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ナナ・テスカトリの編集履歴

2018-06-03 14:52:05 バージョン

ナナ・テスカトリ

ななてすかとり

テオ・テスカトルと対になっている古龍。なぜか1対1がお好き。

モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。


概要

古龍種の1種で、「炎妃龍」と呼ばれる。

青い獅子のような体躯にヘラジカのような平べったい角を持つ。

古龍種の例に漏れず、生態はあまり解明されていないが、テオ・テスカトルの雌性であることは判明している。


テオと同様に戦闘時に炎のベールをまとい、突進・ネコパンチ・火炎ブレス粉塵爆発を用いて攻撃してくる。

テオとは違い、突進前に予備動作を行うため、対処がしやすい(ただし、MHP2まではテオと同様、一切予備動作がなかった)。また別の相違点としてクシャルダオラのように、対空しながらブレス攻撃をしかけてくる(厳密には、使用頻度が圧倒的に低いだけで、テオも使用可能。MH4では使用頻度が上がっており、目にする機会は多い)。


モンスターハンター2(dos)』(MH2)から『モンスターハンターポータブル 2nd G』(MHP2G)までの各作品に登場するが、モノブロスと同様に「村長クエスト」(一人用クエスト)が存在しないMHF以外は「村長クエスト」にしか討伐クエストが存在しない。


残念ながらMH4には未登場で、夫婦揃っての復活は叶わなかった。ただし、竜人問屋を介して素材を入手することはでき、防具や武器の一部を作成することはできる。


MHW

5月31日配信のアップデートVer.4.00にて、MHP2G以来、実に10年振りにメインシリーズに復活した。


肉質や攻撃モーションの相当なテコ入れによりテオテスカトルとは全くの別物になっており、空中ブレスの頻度や粉塵爆発を用いないなど、テオとはまた違った手強さを見せる。


また本作では名実共にマルチプレイでナナ・テスカトリに挑む事が可能になっている(もっとも後述の要素の影響で事故率は高いが)。


戦闘

前述したようにテオテスカトルがベースにはなっているものの、恐ろしく機敏に動き回るため、かなり厄介な相手となる。

また、本家のモンスターでは初となるカウンター攻撃を習得している。

走り出した後に全身を青く発光させながら身構えるのが合図であり、その間に攻撃してしまうと即座に前方に炎を一直線に吐き出したり、引っ掻きによる反撃を繰り出してくる。


そして特筆すべき要素の一つが、ナナテスカトリが周囲に発生させる青い炎。

この炎は触れている間に継続してダメージを与える性質を持ち、ダメージを軽減させることは出来ても無効化することが現状不可能。


何の対策も無しに炎に巻き込まれると物凄い勢いで体力が削られる(3秒もあれば食事体力の半分は消し飛ぶ)。


火耐性や属性やられでは防げず、耐熱の装衣やクーラードリンク等でダメージを軽減させるしか手段が無く、これが討伐の際に大きな障害となる。


(似たものとしては、瘴気の谷のオドガロンの寝床の奥の青い塊に爆弾や竜擊砲をかますと発生する炎がある)


肉質に関しては頭部分が堅く、翼と尻尾が軟らかいという差異がある。

ついでに空中で閃光弾を食らっても怯みこそすれど墜落することが無い。

その代わりに足を攻撃することでダウンを取ることが可能となっている。


更にスーパーノヴァに関してもテオテスカトルのものとは大幅に違っており、青い炎と同じダメージフィールドを周囲に発生させ、風圧で動きを封じて範囲内のハンターの体力を削り、最後に炎を爆発させて吹き飛ばすものとなっている。


