データ
身長 | 60m |
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体重 | 4万t |
別名 | 大亀怪獣 |
出身地 | オロン島近海 |
概要
第4話「大亀怪獣東京を襲う!」
第5話「親星子星一番星」に登場。
メイン画像左上(キングトータスは頭部に角が生え、牙が口腔から出るほど長い)。
火山活動によってオロン島の2億年前の海亀の卵が地殻変動によって圧力の薄い地上に飛び出し、開発され巨大化した怪獣で、クイントータスの夫でミニトータスの父。
巨大海亀を見世物にして金儲けを企む悪徳行商人の黒崎により、妻のクイントータスと卵を連れ去られたため東京に上陸。脱出してきたクイントータスと共に卵を食べた(ちなみに、この卵を食べた人間は体に亀甲状の蕁麻疹が発生して盛り上がり、凄まじい痒みに襲われる)人間たちを次々と食い殺していった。
その後はクイントータスと共にウルトラマンタロウと戦い、一度は合体攻撃で退ける。
そのまま近くにいた黒崎一味に襲い掛かり捕食。卵を食べた者たちを全員喰らってしまった。
復讐を遂げた後、卵を持ち運ぶべくオロン島に帰ろうとしたが卵を持つことができず難儀していた。そこでZAT側も協力して故郷に返してあげようとするが、スミス長官なる人物から物言いが上がる。曰く、このままオロン島に戻って来られると潜水艦や船の運航に支障をきたすのでこのまま討伐してほしいというものだった(黒崎たちに協力した船と船員が海に沈められたり、タロウが敗れたことが長官の態度を強硬なものにしていたことが覗える)。
それでも何とか故郷に帰すことに成功するが、待ち構えていた地球警備隊の攻撃を受けたことでオロン島が沈められてしまい、怒り狂ったクイントータスが再びタロウと戦うが、今度はストリウム光線でクイントータスが倒されてしまう。
怒り狂ったキングトータスは角から光線を放ち、息子であるミニトータスをムリヤリ成長・巨大化させてタロウを襲わせるが、罪悪感を感じたタロウによって亡骸が宇宙に運ばれると後を追う。
その後はもう二度と身勝手な人間達に利用されないようにとウルトラの星に連れていかれ、復活を遂げたクイントータスやミニトータスと平和に暮らしているという。
その後、『ウルトラ銀河伝説』に登場するベリュドラの角を構成する怪獣の一体としてキングトータスが登場したが、劇中で死んだのはクイントータスの方である。スタッフの勘違いであろうか?
大亀怪獣クイントータス
こちらはメスの個体で、メイン画像左下の怪獣。詳細はリンク先を参照。
大亀怪獣ミニトータス
身長 | 42m |
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体重 | 2万t |
出身地 | 東京 |
第5話「親星子星一番星」に登場。
メイン画像右下の怪獣。
キングトータスとクイントータスの息子で、クイントータスが最後まで守り切った卵から孵化した怪獣。
キングトータスが発射した成長光線で巨大化し、母を殺したタロウに復讐戦を挑むが、急成長したため特殊能力は持たず、空も飛べない。そのため飛ぼうとしてずっこけたり、キングトータスにおんぶをせがむも重すぎて二人して横転したりと非常に可愛らしい。
最後はウルトラセブンに担がれて父や母と共にウルトラの星に連れていかれ、そこで平和に暮らしているという。
その他
スペースタートル
ニンテンドーDS専用ソフト『怪獣バスターズ』及びそれの完全版『怪獣バスターズ パワード』に登場。
水の惑星ワッカや怪獣墓場に棲息する此方から攻撃を仕掛けない限りは襲ってこない大人しい性格の甲羅に無数のトゲが生えている亀の様な姿の小型怪獣の一種で、攻撃を受けると甲羅に隠れて高速回転して敵に反撃する。
また、甲羅から出た後は敵の前から回れ右をして、ただひたすらに直進して逃げようとする。
ウルトラ怪獣擬人化計画
香川県丸亀市にある競艇場「ボートレースまるがめ」とのコラボ企画の一環として、なんとミニトータスが擬人化、同イベントのイメージキャラクターに抜擢されるという大出世を果たした。
デザインは、以前エースキラーやベロクロンも手掛けた活断層氏が担当。また、同時に、アニメ『怪獣娘』仕様のデフォルメ版も発表されている。
外見は、トータス一族を模した潜水服風の衣装に身を包んだ快活そうな表情の女の子になっており、手にはタマゴの模様を模した団扇(丸亀市の特産品)を持っている。
ちなみに、彼女(?)が抜擢されたのは、開催地である丸亀市に因んだものであるというのが一番の理由だろうが、他には以前擬人化されたザンドリアスと同様、本来は大人しい性質でかつまだ子どもであるという設定から自由にキャラクター造形がしやすいことも決め手になったものと思われる。