データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
いりょく | 70 |
めいちゅう | 90 |
PP | 25 |
タイプ | はがね |
分類 | ぶつり |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 10%の確率で自分の防御を1段階上げる |
英語名 | Steel Wing |
概要
第2世代から存在する技。
硬い翼を相手に叩きつけて攻撃する技。
エアームドのイメージが強いが(実際エアームドおよびエンペルトの場合、羽が刃物なので、はがねタイプの斬る技と見ることもできる)、当初から技マシンの技として存在しており、翼のあるポケモンなら大半が覚える事が出来る。
勿論チルタリスも覚えられる。綿なのに。
さらにミュウも翼がないのに覚えられる。
そしてクリムガンは覚えない。
モーションは世代によって異なり、第四世代では硬い羽を飛ばす技として、第六世代では鋼のように翼を固めて敵を叩く技、第七世代では鋼の翼が突進する技として描かれている。
一旦第5世代で技マシンの技から外れてしまったが、第6世代で技マシンの技として復活を果たした。
同時に何故か翼を持たないリグレー系統とハハコモリが覚えるようになった。
リグレー系統は「第5世代の技マシン51だったサイドチェンジを習得する設定が残ったまま」と言う説が有力。ハハコモリについては設定する際に名前が似ているココロモリと混同したのだろうか?(勿論ココロモリも習得可能)
どちらも第7世代でも習得可能のままになっている。
威力70でPP25、おまけに命中も90と低くは無く10%とは言え追加効果がある…と扱いやすそうな技に見える。
が、実はタイプ一致で習得できるポケモンが物凄く少なく、タイプ一致で扱えるのはエアームド・ハッサム・エンペルトしかいない。
しかも3匹とも悉く戦法と噛み合わない。物理エンペルトならまだ活かせるかもしれないが。
それか、追加効果確率が100%になってくれればエアームドにも実用性が見出せるかもしれない。
一応翼のあるポケモンにとってはいわ・こおり対策になる。特性がちからずくのウォーグル等に採用される事も。
が、物理耐久の高いポケモンの多いいわタイプには有効打になり得ず、こおりタイプ相手でもついでにはがねタイプ対策になる「ねっぷう」が競合相手になってしまう。
第6世代ではフェアリータイプに弱点が突けるようになったが、フェアリータイプの大半は「ブレイブバード」や「ぼうふう」を撃った方がダメージが入る始末…。
上記の通り、技の性能は悪くは無い。
もう少し習得者か有効打になりうる相手が増えれば、またこの技の価値も変わるかもしれない。