※史実の趙雲についてはこちら
概要
プロフィール
名前 | 趙雲(ちょううん) |
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字 | 子龍(しりゅう) |
登場ナンバリング | 『初代』〜 |
勢力 | 蜀 |
所属軍 | (袁紹軍)→(公孫瓚軍)→劉備軍→蜀軍 |
声優 | 小野坂昌也 |
武器 | 直槍→(6猛将伝以降)龍槍 |
身長 | 185cm |
一人称 | 私 |
呼び方 | あなた(目上)、お前(目下、敵)、皆(複数人)、〇〇殿(目上)、〇〇(目下、敵)、劉備→殿(劉備殿と呼ぶ場合もある)、雷斌→師伯 |
武芸に秀でて忠義に篤い若武者。五虎大将軍の一人に数えられる。長坂の戦いは彼メインで、その忠義の篤さから劉備や諸葛亮からの信頼も高い。
本シリーズにおける主人公格にして、シリーズ皆勤賞キャラクター。とはいうものの、ストーリーモードでの中心は劉備で、彼が中心になったことはあまりなく、無双演武でもストーリーの中心的存在な戦国無双シリーズの主人公格・真田幸村とは対照的。その幸村との関係などは趙幸を参照。
シリーズ屈指の人気キャラクターであり、公式の人気投票でも常に上位をキープしていた程。
7の公式人気投票でも堂々の1位を獲得している。
人物像
容姿
顔立ちは凛々しく整ったイケメン。落ち着きのある穏やかな表情をしている事が多いが、真・三國無双7などのパッケージをみても分かる通り、男らしいイケメンである。真・三國無双の正統派なイケメンといってもいいだろう。目がキリッとしていて唇がやや厚いのが特徴。
身体は筋肉質の長身で、無双☆スターズ、8のOPや設定資料集で裸姿を見ることが出来る。
髪型
全シリーズ通して鉢巻をした長髪でセンター分け。また、殆どのシリーズで一つ結び。
『初代』普通の一つ結びで以降のシリーズにも影響を与えている結び方だが、前髪がオールバックぽい。
『1』前作同様オーソドックスな一つ結び。
『2』一つ結びだが、前作より若干ボリュームアップした。
『3』シリーズで唯一髪を下ろしている。
『4』再びオーソドックスな一つ結びに。
『5』一つ結びなのは変わっていないが、全体的にかなりボリュームアップした。
『6』ポニーテール。
『7』『4』以来の普通な一つ結び。
『8』前作と同様一つ結びだが、髪が少し逆立っている。
衣装
他の蜀将と違い白色主体の衣装が多い。これは史実にある趙雲の通称『白衣将軍』にちなんでいる。
『初代』シリーズで唯一の青い鎧を身にまとっている。
『1』以降のシリーズから恒例となる白基調で青を差し色としたデザイン。
『2』前作同様白基調の衣装だが、本作では青の部分が多くなっている。
『3』このシリーズでは着込んでいる武将が多い中、唯一片腕を出しており、一番露出している衣装(といってもあまりしていないが)
『4』前シリーズ同様白、青を主体としているが、蜀の緑色も若干盛り込まれている。
『5』今までの白の布衣装から銀色の鎧に変更された他、水色のマフラーを着用。
『6』前作同様は銀色の鎧にマフラーを着用しているが、エメラルドグリーンが差し色として使われている。
『7』青緑の鎧を身に纏っており、今までより蜀将としての部分が押し出された。
『8』『6』以前と同じく銀色の鎧を身にまとっており、差し色に青緑が使われている。
『MULTIRAID』の覚醒コスチュームは氷をイメージさせる甲冑になっているが、これはOPムービーで対峙する呂布がマグマのような業火のイメージなので、対するイメージとして氷モチーフになった、とのことである。
DLC衣装は、『6』の学園衣装は学生服にストライプのマフラーをしている。
童話衣装は桃太郎(お供に犬馬岱、猿龐統、雉馬超がいる。魏軍には赤鬼と青鬼がいたわけだが)
『7』の職業衣装は「昇竜戦隊タイガーファイブ」なる五虎大将軍による戦隊ヒーロー(劉備司令官のもと、諸葛亮率いる悪の組織と戦う)の戦隊レッド枠だった。
『OROCHI2 Ultimate』ではハロウィンの狼衣装が用意されている。
性格
普段は誠実で穏やか。自分が忠義を尽くすと決めた人物に対しては最後までどんな状況になろうとも従う。最近のシリーズでは星彩を始め、様々な次世代武将の良き兄貴分にもなっている。
生真面目な性格で、劉備の冗談も通じない。その性格のためか法正などの素行が悪い人物とは折り合いが悪いようで、彼に対しては険しい表情を見せる。また、無類の子供好きである。
