『I ready for Battleship!』
「第伍十戦術」。
『デュアルガシャット!』
『デュアルアップ!スクランブルだ!出撃発進!バンバンシミュレーションズ!発進!』
概要
花家大我がガシャットギアデュアルβとゲーマドライバーで変身する仮面ライダースナイプの強化形態。
召喚した「シミュレーションゲーマ」と合体し、強力な砲撃能力を持つ姿に変身する。
全身に合計10門もの砲塔を備え、更に強化されたレーダー機能と組み合わせることで効果的に無数の敵を殲滅でき、その最大火力は圧巻の一言に尽きる。近接戦も強く、砲台による文字通りの鉄拳を喰らわせる。
ちなみに、ゲーマ装着時の見た目は後述の予断を考慮すると、ドイツの正規空母に日本の大型戦艦の艦装を混ぜた様な見た目になっている。なお、キメワザ時に砲台を合体させた姿は日本の航空戦艦を彷彿とさせる。
なお、両腕の砲台は取り外しが可能らしく、第44話では両腕の砲台を取り外してからバンバンシューティングガシャットを起動している。
鏡飛彩同様初変身時は負荷に苦しむ様子が見られたが、ものの数秒で克服している。更に胸部を保護するアーマー「バトルシップアーマー」にはブレイブレベル50同様の装着者への負担を前提にした戦闘能力強化システムが搭載されているが、かつてプロトバンバンシューティングガシャットを使用していた事や他のライダーよりも豊富な戦闘経験からか、飛彩と異なり苦しむ様子は見られなかった(パラド曰く「経験値が違う」)。
ガシャットギアデュアルβが(当初は)共用であったことに加え上述の通り飛彩と異なり早くから使いこなせたため、20話に初登場してから終盤まで長きに渡り出番が多い形態である。
ただし強化が早かった分、後半になると周りが最大レベルになったり、時を止めたり、最強だったり、特別な能力があったり、プロトガシャットの力を最大限に引き出したり、バグスター達のレベルも上がったりなど、相対的にやや不遇な位置になってしまっている。
必殺技
バンバンクリティカルファイヤー
第20話で初披露。シミュレーションゲーマーの必殺技。敵をロックオンし複数の砲撃で粉砕する。第21話では必殺技を繰り出す仮面ライダーパラドクスに向かって球状に集めたエネルギーを放つことで、彼を初めて変身解除に追い込んだ(自身も変身解除に追い込まれており相打ちと言う形だったが)。第23話ではエネルギーを片足に収束させた状態でライダーキックを繰り出した。第43話ではエネルギーが収束した両腕の砲台をゲムデウスクロノスの腹部に押しつけ、零距離射撃を炸裂させた。
ガシャットがキメワザスロットホルダーに挿入できないため、発動時はゲーマドライバーのレバーを開閉して発動する。
ドレッドノートブラスター
ガンバライジングガシャットヘンシン5弾で使用。レーダー機能で敵を索敵し、スクランブルガンユニットとオーバーブラストキャノンから砲撃と艦載機を放つ。
ちなみに使用時にはフィールドが大海原に変化し、スナイプが水上を滑るような演出が取られている。使用後の決め台詞は『ミッションコンプリート』。
外部リンク
余談
「シミュレーション」という表記ゆれしやすい単語が含まれているためか、案の定「シュミレーションゲーマー」なる誤記が発生している。
その風貌から登場当初より一部のファンから「艦これゲーマー」などと呼ばれていたが、2017年9月に刊行されたフィギュア王No.236のインタビューにて、スタッフが公式に「(モチーフの要素として取り入れたのが)女の子が戦艦を着込む流行りのビジュアルである」と明言(いわば自供)した。
ちなみに同インタビューによると軍艦をモチーフにする事が決定する前には、戦車をモチーフとする案もあったらしい。アレ…これって…?
関連タグ
仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダースナイプ ガシャットギアデュアルβ
バース・デイ/マグネットステイツ:同じく砲撃戦を行う重装備の強化フォーム。強力な火砲を装備する、メカニカルな外観、などの共通点も。