CV:朴璐美(VOMIC) / 入野自由(幼少期:嶋村侑)(TVアニメ)
舞台版キャスト:佐野岳
プロフィール
名前 | 百夜優一郎(ひゃくや・ゆういちろう) |
---|---|
本名 | 天音優一郎(あまね・ゆういちろう) |
身分・階級 | 日本帝鬼軍 特別二等兵 |
所属 | 月鬼ノ組(シノア隊) |
誕生日 | 10月16日 |
血液型 | A型 |
身長 | 170cm |
体重 | 59kg |
鬼呪装備 | 阿朱羅丸(等級は黒鬼) |
興味があること | ミカのこと(心配) |
好きな物 | 車の運転 |
好きな食べ物 | カレー/ショートケーキ(孤児院の皆が食べたいと言っていたから) |
好みの異性 | 優「うるせぇな」 |
概要
漫画版『終わりのセラフ』の主人公。
作中では『優』と呼ばれる事が多く『優一郎』と呼ぶ者はあまりいない。
本名は天音優一郎。
黒髪でアホ毛があり、緑色の瞳をしている。(たまにSQの表紙では赤い瞳をしていたりする。)
- 世界崩壊前
両親から「悪魔の子」と呼ばれ、父親には包丁で殺されか、母親は彼を悪魔の子と叫びながら焼身自殺したが、本人は何故自分が「悪魔の子」と呼ばれていたのかは分からず、実験についても、記憶を操作されていた為、覚えていない。
(なお、父親は不明だが、焼身自殺した母親は彼の本当の母親ではない)
母親が焼身自殺をした後、百夜教の実験施設の牢にいた所、柊真昼と出会う。
その時の記憶も操作され、忘れてしまうが、八年後に阿朱羅丸が彼の過去に触れたことにより少し思い出す。
しかし、それ以上の過去の記憶はなく、阿朱羅丸でもそれ以上の過去を見ることは不可能だった。
記憶を操作された後、斎藤に連れられ、百夜孤児院に来るが、その直後世界が崩壊してしまう。
- 家畜時代(8~12才)
世界が崩壊した際に吸血鬼に拘束され、地下都市・サングィネムで百夜孤児院の家族共々、「安全な暮らしの引き換えに血を提供する」という家畜同然の扱いを受ける。
孤児院の仲間とは四年間共に暮らしていたが「家族」とは認めておらず、事あるごとに否定していたが、ミカエラの案により、百夜孤児院の家族共々地上へいこうとするも、それはフェリド・バートリーの罠であり、彼は孤児院仲間達を殺され、ただ一人地下都市から脱出し、その際、初めて彼らを「家族」と呼んだ。
地上に着くと、そこには「預言」により彼を待っていた一瀬グレンに日本帝鬼軍へと導かれる。
- 日本帝鬼軍所属(12~16歳)
四年後では、日本帝鬼軍に所属するも、過去のトラウマからか、協調性が欠けており、幾度となく謹慎をくらっていたが、謹慎中第二渋谷高校で出会った、監視役の柊シノアや自身の同じように吸血鬼に復讐を誓っている早乙女与一、研修室で出会った君月士方、隊編成の際出会った三宮三葉と共に吸血鬼殲滅部隊月鬼ノ組・柊シノア隊に入隊し、仲間を得たことによって、本来の根が優しく、仲間思いで真っ直ぐな性格が現れる。
一方で上司や先輩への不遜な態度も目立ち、グレン中佐に対しても、馬鹿グレン呼ばわりしたり飛び蹴りを繰り出したり、鳴海真琴とは初対面であだ名付けるなどしている。
しかし、その性格からシノア隊のメンバーやグレンや鳴海からは、「馬鹿」と呼ばれながらも信頼されており、シノアと三葉からは好意を持たれている。
当初は吸血鬼の復讐のために力を求めていたが、仲間との出会いやミカエラとの再会以降は、仲間(=家族)を守るために力を求めるようになる。
鬼呪装備は、黒鬼の阿朱羅丸。