ヴァルハザクの瘴気、或いはマム・タロトの熱ブレスのように、範囲内にいる限り体力が削られるためにガード強化スキルがほぼ全くの無意味というトンでもない鬼畜仕様。

範囲に留まるだけ無駄というわけである。


閃光で怯ませて一時的に遅らせることは出来るが、前述の通り墜落しないため、完全に炸裂するまで何度でも発動する。


テオテスカトルと合流した暁にはなんと固定モーションで二体同時にノヴァをぶちかましてくる。


幸いにもナナテスカトリのノヴァは風圧を凌げば回復薬をがぶ飲みしつつ逃げるか、範囲外のハンターに広域化スキルで援護してもらうこと自体は可能である。


他にも何気に拠点の物資屋で買えるアステラジャーキーも有効である。

炎やノヴァの持続ダメージは全て赤ゲージになるため、他の攻撃や爆発で赤ゲージが消滅しない限りは一気に回復できる。


数少ない対策要素の一つである耐熱の装衣は火と火に交わる者達をクリアする必要がある。


クエストでは

久しぶりの登場ともあって短いながらも登場ムービーとイベントが追加されるというスタッフの本気度が感じられる内容である。


イベントではまずテオテスカトルと対峙し、逃げ込んだ闘技場でトドメを刺そうと出向いた所で御披露目となる。


そこでは夫を庇いつつあのネルギガンテと短時間ながらも互角に渡り合うという鬼嫁っぷりを見せつける。

その後テオテスカトルとネルギガンテが退散したのち、

晴れて直接戦闘となる。


撃退に成功すると今度はテオテスカトルとナナテスカトリを同時討伐するクエストが解禁される。

テオテスカトルの方は手負いで体力が少なめであるとはいえ、夫婦揃うとかなり難易度が上がる。


これをクリアすると特殊な装衣が手に入り、各フリークエストが解禁される。


フリークエストでのナナテスカトリ戦はどういうわけか高確率でネルギガンテかクシャルダオラが合流してくる仕様になっていようで、縄張り争いをする姿が頻繁に目撃されている。


こやし玉の効果が無いため、特に後者の合流戦では風圧の影響で非常に面倒なことになる。


MHF


剛種

MHFには剛種個体が存在する。通常の個体同様1人専用だが、1人用だからぬるい…なんてことはなく、HPが低いこと以外は、他の剛種とほぼ変わらない攻撃力に加え、出現する個体がどいつもこいつも規格外キングサイズばかりが出現する上に怒り時に1.3倍という倍率で行動速度が上がるという鬼畜仕様となっている。一人用だからとたかをくくって挑戦し、返り討ちにされたハンターも多いのではないのだろか。


G級

G6にて満を持してG級へも参戦

通常個体に近くて戦いやすいか、それとも剛種の悪夢再来かと騒がれたが結果は・・・よりにもよって剛種基準、しかも更に凶悪化という凄まじい結果であった

まず難易度は★7なのでG級昇格直後の防具では非怒り時の攻撃ですら一撃即死なので防御力1700近くは必要(これはMHFでのG級の仕様が関係しているが長くなるので割愛)

しかも剛種ほどではないがまたしてもキングサイズばかりが出現

更に肉質は変化、通る部位には通るが、首や翼、背中など、見るからに堅そうな部位は紫ゲージでも余裕で弾かれるほど硬い

属性が効かない部位はとことん通用しないようになっており、下手すれば全く通らない部位も普通にある

近接武器は頭と尻尾以外まともにダメージが入らず、ガンナーに至っては弱点の尻尾すら弱点特効の対象にならず、それ以外の肉質もほぼ全身が10~15%のみという鉄壁の肉質である


特異個体

剛種やG級個体ですら悲鳴をあげる戦闘力だが、G6にてついに特異個体化


見た目の変化


  • 目が黄色に輝いている
  • 耳が通常より伸びている
  • 犬歯がさらに大きくなった
  • 前脚が筋肉質になり、爪がより鋭利に発達
  • 尻尾が肥大化
  • 怒り時に四肢が炎上する

剛種個体は怒り移行時に行動を強制キャンセルして別の技を繰り出してきたが、特異個体ナナ・テスカトリでは確定で威嚇をするようになっており、更にキャンセルも含めた突進も特異個体行動もあって頻度が低下、剛種は戦いやすくなっている

問題のG級特異個体に関しては・・・この咆哮の際、周囲広範囲に無数の粉塵爆破が発生するという凶悪仕様へ変貌

しかもあろうことに通常の剛種と同等か、それ以上に突進の頻度が上がっているという情け容赦ない仕様になっている


武具

ナナハウル

武器は火属性を纏うことが多いが、龍属性を纏うこともある。

防具はエンプレスシリーズと呼ばれ、テオ・テスカトルのカイザーシリーズと比較すると防御よりの性能がつく。

MHFでは下記のようなとんでもない武器が存在している


炎妃剣【渇愛】

上記の剛種個体を討伐する事で政策が出来るようになる片手剣

この武器の特徴としては攻撃力210と下位~上位レベルの攻撃力しかない上にリーチ:短と通常の片手剣よりリーチが短いという弱点がある(MHFでは大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、ランスに関しては通常の武器よりリーチが長かったり短かったりする武器がある)

では、利点はというと火属性2100というどのシリーズから見ても完全に狂った数値だと断言出来るレベルの属性値を誇る

しかも斬れ味は素で長めの白と若干の紫、しかもスキルでその紫を延長させることも可能

おまけにスキルの拡張性に優れるスロット2

更にMHFはMHP3MH3Gと違い片手剣の属性値0.7倍補正なんてものは存在しないのでこのままの威力を相手にぶつける事が可能

なお、この武器が出た時期の最高値の火属性片手剣は火属性550の炎王剣【爆龍】(テオ・テスカトルの剛種個体を討伐することで制作可能な武器)

