概要
MHWorldのタイトルアップデートVer3.00で追加された新しい古龍。
別名を爛輝龍(らんきりゅう)
体長約35m(金のドレスを含め45m)にもなる超大型モンスター。
通称『マム太郎(マムタロウ)』
四足歩行で移動する大型のモンスターで、ヤギ科を彷彿とさせるねじれた角をはじめ、外殻がウラガンキンのような黄金色となっている。
これは金を主成分とした金属の塊であり、マム・タロトはこれを鎧として全身に纏っている。
これは周囲の金属を引き寄せて融合させる体質を持つためであり、金の他に角や体に金属製の武器が溶けて融合しているという特異な性質を持つ。
かつて一期団が目撃し、接触を試みるために攻撃を加えたものの、全く意に介されることもなくそのまま逃げられ、以後数十年もの間行方不明であった。
しかしゾラ・マグダラオスの出現を発端とした各古龍の活発化に伴い本種も活動的になり、マグダラオスがもたらした地殻変動によって、住処たる黄金郷への到達も可能となった。
外見的特徴や『マム』という名前からメス♀個体と断定してしまいがちだが、炎妃龍のように明確にそうであるという論拠は今の所無い。
確かに作中でも「彼女」と呼ばれてはいるが。
今後調査が進んで名前が変わる可能性もあるかも…?
クエスト
マム・タロトに関連するクエストは最大で16人のプレイヤーが絡む大規模なクエストとなっており、事実上オンライン専用。
討伐ではなく調査が主目的とされる特殊な仕様。
上位クエストの受注・参加条件はHR16以上であるため、前提としてラスボスまでの任務クエストを一通りクリアしておく必要がある。
条件を満たせば各所に痕跡が出現するため、探索に赴いて一つでも回収すればストーリーが進行する。
マム・タロトの調査クエストは、サンプル採集として『角』を破壊することが最終目的。
纏っている金属を攻撃で剥がし、追撃を加えてエリアの奥に追い込み、最終的に角の破壊、しなくともマム・タロトが逃げることで調査が完了する。
初期段階はフィールド内を徘徊するだけであるため、大砲や武器を用いて何度も攻撃を加え、こちらに注意を向けさせる必要がある。
痕跡を集める、同じ集会エリアの自パーティや他のパーティが部位破壊、別のエリアに追い詰める等を行うことでポイントが貯まり、追跡レベルが上昇。
それに応じてリザルトで達成度レベルのポイントも貯まる。
追跡レベルを上げていくと、仮に取り逃がしても次回以降にダメージが引き継がれる、マム・タロトが逃げるまでの猶予が伸びるなど、レベルに応じて徐々に追い込み易くなっていく。
また、帰還時に貯まる達成度レベルが高いほど報酬の質や量も増える。
角を破壊すると各種レベルは全てリセットされるが、期間中であればまた別の個体に挑戦する事が出来る。
自パーティでクエスト中に他のパーティが角を破壊すれば、その集会エリアでは一律でクリア扱いになり、自パーティが目標を達成出来なくとも報酬の受け取りが可能(無論失敗すれば報酬の質はお察し)
歴戦王
2018年12月20日のアップデートで登場した強化個体。これの登場により以後は歴戦王に差し替えられ通常個体とは戦えなくなった。通常個体と違い纏っている黄金の色が白金に変わっている。
マスターランク
続編のアイスボーンで追加されたマスターランクのクエストでは上位の角破壊だけでは終わらず討伐が最終目標となっている。クエスト方式も変わっておりイベントクエスト扱いとなっている。その為ソロとマルチで体力が変わる仕組みになっている。
- 部位破壊
マム・タロトの部位は10箇所以上も細かく分けられており、集中的に攻撃を加えると剥がすことが可能。
素の状態でも破壊王スキルなどを積んでごり押せば壊せるが、赤熱化状態であれば柔らかくなるので、戦闘中に狙うと更に破壊が容易になる。
