終わりのセラフ(実験名)
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おわりのせらふ
漫画「終わりのセラフ」に登場する実験名。
吸血鬼達が危惧する程の力を持ち、世界崩壊前、百夜教が百夜孤児院の子供達を使って実験・研究していた最大禁忌の名称。
世界を崩壊させる発動条件は死者を蘇らせること。
しかし、蘇生させられた人間は不安定で、10年しか生きられない。また、その間に自身が既に死んでいるとわかれば、塵となって消えてしまう。
世界崩壊時に蘇生させられたのは、柊深夜、十条美十、五士典人、花依小百合、雪見時雨、他二名(そのうち一人は蘇生直後、ただ一人目を覚まし、グレンから蘇生されたことを聞き、自身が死んだことを思い出したため、塵となって消えた)。
蘇生させたのは、一瀬グレン。
ラッパ吹きは全員で七人存在し、覚醒したものは白目が黒くなり、瞳は金眼、背に白い翼が生えるが、鬼呪装備の影響で黒翼となるケースがある。
覚醒した際、その人格は『天使』のもので、人間を皆殺しにする事を原点としている。
初期段階ではラッパを吹く事で地に亀裂を生じさせることができ、覚醒後はそれぞれの持つ力を行使することが出来る。
《終わりのセラフ》のラッパ吹き七人一人一人に、十字架の子劔・「罪鍵」というものがあり、リーグ・スタフォードが狙っている。現在、「罪鍵」はリーグが持つ二本、第六ラッパから現れた一本、君月未来から現れた一本の、計四本が具現している。
詳細は不明だが、一本で第二位始祖であるリーグを爆破させる程の、三本では実態ではない真祖を止められる程の力を持っている。
- 第一ラッパ
- 第二ラッパ / 塩の王
被験者 | 百夜優一郎 |
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能力 | 全てを塩に変える能力を有しており、塩で生成した剣は鬼呪装備の戦闘力を遥かに凌駕するとされている。また、同じ〈終わりのセラフ〉である悪魔・アバドンさえも一撃の下斬り伏せた。 |
ヨハネの黙示録 | 8章8節ー8章9節 |
解説 | 『ヨハネの黙示録』巨大な山のような火の固まりが海の中に落ち、海の三分の一が血に変わり、海の生き物の三分の一が死に、すべての船の三分の一が壊される。 |
- 第三ラッパ
- 第四ラッパ
- 第五ラッパ / 悪魔アバドン
被験者 | 君月未来 |
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能力 | 吸血鬼の貴族ですら相手にならないほどの破滅の力を行使する一方、発動には多くの生贄が必要。 |
ヨハネの黙示録 | 9章1節ー9章12節 |
解説 | 『ヨハネの黙示録』1つの星が地上に落ちてきて、底なしの淵まで通じる穴を開け、アバドンを呼び出す。額に神の印のない人達を襲い、さそりにさされる時のような苦痛を五カ月間与える。 |
- 第六ラッパ
被験者 | 少年(素性不明) |
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能力 | ヨハネの四騎士を異界から呼び出す能力を有している。 |
ヨハネの黙示録 | 9章13節ー9章21節 |
解説 | 『ヨハネの黙示録』四人の御使が解き放たれる。彼らは二億人の騎兵隊を引き連れて、その馬の口から出る火と煙と硫黄で人間の三分の一を殺させた。 |
- 第七ラッパ
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