概要
<正史>においては諸葛亮からその才能を期待された人物で、関羽の後を継ぎ馬良の後任として20歳で侍中・中監軍になるが数年後に死んだ…と僅かばかりしか記述されていない人物であった。
<演義>においては関羽が孫権軍によって非業の死を遂げ、劉備が復讐の兵を挙げる際に亡き父の無念を晴らすべく戦列に加わる。
先陣争いをした張飛の子である張苞と義兄弟になった。そして、父譲りの武勇で呉の李異・周平を斬るなど二人揃って目覚ましい活躍をして、終には関羽を捕らえた潘璋を討って父の形見である青龍偃月刀を奪い返すこととなった。
後に諸葛亮の北伐に参加し活躍するが、第5次北伐の直前に病死。
以上のように父・関羽亡き後の蜀陣営に彗星の如く現れて父親と違わぬほどの活躍をして、関羽が抜けた穴を埋める役という設定が付加された。
また正史では関平は血の繋がった兄弟であるが演義においては関平は養子となっており、
その上で後の民間伝承などでは他にも弟に関索・妹に関銀屏がいることとなっている。
創作物における関興
基本的に、父親並みか一回り抑えた武勇が設定されることが多い。それでも並みの武将以上の強さではある。
『真・三國無双』シリーズ
関興(真・三國無双)を参照