下北沢駅
しもきたざわえき
概要
東京都世田谷区にある小田急小田原線(地下駅)と京王井の頭線(高架駅)の乗り換え駅。
現在改札は分離されているが、2018年(平成30年)3月2日までは乗り換えの際、他社線間であるにもかかわらず改札口を通過する必要がなかった。これは元々井の頭線が小田急(厳密には大東急成立以前の小田原急行電鉄)の子会社である帝都電鉄によって開通した路線である事に由来しているという。2018年3月3日に小田急は複々線化が完成し、同時に京王側と小田急側の改札が分離された。
かつてはメイン画のような構造だったため乗り換えにさほど苦はなかったが、小田急の駅ホームが2013年(平成25年)3月23日に地下化され、乗り換え時間が延びる結果となった。
この駅に停まる小田急の快速急行は運行開始当初、当駅から新百合ヶ丘駅(神奈川県川崎市)までノンストップで走行していたため、地元を知らない乗客が小田急を使って少し西寄りに行こうと何も知らずにたまたま来ていた快速急行に乗って一気に新百合ヶ丘駅まで飛ばされてしまう被害が後を絶たなかった。
複々線化完了後の2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正に合わせて快速急行が登戸駅に停車することになり、新百合ヶ丘駅まで飛ばされるトラップはひとまず終息へ向かう形となった。
小田急電鉄
特急は通過し、快速急行以下の種別が停車。
島式2面4線(2層ホーム)の駅で、地下2階が緩行線のホーム、地下3階が急行線のホームとなっている。
2018年(平成30年)3月3日に複々線併用開始。3月17日のダイヤ改正では通勤準急・準急全列車と千代田線に直通する上り急行が緩行線を走り、それ以外の優等列車は急行線を走る。
複々線完成後、当駅から千代田線及び新宿方面への利用なら緩行線利用の方が便利となる。
これは新宿方面の千代田線直通列車は緩行線のみに到着するのみならず、代々木上原駅以東は待避線がない事、緩行線の方が階層が浅いので移動には便利な為。
地下3階(急行線ホーム)
地下2階(緩行線ホーム)
利用状況
小田急電鉄
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗降人員は114,922人である。
京王電鉄
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員は114,367人である。
利用状況推移表
事業者名 | 小田急電鉄 | 京王電鉄 |
---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年度 | 135,225人 | 132,500人 |
2009年度 | 134,162人 | 131,441人 |
2010年度 | 131,992人 | 128,860人 |
2011年度 | 130,794人 | 127,124人 |
2012年度 | 132,350人 | 129,558人 |
2013年度 | 121,009人 | 118,883人 |
2014年度 | 114,669人 | 114,056人 |
2015年度 | 114,118人 | 114,269人 |
2016年度 | 114,922人 | 114,452人 |
2017年度 | 114,367人 |