伊織順平
いおりじゅんぺい
テレッテッテー、順平はレベルアップー
概要
ゲーム「ペルソナ3」に登場するキャラクター。
月光館学園高等部2年生。主人公と岳羽ゆかりのクラスメイト。ノリの軽いお調子者の少年で、転入して間もない主人公にも気さくに声をかけてきた。主人公とほぼ同時期にペルソナ使いとして覚醒し、同じ学生寮に入寮することになる。
人物
特別課外活動部のムードメーカー的な存在であり、冒頭で挙げた「テレッテッテー」や「お手上げ侍」など、妙に記憶に残る台詞が多い。
一方でペルソナ以外に自身の取り柄を見つけられず、そのペルソナでも主人公に水を開けられてしまったことから、内心劣等感を抱えている。そのせいで主人公に噛み付くこともあったが、チドリとの出会いが彼の心境に変化をもたらすこととなる。
P3P版では、女性主人公を選んだ場合に魔術師コミュのキャラクターとして仲を深めることができる。しかし、彼はストーリー上必ずチドリと関わるためか、主要男性キャラクターの中で唯一主人公の告白を断る。また、主人公に対する感情もP3主人公に抱いていた「嫉妬」が女性主人公に対しては「男の子の意地」に変わっており、気遣いや心配を見せるなど対応も多少ソフトになっている。
ペルソナ
対応アルカナは魔術師で、主にアギ(火炎)系と物理スキルを習得する。
アルカナが魔術師のくせに魔力のステータスが低い戦士タイプなのはご愛嬌。
全体攻撃を習得するのが遅いため、数が多いザコ戦では少々苦労する。
前述の通り魔力が低く力が高めの戦士系だが、戦闘では自身の残りHPをあまり気にせずに物理スキルを連発するため、補助を行わなければあっという間に死んでしまう。
しかし後日談編の終盤における順平(+コロマル)戦で対峙する際には、敵であるがゆえにノーコストで強力な物理スキルを連発してこちらのHPをガンガン削ってくる。しかもそのダメージを回復しても闇対策をしていない限り、コロマルのマハムドオンによる即死もありうるという非常に危険な存在となっている。最初から本気出せ。
もちろん、これはプレイヤーが他のキャラクターを操作できない無印での話であり、P3Pではきちんと順平を操作し、アギ系魔法と物理スキルを使い分けて敵の弱点を突いていける。
これからP3Pをやろうという方はご安心あれ。
P4U2における伊織順平
単純度数AAA(トリプルエー)お気楽度数TTT(テレッテッテー) 逆襲の全力空転スラッガー 伊織順平!!!
『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(通称P4U2)』に参戦。
かつてメジャーリーガーを目指していたことが遠因となってか、普段はアルバイトをしながら少年野球チームのコーチをしている。
桐条美鶴が組織した「シャドウワーカー」にも非常勤隊員として席を置いているが、今回は任務ではなく、電車を寝過ごしたことから偶然稲羽市へとやって来て、ペルソナ使いを狙う陰謀へと巻き込まれることになる。
武器は金属バット。確かに原作でも装備に釘バットがあったが…。
仕様ペルソナはトリスメギストス。
攻撃モーションもギャグテイストになっているが、ヘッドスライディングやバントなど野球の動作をもとにしたアクションが多い。
キャラ専用ゲージとして、野球の塁上表示とアウト・ボール・ストライクのカウント表示があり、バットでの攻撃を当て続けて10点を超えると「勝利の雄叫び」が発動してパワーアップするという変わった性能を持つ。
点数はラウンド経過後も引き継がれるが、「勝利の雄叫び」が発動してからが本番なキャラ性能なので、いかに早く点を稼ぐかが重要になる。
台風により文化祭が中止となった日の夜。タルタロスを訪れた特別課外活動部の一同は、何故かベルベットルームへと迷い込む。突如として急降下し始めたエレベーター。停止した先で待っていたのは、「やそがみこうこう」と呼ばれる異なる世界の文化祭だった。
同じく迷い込んだペルソナ使いの集団「自称特別捜査隊」と共に、一行は迷宮探索へと乗り出す。
続編「ペルソナQ2」にも参戦決定。