活躍
演義通り百万の敵にも匹敵する武勇の持ち主。普段は穏やかな趙雲も敵の前では顔を変えて豪胆な武人となり、劉備のために槍を振るう。
時々、知の部分もみせる。
長坂の戦いでは取り残された阿斗を救うため、単騎で敵陣の中を突破し無事に救って見せた。
バトルスタイル
バランスの良い基本性能を有している。
攻撃アクションも使いやすいものが多いため、初心者にも安心して使っていけるような調整が施されている(6猛将伝以降の龍槍は一癖ついたが、それでも使いやすい部類の武器である)。4まではオーソドックスな槍を使った動きだったが、5からOPの技も取り入れられ、6猛将伝以降の龍槍ではしなりを使った槍さばきが強調されてスタイリッシュに磨きがかかった。
なお、『6猛将伝』では特殊武器として「葱」が配信されている。中の人繋がりのあのキャラの武器との関係はない(だろう)。
交友関係
劉備
趙雲の君主。劉備の仁の心に惹かれ、蜀軍に加入したため、絆は深い。劉備の仁の世のために趙雲は槍を振るう。ほとんどの場合は劉備に従うが、夷陵の戦いの時のみ反対する(毎回押し切られるが)。怒りに任せた劉備を救う趙雲も見所である。
劉禅
劉備死後に仕える主君。と同時に、長坂の戦いの時に趙雲が救った赤ん坊(阿斗)その人である。あまり会話をするタイミングがないがよく昔の話をしている。
雷斌
英傑伝に登場した趙雲の親友。今まであまりペアになることがなかった趙雲にとっての親友は新鮮だった方も多いだろう。
好奇心旺盛で1度興味を持ち出すと離れなくなってしまう雷斌に呆れているが、何だかんだで付き合うし、援護もするしでいい仲。
その他
無双OROCHIシリーズでは無印蜀ルートの主人公として活躍し、このルートで仲間になる島津義弘や真田幸村との親交もあり、ドラマチックモードで一緒に戦うステージもある。
特に史実で敵軍を単騎突破したり槍使いで主人公の幸村とは相性が良い。
シリーズでの動向
『1』OPでは趙雲無双ではないが、阿斗を守りながら白馬に乗って戦うシーンがある。
『2』夷陵で暴走する劉備を止めようとするムービーあり。
『3』このシリーズでは他シリーズに比べて露出を控えてる武将が多い中、趙雲は片腕を出している。
ムービーでは敵の子供武将を峰打ちしてるシーンあり。かっこいい。
『4』このシリーズから、OPの趙雲無双が始まった。
個人伝になったことを受けてか、劉備への忠誠心がより感じられるように。
『5』本作の趙雲伝では前主君の公孫瓚が登場し、彼の配下として虎牢関の戦いに臨む。そこで、人徳者劉備と出会い、公孫瓚を見限って彼につくようになった。個人伝なのは4同様だがステージ数とムービー数が多くなっているため、過去最高に劉備への忠誠心が描かれるようになった。
『6』鉢巻とポニーテールのせいで稲姫に似ていると言われることもある。
本作のストーリーモードでは、官渡の戦いから仲間に加わる。長坂の戦いでは阿斗を探すために奮闘。更に、夷陵の戦いでは怒り任せに戦をする劉備を止めるために戦場を駆ける。
『7』今作では虎牢関の戦いにて呂布に苦戦する劉備たち三兄弟に力を貸し、官渡の戦いで正式に仲間になる。長坂の戦いでは全体的にこざっぱりしてるため活躍がいささか分かりにくい。夷陵の戦いでは半人前の関興、張苞を率い、先輩としての貫禄を見せた。天水の戦いで意外にも初めて姜維との一騎討ちが再現され、彼と互角の戦いを繰り広げる。何故か晋伝の五丈原で生きているが、気にしてはならない。蜀軍を退けて迫る晋(というかまだ魏)軍に対して必死に奮闘する趙雲マジかっけぇ。
『英傑伝』三國無双の主人公にしてやっと彼中心のストーリー。
親友の雷斌が登場。ちなみに彼からは字呼びされており、三國無双シリーズで趙雲が字で呼ばれるのは初めてだったり。親友という立場と同時に幼馴染みでもあり、お互い昔から変わってないらしい。今まで目上か目下の相手しかいなかった趙雲にとって初めて対等に接する人物が登場し、趙雲自身も彼と喋る時には他とはトーンが少し違う。また、黎霞という謎の少女とも関わりがあるが、恋愛感情がお互いある訳ではない。
『無双OROCHI』では蜀伝の中心人物として活躍。劉備は生きているという事実をきかされ、彼を探して救い出すために奮闘する。OPでも幸村と共に暴れまくる。
『無双OROCHI2』では幸村と共にジャケットとOPムービーを大きく飾った。…が、OROCHI2の本編ではかなり影が薄い。というか、唯一登場するステージが敵の時のみという不遇さ。