曖昧さ回避
1.ウルトラセブンに登場する怪獣。本稿で解説
2.アクマイザー3の登場人物 → ガブラ(アクマイザー3)
データ
- 身長:ミクロ~48m
- 体重:0〜3万t
- 別名:猛毒怪獣、不死身怪獣
- 出身地:シャドー星
概要
第23話「明日を捜せ」に登場。
宇宙のゲリラであるシャドー星人が操っている宇宙怪獣で、獅子舞のような頭に芋虫のような体つきをしている。
ウルトラ警備隊とウルトラセブンに追い詰められたシャドー星人が「待ってくれ、降伏する!」と言っておきながら出撃させた怪獣で、彼等にとっては用心棒的な存在。
牙には猛毒が仕込まれており、体は固い甲羅で覆われており衝撃を吸収する事ができる。例え首を切断されたとしてもシャドー星人の遠隔操作によって動くことができる。
セブンから円盤を守るために戦い、アイスラッガーで首をはねられたがシャドー星人が「今度こそ降伏する、人質にしていた安田老人(シャドー星人の侵略を予言した占い師)も解放する」
と言っておきながら円盤からの誘導電波ではねられた首を操作してセブンに噛みつかせたが、セブンが発射したハンドビームで円盤を破壊されて制御を失うと、首はドロドロに腐敗してしまった。
漫画版
一峰大二の漫画版『シャドー星人の巻』では顔つきがライオンに似た生物的なデザインにアレンジされて登場している。
完結編『ゴードの巻』ではバルタン星人の側近として登場し、首が分身して見えるほどのスピードでの連続噛みつき攻撃を見せ、バルタン&イカルス星人の率いる宇宙連合軍との激戦で半死半生の憂き目に遭っていたセブンを完全敗北させた。しかし、ウルトラ警備隊の散布した興奮剤により怪獣傭兵たちと同志討ちを始め、最後の決戦に挑んだセブンに首だけで頭部に噛り付くもアイスラッガーの納刀で頭を唐竹割にされ絶命した。
余談
鳴き声はバラゴンの早回し。
『ウルトラマン80』第44話にも回想シーンで登場した。
『ウルトラ銀河伝説』に登場するベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体として登場した。
『ウルトラマンジード』第14話・15話では「ガブラ・カーノ」という言葉が登場する。シャドー星の戦士である「戦いの子」を意味する言葉であり(超全集によれば「ガブラ」が「戦い」を意味する)、ゼナがゼガンを封印するためのパスコードにも使用していた。このことからガブラの名前はそのまま「戦い」を意味していると思われる(侵略兵器としての怪獣の名前としては非常にストレートである)。