よくあるインフレの結果ではなく他のシリーズと大して変わらない環境に上記の性能の武器がいきなり登場したのである

この狂った属性値のお陰で属性強化のスキルさえあれば攻撃力UPも会心率UPも不要というスキルの自由度を誇る上に火属性が少しでも通るなら十分(具体的には火10までなら十分有効の範疇

あまつさえ、強化を重ねれば最大で4600という何が何やら分からない数値まで伸びる

余談だが、4人揃おうものならバルカンルーツが悶え続けるという凄まじい光景が起こる              龍属性武器なんていらんかったんや・・・

なお、この光景が起こるのはMHFでは両者の属性耐性が龍属性の次に火属性が通る為

この武器は剛種を倒せればHR100から生産可能にも関わらずG級で装備が整うまでの繋ぎとしてまで長い期間使って行ける

しかし、制作難易度は上記の剛種個体を倒すのが前提条件なので難易度は非常に高い


艶妃剣【仮初】

上記の渇愛のG級仕様と言える武器

生産時点では攻撃力504、火属性680にデフォルトで短い白ゲージ、匠で普通程度の紫ゲージとG級武器にしては非力もいいとこなレベル

しかし、強化に強化を重ねることで最終的にとんでもない武器になる

理由は、MHFのG級武器はLV制であり、生産時点でLV1、最大でLV50なので都合49回強化を施して本当の意味で完成する(強化過程でも実戦運用可能レベルになる武器もあれば最大まで強化してようやく運用可能な武器もある、この武器は後者である)

最大であるLV50では

  • G級武器でも上位に位置する攻撃力672
  • 斬れ味は標準で長い紫ゲージ、斬れ味レベル+1で発生する紫を超えた空色ゲージ
  • 渇愛を凌駕してしまった火属性値2300

正に渇愛をG級仕様にした武器と呼ぶにふさわしい武器になる

更にG級武器は属性値以外にもシジルでカスタマイズできる要素がある(シジルとは、装飾品の代わりにG級武器で取り付ける事が出来るアイテムであり、攻撃力や属性値などの他に攻撃そのものを強化したり、武器のリーチを変えたり、狩猟笛の旋律やらガンランスの砲撃のタイプや砲撃LVもカスタマイズ可能)

シジル「蒼輝剣」を焼き付ければ渇愛の弱点であったリーチを補うことが可能となる

リーチ強化は代償として物理攻撃力が若干低下するが元々高すぎる火属性値という強みを持っているため軽視しやすいデメリットである

ここまで利点を述べたが最大の欠点はG級ナナ・テスカトリである

上記のように凄まじい戦闘力な上に渇愛と違い特異個体から剥ぎ取り2%でしか入手できない「HC素材」剥ぎ取りで1%でしか入手できない「剥ぎ取り稀少素材」を要求される鬼畜ぶり(これはイベント等で入手できるG級武器以外のほぼすべてのG級武器に言えるが)

しかも前者の素材はたまに救済クエが配信されたりG級前なら全てのHC素材、G級なら★6までのHC素材ならゲーム内ポイント等で交換可能(ナナ・テスカトリ自体は★7なので交換の対応はしていない)だが、後者に関してはそれすら無い

その為、一度この武器を制作すると決めた片手剣使いはナナ・テスカトリとモンスターハンターシリーズのプレイヤー誰しもが恐怖する最強の悪魔との連戦という血を吐き続けながら続ける壮絶なマラソンが待っている・・・・・


専用BGM

専用BGMは夫のテオ・テスカトルと同じ、「炎国の王妃」である。

初期の剛種は別のBGM(塔の汎用BGM)が流れていた。


余談

  • 雌であるとされることや、名前が「ナナ」と可愛らしい響きであるためなのか、リオレイアと並んで擬人化の題材にされやすいモンスターでもある(というより、投稿されているイラストのおよそ半分は擬人化イラストで占められている)。別名が「炎龍」であるためなのか、御淑やかで気品溢れる姿に描かれていることが多いのも特徴。
    • ちなみに、ゲーム中でもナナを嫁にしたいとのたまう男が登場する。ただ、この依頼人は「ぎらついた目の没落貴族」という名前であることから、単に極貧生活に喘ぐうちに精神に異常をきたしてしまっただけだと思われる。

ナナたそナナさん擬人化

  • 名前の由来はアステカ神話の卑しき神「ナナウツィン」+夜の神「テスカトリポカ」から。
  • ライオンのように見えて、本当のモチーフはジャガーである。

関連タグ

モンスターハンター ドラゴン

テオ・テスカトル

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