概要
『仮面ライダー響鬼』に登場するサポートモンスター。名前は和色で統一。
動物の魂を用いた式神の一種で、普段は銀色のディスクの形をしているが、変身音叉の音で起動し動物の姿になって活動する。
録音、または録画機能があり、主に魔化魍の探索などに使われる。敵に悟られないようにステルス機能で姿を消したり、投擲武器としても活躍する。(ただし、記録された音は鬼の聴力があって始めて聴くことが出来るようである。)
知能もそれなりにあるようで、ディスクアニマル同士で意思の疎通が出来る他、主人がボロボロになった時は心配したり、身の回りの手伝いをする事もある。音式神としての特性故か、音撃武器の音を好むようで、轟鬼が独自に行うの土地の浄化演奏の際には、一緒に踊っている。
なお、ディスクアニマルが運用される前は変身音叉などで御札を動物型に変形させていた事が滝沢みどりの発言からわかっており、劇中では変身音叉から放つ音波で御札を鶴に変形させていた。
小説仮面ライダー響鬼でも巻物から燃える鷹を召喚している事が語らている事からテレビ版は劇場版に登場するのはカラクリから派生したものというよりも、こちらが原型になっているものと思われる。(そもそも小説版と劇場版は時代が根本的に異なる。)
また、元々は巨大化して乗用となる案もあったという説もあるが、本編では実現しなかった。しかし、劇場版や仮面ライダーディケイド第1話では巨大化したディスクアニマルに響鬼が乗る事で実現に成功した。(巨大化したディスクアニマルはアカネタカとリョクオオザル。このうち巨大アカネタカは量産されている事が伺える。)
仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVERでも響鬼の乗騎として登場している。
実際に発売された玩具は2005年のグッドデザイン賞を受賞している。
なお、ハイパーバトルビデオ恒例と言うべきなのか、ハイパーバトルビデオでは喋る。それも人間の声で流暢に。
一覧
名称 | モチーフ | カラーリング | 性能 | 能力 |
---|---|---|---|---|
茜鷹(アカネタカ) | タカ | 茜色 | 最大飛行速度:時速240km/連続稼働時間:51時間/最大録音可能容量:46時間分 | 空を飛行出来るディスクアニマルで、翼の縁は鋭いカッターとなっており、投擲武器としても活躍。しかし、エネルギー消費が激しい為に録音時間と稼働時間は短い。ディケイドでは巨大化機能が追加された模様。 |
瑠璃狼(ルリオオカミ) | オオカミ | 瑠璃色 | 最大走行速度:時速99km/連続稼働時間:132時間/最大録音可能容量:120時間分 | 荒地などの悪路を走破できる。群れでの活動が得意で武器は鋭い顎を活かした噛みつき。 |
緑大猿(リョクオオザル) | サル | 緑 | 最大走行速度:時速60km/連続稼働時間:90時間/最大録画可能容量:20時間分 | 録画機能を持ち、パワーや知能も高い為、初期のディスクアニマルではかなり高性能な機体だった。猿同様に木にぶら下がる芸当も可能。轟鬼の演奏を気に入っているようで、エアギターを披露している。ディケイド以降の作品では巨大化機能を付加されている様子。 |
黄蘗蟹(キハダガニ) | カニ | 黄色 | 最大走行速度:時速40km(水中 16kt)/連続稼働時間:120時間/最大録音可能容量:115時間分 | ボディは頑強に作られており、落石程度なら平気である。水中での活動や録音が得意。しかし陸上での動きは非常遅い為、水辺から放たれるケースが多い。鋼鉄のケーブルを切り裂く巨大なハサミはコンクリートを貫くドリルやマニピュレータ、レーダーとしても使用できる多芸なディスクアニマル。ちなみに唯一の水生生物&節足動物モチーフ。(武士本部には水生生物モチーフが更にいるらしいが。) |
鈍色蛇(ニビイロヘビ) | ヘビ | 鈍色 | 最大走行速度:時速60km(水中 20kt)/連続稼働時間:120時間/最大録音可能容量:90時間分 | 狭い空間や水中での活動が可能で、長い身体を活かしての締め付けや尻尾での叩き付け、鋭い牙による噛みつき攻撃が得意。狭い場所を好む習性があり、明日夢のズボンに入り込んでパニックに陥らせた事も。威吹鬼師弟が好んで使用。 |
浅葱鷲(アサギワシ) | ワシ | 浅葱色 | 最大飛行速度:時速290km/連続稼働時間:66時間/最大録音・録画可能容量:60時間分 | 茜鷹の後継機で、録画機能が追加されている。また、茜鷹よりも知能が高い為、茜鷹を交えたフォーメーションを活かしての活動が得意。武器はカッターのような翼の縁と嘴。茜鷹が破損した際にはアサギワシの破片を繋ぎ合わせる事で修復が可能。鳴き声はファイアローに似る。 |
黄赤獅子(キアカシシ) | ライオン | オレンジ色 | 最大走行速度:時速123km/連続稼働時間:150時間/最大録音・録画可能容量:140時間分 | 瑠璃狼の後継機。瑠璃狼からは稼働時間やスピード、攻撃力が強化されている他、木の上や浅い水辺といった活動範囲の拡大にも成功している。瑠璃狼の群れのリーダーとしても活躍。 |
青磁蛙(セイジガエル) | カエル | 青磁色 | 最大走行速度:時速55km(水中 23kt)/連続稼働時間:132時間/最大録音可能容量:120時間分 | ジャンプ力に優れ、水陸両用型として活躍。録音時には目を回す習性がある。主に斬鬼師弟が使用した。知能もそれなりに高いのか、茜鷹が敵の粘液に捕らわれた際には悲しんでいた。 |
黄金狼(コガネオオカミ) | オオカミ | 金 | 最大走行速度:時速180km/連続稼働時間:150時間/最大録音可能容量:140時間分 | 瑠璃狼のバージョンアップ型。トラに見えない事もない外見だが狼である。鬼の鎧を破壊する程の攻撃力を持つ他、強化外骨格に変形するなど吉野の最新技術がふんだんに使用されている。通常のディスクアニマルでは珍しいモチーフ被り。 |
アームドディスクアニマル
アームドセイバーの波動によって、強化されたディスクアニマル。体色は全て赤銅色。
鋼鷹(ハガネタカ)
茜鷹の強化体。
最大飛行速度:時速480km
連続稼働時間:51時間
最大録音可能容量:46時間分
兜大猿(カブトオオザル)
緑大猿の強化体。本編には未登場。
最大走行速度:時速120km
連続稼働時間:90時間
最大録画可能容量:20時間分
鎧蟹(ヨロイガニ)
黄蘗蟹の強化体。
最大走行速度:時速80km(水中 32kt)
連続稼働時間:120時間
最大録音可能容量:115時間分
音式神
戦国時代が舞台の劇場版に登場したディスクアニマルのご先祖。変形だけでなく巨大化することもできる。劇中では茜鷹以外に以下の種類が登場した。
素材は現在の物とは異なる。
関連タグ
メモリガジェット カンドロイド フードロイド プラモンスター ゴーストガジェット ライドガジェット
変形組立モンスターパズル(株式会社成近屋):類似品。こちらは恐竜やマンモスがラインナップされている。恐竜はともかく、マンモスはゾウとして組み込めば響鬼の世界観にも溶け込む…かもしれない。