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編集者:桃太郎P
編集内容:2019年3月16日ダイヤ改正について追記

あずさ2号

あずさにごう

兄弟デュオ「狩人」による、70年代後半から80年代前半にかけての時代を代表するヒット曲。

あずさ2号とは1977年にヒットした狩人である。

現実にJR東日本中央本線で走る同名の列車名から取られているが、正確な意味での曲名と同じ「あずさ2号」は現存しない(事情は後述)。

概要

失恋した女性が心の傷を癒すために、新宿8時発の特急あずさ2号に乗って信濃長野県)路へ向かう心情を現わしたである。

「2号」が選ばれたのは当時のダイヤで「1号」は朝6時40分発のしかも不定期列車で、知名度的に低かったので、実質の1番列車である2号が選ばれている。

現在では新宿駅から西に向かって発車する下り「あずさ2号」は存在しない。これは旧国鉄の号数表記が歌発表当時は始発駅を発車する順に「1号、2号、3号…」とつけられていた(このためあずさ2号は新宿発・松本発(こちらも「8時ちょうど」)の2つが存在した)が、曲が出た翌年の1978年10月の国鉄ダイヤ改正で列車の号数の付け方が変更され、奇数番号が下り、偶数番号が上りの列車になったためである(下りは1号、3号、5号となり、2号は上り(甲府発)のみの存在となった)。

東京から各方面に向けて走る列車を「1号、3号、5号…」とつけているので、将来的にも新宿発松本行きのあずさ2号が復活する可能性は0に近い。

2002年、まだ廃止もされていないのに「なつかしのあずさ2号」というリバイバル列車が運転されたのはこの為で、この列車はもちろん新宿発松本行きの列車であった(ただし、ダイヤは当時新宿発8時ちょうどの列車であった「スーパーあずさ3号」との兼ね合いで8時2分発となった)。列車名は「あずさ」ではなく「あずさ2号」とされ、ゲストに狩人本人も登場した。

2019年3月16日現在では『8時ちょうどの(新宿発)あずさ2号』に該当する列車は下り三番列車の「あずさ5号」(松本行き、E353系使用)、下り二番列車は「あずさ3号」(総武本線千葉始発大糸線南小谷行き、新宿駅7時半)、「あずさ2号」を名乗る列車は松本6時25分発の東京行き(E353系使用)となっている。上りの「あずさ2号」は、2016年3月26日改正から2019年3月15日まではE257系を使用し、平日は途中の大月駅を8時ちょうどに出発するダイヤとなっていた。2019年3月16日のダイヤ改正で「あずさ2号」が大月駅を通過することになり、同年3月15日をもって「大月8時ちょうどのあずさ2号」が消滅した。

のちにこの曲のアンサーソングとして「かいじ101号」(歌:SUPER BELL''Z)がつくられている。ただし特急「かいじ」が誕生したのは1988年3月改正からで、それまでは東京・新宿~甲府・竜王間の列車も「あずさ」であった。

関連タグ

狩人 あずさ/ 国鉄 JR東日本

183系 E257系 E351系

熊田雄一郎美少女戦士セーラームーン(初代アニメ)のオリジナルキャラクター。火川神社の宮司見習い。劇中で本曲を熱唱し、視聴者の腹筋を崩壊させた。

中野梓:言わずと知れたあずにゃん。一番絵が多い。ただし下の2人と違い、何故2号なのかが不明。作中で平沢憂変装した際、梓のあだ名を聞かれて「あずさ2号」と答えて変装がバレた。また梓は作中に登場したあずにゃん2号と名付けた。

また、新宿駅の改修工事の際には、上りのあずさの終点が中野駅になっていた。これにより改修工事の時期は『特急中野行あずさ2号』が運行していた事になる。

江藤結花:1号は柏木梓LEAFつながり。

江上椿:1号は三浦あずさアイマスつながり。

岡本まなみ:三浦あずさに似ている度合いや実際にあずさ2号と呼ばれる頻度では上の椿ほどではないが、ゲームには椿よりも先に登場している。

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編集者:桃太郎P
編集内容:2019年3月16日ダイヤ改正について追記