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霞拳志郎の編集履歴

2018-12-27 08:11:26 バージョン

霞拳志郎

かすみけんしろう

霞拳志郎とは、原哲夫の漫画『蒼天の拳』の主人公。

概要

CV:神谷明(ドラマCD)、山寺宏一(TVアニメ・パチスロ2作目以降)、山野井仁(初代パチスロ)


本作の主人公で、第62代北斗神拳伝承者。

同作者の漫画『北斗の拳』の主人公・ケンシロウから数えて先々代の伝承者にあたる。


上海では「閻王」の異名で知られ、紅華会をはじめとする闇社会の住人たちから怖れられている。拳法家として修行のために上海を巡っていた際に、青幇(チンパン)の若頭・潘光琳とその妹・玉玲と知り合い、彼らの朋友(ポンヨウ)となる。その後、日本に戻り北斗神拳伝承者となるが、かつての同志たちの危機を知り、再び魔都・上海へと足を踏み入れる。


青幇をはじめとする拳志郎と親しい間柄の人物からは「拳さん」と呼ばれている。


容姿

顔は『北斗の拳』のケンシロウに瓜二つで、ケンシロウよりもやや髪が長い。

その他多少容姿が違って見えるのは、年齢と性格の差によるものと思われる。

(実際、若い頃の回想シーンでは本当にケンシロウにそっくりだった)


服装は革ジャケット・スーツ・アオザイなど様々な衣装を着こなし、時には瓶底メガネや付け髭、髪型を整えて優男や酔っぱらいに扮することも。


また、こうした変装を用いた潜伏時には「拳崎志郎(けんざき しろう)」という偽名を名乗っている。偽名の構成もさることながら、変装のレパートリーの一つであるピッチリと固めた髪や眼鏡、スーツを着込んだ紳士然とした姿は恐らく後述の中坊林太郎のオマージュである。

本人はこれらの変装に自信満々だが、あまりにもガタイが良すぎたり演技に熱が入りすぎているため逆に目立っており、周囲から怪しまれたり(敵味方それぞれから)指摘を受けることもしばしば。


頭髪に隠れていて見えないが、彼とケンシロウは頭の同じ位置(アニメでは左前部、原作では右前部)に北斗七星の形のアザがある。


性格

その人物像については作者・原哲夫の過去の連載作品の主人公たちがベースとなっており「ケンシロウの強さ」「前田慶次の快活さ」「中坊林太郎のハードボイルドさ」をそれぞれ取り込んでいると巻末のコメントで語られている。


実際その性格は明るいと言えば明るいが「蒼天のようだった(byリュウケン)」と言うには、悪党に対してはケンシロウに輪をかけた性格の悪さ(ドSさ)も披露している。加えて口も悪く、相手の拳法家に対しては横柄な態度で挑発するなど高圧的な側面も見せているが、暗黒街でヤクザ達と交友を持つという経歴の持ち主なので、そういった面があっても不思議ではないと思われる。


パチンコ版では性格の悪さがかなり修正されていて、普通の主人公っぽくなっている。


能力

非常に鼻が利くという特技の持ち主であり、これは嗅覚が鋭いというだけでなく、危険な兆候を感じ取るといったある種の未来予知といった性質も備えている。ちなみに、純粋な嗅覚も犬に匹敵する。


拳法の他にピアノの演奏が得意で、昔はよく玉玲や仲間たちから曲をリクエストされていたらしい。さらに読書家で、よく本屋で立ち読みをしては手帳にその内容を書き写し、写本を作っていた。(よい子は絶対マネしないでね!


また、拳法家であるにもかかわらずヘビースモーカーで、常に煙草をくわえている。朋友の一人であるシャルル・ド・ギーズから上物の煙草をもらった際は一度に4、5本の煙草をふかし煙たがられていた。


人間関係

父は第61代北斗神拳伝承者・霞鉄心。母は北斗劉家拳先代伝承者の娘・劉月英

また、腹違いの弟に霞羅門(後の第63代北斗神拳伝承者・リュウケン)がいる。加えて、TVアニメ『蒼天の拳REGENESIS』には義兄(鉄心が保護し養子となった)・霞拳心が登場した。


ケンシロウとの血縁関係は未だ不明だが、前述の頭部のアザが共通することから遠からず血縁者である可能性が高い。また、霞家はケンシロウと同じく北斗神拳創始者・シュケンの子孫である。


連載開始当初は独身だったが、物語中盤で再会した恋人・潘玉玲と結婚した。

玉玲の兄・潘光琳と、その配下である青幇の面々とも交友が深く、敵勢力との闘いでは情報収集や物資提供などで常々協力することになる。


ライバルは、青幇の敵対勢力である紅華会や、北斗神拳と縁ある拳士たちなど。

北斗孫家拳の芒狂雲、北斗曹家拳の張太炎とは、愛する女性・玉玲の命運をかけて拳を交わし、劉宗武とは北斗の拳士としての誇りをかけて幾度も激突した。


孫家拳のシャルル・ド・ギーズとは利害の一致から協力関係を築き、フランス軍将校である彼の情報網や権力により光琳を救出することに成功する。以降もギーズとの親交は続き、復活した青幇と共に朋友として彼の夢である「ユダヤ人安住の地」を築く手助けをする。極十字聖拳の流飛燕とは、当初ギーズの仇敵として対立するが後に和解し、彼の連れであるユダヤ人の少女エリカ・アレントと共に保護し、牧師として生きる道を与えた。


西斗月拳のヤサカには、かつて北斗神拳の創始者であるシュケンが西斗の壊滅させたという血塗られた歴史から命を狙われることになるが、後に北斗の菩提寺に収められていた秘宝である勾玉から、西斗の女神として祀られるヤーマの本心を知り和解。以降、『リジェネシス』まで続く腐れ縁となる。


作中での活躍

物語冒頭では、上海での拳法修行時代に知り合った北大路財閥総帥・北大路剛士のはからいにより、彼が会長を務める東和女子大学校の講師の職に就き、平和に暮らしていた。


しかしある日、青幇の構成員で拳志郎にとっても朋友である李永健が日本に住む拳志郎の下に現れ、その追手たちとの交戦の中で青幇が滅亡した事実を知らされる。光琳や玉玲らの身を案じた拳志郎は、戦乱により魔都と化した上海に再び足を踏み入れる。


『リジェネシス』では戦乱からの逃れてインドネシアに玉玲やエリカら子供たちと共に移住。

そこを北斗神拳の源流とも言われる「天斗聖陰拳」を主とすると組織「ジェネシス」に強襲される。


TVアニメ『蒼天の拳REGENESIS』ではなんと霞拳心に秘孔・新血愁を突かれ3日と保たない命になってしまう。

拳心との激闘は制したものの、彼自身も蒼天へと帰っていくのだった…。


関連タグ

蒼天の拳 主人公

北斗神拳 閻王 咥え煙草

ケンシロウ

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