鬼呪を手に入れる前後では、吸血鬼の復讐のために力求めていた為、儀式では孤児院の家族の悪夢を見せられるが、復讐するための力を求める一方で、全てを守れるだけの力も望み、愛と憎しみが混ざった感情を鬼に気に入られ、契約に成功する。
- 終わりのセラフ・新宿
最大禁忌・≪終わりのセラフ≫の被検体の一人で、その中でも最優秀と言われている。
グレンが渡した特殊配合の薬を飲んだ際、突如左目が赤く染まり、精神世界で空からラッパが表れ、音色が奏でられると、現実世界で目から黒い(アニメ版では赤い)血のような物を流し、さらには片方の背中から禍々しい翼のようなものが生え、暴走が始まった。
またこの状態では人間を皆殺しにするように考える様で、柊シノアを殺そうとするも百夜ミカエラに止められ、更にグレンから指示されたシノアにより抱き付かれ、どういう理由かは不明だが何故か暴走は止まった。
この際グレンは、この力を「切り札」と言っていた。
- 終わりのセラフ・名古屋編
名古屋決戦編にて今度は自分の意思で再び暴走した。
帝鬼軍からは第二天使塩の王と呼ばれていた。
その際は前回と少し異なり、以前は黒い血の様なものを流し、左目のみ赤くなっていたが、名古屋決戦編では両目が黒く染まり、瞳の色は黄色くなっていた。
翼の様なものは、前回は片方のみ生えていたが今回は両方に生えていた。
口調も優一郎とは異なる喋り方をしていた為、人格は「天使」に乗っ取られていると思われる。
天使を制御する為に、自分の意思で鬼呪装備の黒鬼<<阿朱羅丸>>を受け入れ、鬼と化す。
ちなみに《終わりのセラフ》の暴走は、君月未来の場合は優一郎同様に、実験をされていたが、天使の羽の様になっているが、優一郎の場合は黒い悪魔みたいな羽になっているのは作者曰く、優一郎の暴走には鬼が関与しており、《終わりのセラフ》の暴走を鬼が止めようとする事によって羽が黒くなっているらしい。
現在は、鬼が混じり人間ではなくなっているらしいが、それ以前から人間ではなく、第六ラッパの少年曰く、鬼でも天使でも人間でもなく、存在自体が禁忌に触れているらしい。
- 終わりのセラフ・大阪湾
大阪湾では、グレンの指導とミカエラや柊シノア隊、鳴海、一瀬グレン隊、クローリーの協力のもと、薬を打ち、終わりのセラフの力を引き出した後、鬼呪装備で呪を張り巡らせてギリギリコントロールできる状態へとなり、キ・ルク戦では拷問されているクルルとフェリド救出作戦成功の重要な鍵となった。
キ・ルクとの激闘の最中、グレンを守り心臓を貫かれるが、即座に再生した。
結果、クルルを救出出来なかったが、フェリドを救出することができた。
キ・ルクとの激闘後、阿朱羅丸との対話の中で彼の過去の一部、柊真昼との対話を阿朱羅丸が触れたことにより僅かに思い出すも、それ以前の記憶がないため、何故両親から「悪魔」と呼ばれたのか、そして柊真昼との対話の時何故自身が地下牢にいたのか、百夜教に記憶を消された優本人は勿論、鬼である阿朱羅丸ですらそれ以上前のことが見れず、全くわかっていない。
そしてその後、グレンの実家で第六ラッパの少年と出会う。
第二天使の塩の王
以下ヨハネの黙示録より抜粋
第二のラッパ吹き
『ヨハネの黙示録』第8章8節にてラッパを鳴らす。 それにより海の三分の一を減らす。
詳細は不明だが敵を塩に変える能力を持つと思われる。
↑上の左が鬼と化した優一郎、右が塩の王。
関連イラスト
関連タグ
終わりのセラフ 吸血鬼 復讐鬼 天使 鬼呪装備 終わりのセラフ(実験名)
個別タグ
関連人物
百夜ミカエラ 一瀬グレン 柊シノア 君月士方 早乙女与一 三宮三葉 鳴海真琴 阿朱羅丸 月鬼ノ組 帝鬼軍