胸の赤く光る部分を集中的に狙うと早い段階で赤熱化まで持ち込める。
角は段階的に破壊する必要があるため、ダウンを取ったら真っ先に頭を狙うと効率的に調査することが出来る。
※マム・タロトは素材となる金属を全身に纏っている都合上、ポロポロと素材やスリンガー弾の落とし物を落とす。
フレンド間であればさほど問題ないだろうが、野良で回収にばかり専念しているとキックされる可能性もあるため、その点は注意した方がいいだろう。
また、フィールドのあちこちに鍾乳石などの落石ポイントがあるのだが、その真下で睡眠属性で眠らせてから落石を食らわせると、最大3000クラスのダメージ+ダウンを与えることが可能。
誰かが眠らせたら一度周りを見ておくとスムーズに連携出来る。
なおマム・タロトが顔を突っ込んで岩を壊しているモーションの最中では、食らわせてもダメージは通れどダウンが取れないことがあるため、大砲で予め岩の壁を破壊しておくことを推奨する。
戦闘
己の巨体そのものを武器として、突進やボディプレス、尻尾薙払いや転がり等などのドスジャグラスに似た物理的な攻撃を行う。
のそのそしてはいるが、古龍であるためその巨体に見合った範囲と威力を誇る。
防御力400未満では大抵の攻撃一発で食事した体力の半分以上は吹き飛ぶため、安定を求めるなら完全にカスタム強化した装備で赴くことを推奨する。
他にも熱を伴う火属性のブレス攻撃を敢行することがあり、こちらは直線的に放つタイプと地面に放つタイプに分けられる。
地面に放たれた場合はヴァルハザクの直下ブレスのように徐々に広がっていき、範囲内に居ると膨大な熱量によって物凄い勢いで体力がゴリゴリ削られる。
仮に後ろに居ても振り向いて放ってくるため油断は禁物。
ガード強化スキルを保持していればブレスを防御することは可能だが、その代わり多段ヒットでスタミナはごっそり削られるが、ガード方向に移動スティックを倒せば僅かに長持ちさせられる。
なおブレス中にハジケ結晶や、カブトガニの落とし物などで手に入る滅龍石を何度も当てると怯んで中断されるほか、確率でダウンが取れるチャンスでもあるため、頭に入れておくと角の破壊がし易くなる。
最終エリアはガンナーを除けば基本的に乗りと睡眠とコレでしか角へ攻撃する手段が無い。
肉質
外殻を纏っている普段はどこを殴っても弾かれないにしろ中々有効打にはならない(ダメージがオレンジ色に表示されない)が、前述の通り怒り状態等では身体が赤熱化し、肉質が柔らかくなる。
弱点属性は外殻部分は雷、剥がした本体の部分は氷属性となっている。
次いで本体に龍属性であり、水属性は雷や氷ほどではないが両方に効果がある。
外殻を全て剥がすと身軽になり、突進や角による叩きつけなどを優先的に行って縦横無尽に暴れ回る。
また、エリアの各所には金を目当てに活動しているガジャブーがお邪魔キャラとして徘徊しているほか、後半のエリアは熱ダメージが発生する灼熱地帯であるため、熱ダメージ無効スキルかクーラードリンクは必須である。(もっともエリアの手前にヒンヤリダケは生えているが)
装備
素材を用いて作成するマムガイラ装備は、同じ金ピカでゴツゴツしたガンキン装備とは対照的にシュッとしたデザインに仕上がっているが、男女ともにオーグ装備の頭同様に角が生える。
全身が金ピカで非常に目立つため、いっそのこと重ね着装備で変えてしまうのも手である。
武器はマム・タロトの外殻に融合していた武器を「鑑定武器」として報酬・角の剥ぎ取り(4回)で入手する。
既存の武器に非常に様美式な黄金の装飾が付与された見た目であり、会心率や属性値に斬れ味、攻撃力や防御ボーナス、装飾品スロットなど、性能が通常とは異なる武器がドロップされる。
名称は『金色の~』だが、レア8クラスは名前が『ガイラ』になる。