松の怒りを買う場面があった。
22話Aパート「希望の星、トド松」では、テーブルの上で脱糞しようとし出した理由として「だってみんないっぱい言うから…俺には俺のペースがあるのに」と言う一松に「ペース乱されてもウンコはしなくない!?」とおそ松が突っ込んでいた。
Bパートでは、おそ松が虎に乗って登場し、10話でイヤミとチビ太を虎に襲わせた一松と同じく、二人揃って虎を扱うことができると判明した。
23話Bパート「灯油」では、給油に行きたくないがために十四松の後を追いこたつで寝た振りをかます一松の鼻に、ゲス顔のおそ松がこよりを入れる嫌がらせをし挙句着火させていたが、身が焦げてもかたくなに寝た振りをやめていなかった一松を見て「やるな弟よ」と感心していた。
24話Bパート「手紙」では、チョロ松が就職したのをきっかけに、兄弟たちが次々と自立するため実家からいなくなる中、最後まで残ったのがこの二人であった。しかしそんな一松も今川焼きを食べている際におそ松に家を出る決心をしたと告げ、「これで…これでいいんだよ、多分…」と寂しげに語っていた。
二期
2話「祝・就職!!」では、「トッティちゃんねる」で配信する動画撮影の際に、兄弟の中で真っ先に脱ぎ芸を披露する一松に対し、おそ松は「ずるいぞ! じゃあ俺も!」と便乗して全裸マンになった。
「超洗剤」では、超洗剤を飲み内臓が見えるようになった6つ子かそれぞれお互いの内臓を評するなか、おそ松が「一松は?」と話を振ったが、一松は自分の内臓を隠そうとした。しかし兄弟5人がかりで取り押さえられた一松は、「ワレモノ注意」と注意書きを貼られたガラスの心臓をみんなに見られてしまう。その際におそ松は「こいつ普段は闇のオーラ放ってるけど、ホントは傷つきやすいのかな…」と感想を語り、直後に一松の心臓にヒビが入った時には「あー! 割れた、ごめーん!」と謝った。
また、6つ子でボディペイントをする際に、弟五人がかりでも思い出せないおそ松の顔の印象について、「漠然としている…」と呟いた。その後、「バカでクズでゴミでエロい感じ」に描いたところ「割と俺じゃねーか!」と憤るおそ松に対し、「そっくりか、よかった」と述べた。
3話「チョロ松と一松」では、気まずいひと時を過ごした一松は、兄弟が帰ってきた際に安堵のあまり、チョロ松と共に泣きながらおそ松に抱き付いた。
おそ松は弟たちに構ってほしがるかまってちゃんな面があり(2話Bパートなど)、一松も実は寂しがり屋で兄弟たちがいるから友達はいらないと思っている(5話Bパート)。こういったところから、似ている二人であるとも言え、そのためか兄弟仲は良好なようである。
またおそ松は兄弟の中で一番多く一松を読んでおり、一松は呼ばれた半数はおそ松に呼ばれたものである
一松はカラ松のことは「クソ松」「カラ松」と呼び、チョロ松に到っては本編では「チョロリス」「シコ野郎」としか読んでいないのに対し、おそ松に対しては「おそ松兄さん」と唯一兄さん呼びを兄3人のなかでは呼んでいる。
おそ松さん ドラ松CDシリーズ
「おそ松さん 6つ子のお仕事体験ドラ松CDシリーズ」第1巻では、おそ松と一松が二人一組となって職業体験をしている。職業は「占い師」。
全トラックにおいておそ松と一松のみでストーリーが展開する。
01 もしも一松が占い師だったら
誰にも言えない悩みを抱えて占いの館にやってきたおそ松。だがそこにいたのは占い師の格好に扮した四男、一松だった。やや躊躇しながらも弟に悩みを打ち明けるおそ松だったが…。
02 もしもおそ松が占い師だったら
ある理由から、長男のおそ松を迎えに謎の場所にやってきた一松。無事おそ松を見つけた一松は兄を連れて帰宅しようとするが、おそ松はそれを拒否し…。
職業体験という設定上、六つ子同士が兄弟ではなく他人というパロディ設定になっていることが多いドラ松CDの中で、現時点で唯一トラック1、トラック2ともに本編に沿った設定の2人の日常を舞台にしたストーリーとなっている(チョロ松と十四松出演のドラ松CD第2巻は、トラック1が本編沿いの設定、トラック2はパロディ設定。おそ松とチョロ松出演のドラ松CD第3巻は、全トラック通してパロディ設定である)。
アニメ本編ではあまり見られなかったおそ松と一松2人きりの日常会話や六つ子の暇つぶしの様子、更には松野家の夕食事情まで窺い知ることが出来る。
7巻ではおそ松が猫の鳴き声を発する一松を見て、「お前可愛いな」と述べている。
対して一松はパチンコでスッて帰ってきたであろうおそ松に、猫を用いて容赦ない制裁を加える。
おそ松さんかくれエピソードドラマCD「松野家のなんでもない感じ」シリーズ
「一松病院」
一松を見つけたおそ松が、「トド松に合コンに誘われなかった。心臓がキュッてなる」という愚痴を吐き出す。「最悪だ」と落ち込むおそ松に対し、一松は「コンビニに行ったら自動ドアが反応しなかった」というエピソードを語り、おそ松の傷心を癒した。
「トッティのお願い」
トド松にパチンコへ誘われた一松は「金がない」という理由で断ろうとするが、おそ松から金を借りることを提案される。対して一松は「おそ松兄さんに、か、金を借りる…!? できる訳ないでしょそんな奇跡…」と驚愕を見せた。(なお一期5話「カラ松事変」では、おそ松が一松に金を貸しているという旨の台詞がある)
トド松から金をねだるためのテクニックについて説明されても、結局一松はおそ松から直接金を借りることはできず、トド松が「一松兄さんもお金借りたいんだけど、ビビッて全然言わないの」とおそ松にねだったことで終わった。
「寝起きドッキリ」
十四松との寝起きドッキリで、おそ松の横チンの上に火薬(?)を載せた。その際に一松はおそ松を「クソ長男」と呼称した。
「なんでもない感じ」
深夜2時に兄弟全員でラーメンを食べに行こうというおそ松の提案に対し、はじめ一松は「眠い。あともう歯を磨いた」と理由で拒否しようとした。しかしおそ松は一松の協調性のなさを指摘し、周りに好かれ社会に出てやっていける人間になるためには面倒でも付き合いをすることの大切さを説き、「一松、ラーメン行こう! お前の未来のために!」と熱心に語り掛けたことにより、一松はラーメンを食べに行くことを決心する。
関連イラスト
関連タグ
一般
トリオタグ
カラ松を入れる⇒グラデ松(事変組) チョロ松を入れる⇒円周松
十四松を入れる⇒非カタカナ松(ひよこ松) トド松を入れる⇒合格組
腐向け
※以下のタグはBL松と併用すること