概要
流れている音楽に合わせて、実際には持っていないギターを演奏しているように動くこと。
楽器が演奏できない人でも雰囲気だけミュージシャンの気分になれる。
海外ではエアギターの世界選手権が行われているほど盛んである。
世界選手権は1996年からフィンランドのオウルで開催され、日本人ではダイノジ・大地洋輔が2006年・2007年、名倉七海が2014年・2018年に優勝している。
余談
ここから転じて、実際はしてないけれどしている振りを「エア○○」(例:エア新刊)と呼ぶようになった。
実際はプレイしていないにも拘わらずまるでプレイした末の意見であるかのような言動だが、実際はプレイしていればすぐに的外れだとわかるような言動をする「エアプ」のように、批判的な言葉として使われることも多い。
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実際の奏者
エアギター
棚橋弘至←新日本プロレス所属のプロレスラー、勝利時パフォーマンスでエアギターをする。
ダイノジ←メンバーの大地洋輔が上記の通り2006年・2007年の世界選手権で優勝している。
名倉七海←上記の通り2014年・2018年の世界選手権で優勝している。
町田樹←フィギュアスケートをしながらエアギターをした氷上の哲学者。しかもその場所はソチオリンピックのエキシビションというおまけ付き。
八代英輝←元エアギタージャパン(日本エアギター協会)副会長(ダイノジ大地が優勝した当時。現在は退任。)
木根尚登←本業は鍵盤楽器とアコースティックギターだが、小室哲哉曰く「ステージ上でキーボーディストが2人では地味」という理由で無理矢理にエレキギター奏者に仕立て上げられたもの。そのためTM NETWORKの初期はLIVEやTV出演時にはギター演奏はサポートメンバーだった松本孝弘や北島健二らに任せ、木根本人はエレキギターは手に持っているが音は出ておらずエアギター状態だった。現在は練習により克服しているのでエアギターではなく本当に弾いている。ちなみに木根のピアノ演奏は小室より上手く、アコースティックギター演奏の腕は絶品である。
派生楽器
エアバンド
ゴールデンボンバー ←ライブで歌う時はギターやドラムなどを演奏する真似を行っている。
エアピアノ
すあだ←ピアノの音楽に合わせて何もない空間を叩くパフォーマンスが話題となった。
外部リンク
エアギタージャパン(日本エアギター協会)