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センシティブな作品

ディアボロモン

でぃあぼろもん

劇場版アニメ『デジモンアドベンチャー 〜ぼくらのウォーゲーム!〜』に登場したキャラクター。正体不明の最凶のデジモン。

概要

バンダイの育成バトルゲーム『デジタルモンスター』のアニメ作品、『デジモンアドベンチャー』の劇場版作品『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』に登場したデジモンの一種で、究極体であるデジモン。

なお、初出はワンダースワンでのゲーム版『アノードテイマー』『カソードテイマー』より。

データ

レベル究極体
種族不明
タイプ不明
得意技パラダイスロスト
必殺技カタストロフィーカノン
進化系列クラモンツメモンケラモンクリサリモンインフェルモン→<<ディアボロモン>>→アーマゲモン

ネットワーク上のあらゆるデータを吸収して進化と巨大化を繰り返し、電脳世界(デジタルワールド)で破壊の限りを尽くしている。多くのデータと知識を吸収したディアボロモンは自らを全知全能の存在と思い込み、破壊と殺戮を楽しんでいる。

しかし、数多く居るデジモンの中でも、その存在目的がはっきりしており、その最終目的は、軍事用コンピュータを乗っ取り、核攻撃によって現実世界(リアルワールド)をも破壊しようとしている、恐ろしいデジモンである。

必殺技は胸部の発射口から強力な破壊エネルギー弾を発射する『カタストロフィーカノン』。

(バンダイ公式サイト「デジモンウェブ」より)

作品での活躍

デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!

ネットワーク世界に存在するバグや不正プログラムなどのカスが寄り集まってできたデジタマから誕生した詳細不明のデジモン。

デジタマから孵化し、幼年期から究極体までわずか数十分という猛スピードで進化を果たし、通常のデジモンには不可能な「単体増殖」によって大量のコピー体を生み出す。そして、世界中のネットワークに侵入してはプログラムを乗っ取り、遂には某国の核ミサイル基地のメインサーバーにまで侵入し、『お遊び』と称して主人公たちと人類存亡をかけたゲームを開始する。

あらゆるネットワークに侵入し、そこから得た膨大な知識から知性を発達させる。それによってプログラムを支配でき、果ては世界を掌握出来る自分を『全知全能の存在』と感じるようになる。それゆえに性格はどこまでも横暴で身勝手である。

作中最強クラスのデジモンであるウォーグレイモンメタルガルルモンと一歩も引かない高い実力を示し、さらには二体を超える驚異的なスピードで翻弄、おまけに進化中の二体に奇襲をかけるという前代未聞の禁じ手を三度も仕掛け、遂には二体を自分の無数のコピーで埋め尽くした空間に誘いこんでリンチに掛けるという、実力・性格ともに最悪のデジモンである。

その凶悪さに、ウォーグレイモンメタルガルルモンも瀕死にまで追い込まれるが、彼らを信じる世界中の子供たちの願い(メール)を受けて復活し、そのパワーを元に「オメガモン」へと進化して形勢を五分にまで持ち直す。

そして泉光子郎のとっさの機転から、膨大なメールのデータを自身に送信された事で自慢のスピードを封殺されてしまい、核ミサイルの起爆タイマーもろとも真っ二つに両断されて消滅した。

デジモンアドベンチャー02ディアボロモンの逆襲

ぼくらのウォーゲーム』から約3年かけて復活。ネットワークの奥深くに潜み、かつて自身を倒した八神太一石田ヤマトの個人情報と共にクラモンをバラまいていた。

事態に気付いた事から太一とヤマトが再びオメガモンと共に討伐へ向かい、エンジェモンエンジェウーモンの加勢もあって呆気無く倒される。

しかし、これも企みの内であり、倒された後の身体は大量のクラモンへと分裂・変化し、それらは井ノ上京が開けたゲートを通じて現実世界へと抜け出た上に、その直後にゲートを封鎖してそれまで戦っていた空間に太一たちを閉じ込めた。

そして、現実世界に湧き出たクラモン達は集合してアーマゲモンへと合体する。

デジモンテイマーズ

クリサリモンがシャイニングエボリューションで進化した。

従来のものより小柄で3体登場した。

デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~

クォーツモンが生み出したコピーデジモンの1体。

倒されかけたインフェルモンが進化した。

シャウトモンX7の「セブンビクトライズ」に敗れる。

その他

こうした凶悪さ、さらに形容しがたい絶望感を感じさせた圧倒的な強さから『みんなのトラウマ』認定されるほどの強烈なインパクトを残したデジモンでもある。

余談だが、『サマーウォーズ』のラブマシーンの原型となったキャラでもある。

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