データ
他言語版の名称
英語 | Oranguru |
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イタリア語 | Oranguru |
スペイン語 | Oranguru |
フランス語 | Gouroutan |
ドイツ語 | Kommandutan |
韓国語 | 하랑우탄 |
中国語 | 智揮猩(繁体字)/智挥猩(簡体字) |
概要
初登場は『ポケモンSM』。
「ムーン」バージョンのみに登場するポケモン。(「サン」バージョンではナゲツケサルが登場し、静動対称となっている)
白い体毛を持ち、ローブのようにも見える紫色の毛が特徴。モチーフはオランウータン。相撲の行司や大天狗のような印象もある。名前の由来は後述の独自技から考えて関西弁の「やれゆうた(=やれ、と言った)」と「オランウータン」からだと思われる。
普段は森の奥深くで単独で生息し、樹の上で瞑想をしている。森のポケモンにエサを与えたり、傷ついたポケモンに薬を煎じたりする。
たまに海辺に現れてはヤドキングと知恵比べをすることもあるらしい。
アローラ地方の人々はヤレユータンを森に住む人だと思い込み、「森の人」と呼ばれていた。因みにモチーフのオランウータンの名前は「森の人」という意味である。
ポケモンの中では知能が高い部類に入り、葉っぱを使って扇子を作ったり、人間の道具も使えてしまう。モンスターボールを使ったという目撃例もあるらしい。
ただそれ故に未熟なトレーナーを見下す習性がある。軍師(ヤレユータン)を迎え入れるには君主(トレーナー)に相応の実力が必要だと言う事なのだろう。
性能
タイプはキリンリキ、メロエッタ(ボイスフォルム)と同じのノーマルとエスパーの複合。
その為エスパーの弱点であるゴーストタイプの攻撃を無効にできるなかなか貴重な一体。
能力は特防が110と際立って高く、次いでHP・特攻が続く。
その一方で軍師らしくどっしり構えると言う事か素早さは60とやや低め。また、力仕事も苦手と言う事で攻撃力も60止まり。能力が実に軍師らしい。
技はエスパー・あく技の習得が多め。
意外と技のバリエーションは平均的なエスパータイプらしいものとなっている。
しかしだましうちやイカサマやわるだくみを自力習得するとはこれ如何に。
やだこの軍師黒い。
ちなみに貴重なサイコフィールドを遺伝習得するポケモン。
ヤレユータンだけが覚えられるわざ「さいはい」を持つ。
詳しくは技ページを参照。
アニポケ
サン&ムーン第39話に登場。メレメレ島の森に住んでいる(ゲームでの生息地はアーカラ島のシェードジャングルのみ)。
家を飛び出し森で怪我したマオを介抱する。そこへマオのアママイコを捕まえたロケット団が現れマオに加勢。ねんりきでコジロウのヒドイデをこんらんさせ、さいはいでニャースを翻弄しアママイコを助け出す。
そこへあのキテルグマが出現し一触即発と思いきや、パイルジュースとハニー蜜を交換しその場を収めた。ちなみにこのとき映画のアバンタイトルでよく使われるBGMによりやたら豪華な演出になっていた。
かつてアイナ食堂を開いたばかりでメニューに悩んでいたマオの父の悩みを聞き、パイルジュースを振る舞った。以後彼からは先生と慕われている。ヤレユータンの噂は町でも広まり、心の癒しを求めた人々が訪れるようになり、人の手で森の中に小屋が立てられた。
メレメレ島でしか活動していないと思われていたが、アーカラ島のポケモンパラダイスリゾートの直行便を利用して単独で訪れており、定期船や施設スタッフからも常連と言われている。
鳴き声は「ヤレユウタ」「ヤレヤレ」など。後者は発音を微妙に変え「やれやれ」といった感じにしゃべるなど、知能だけでなく話し方も人間に近い。