pixivでは単に「ドッピオ」でタグ表記されることが多い。
とうおるるるるるるるる、とうおるるるるるるるる
「......もしもし、はいドッピオです」
「とおるるるるるん」
概要
ヴィネガー・ドッピオとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第五部「黄金の風」のラスボスであるボスの忠実な部下。パッショーネでのポジションは不明だが、ボス直属の部下として構成員に指示を出していることから、参謀もしくは普段組織に顔を見せないボスの連絡係として働いている模様。
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【警告】これより先、この男の正体について記載されているため閲覧には注意されたし
このアホがアアア!!
いつも寄ってくる………こんなアホが………
この世はアホだらけなのかァ~~~~~ッ!!
なんで見に寄って来るんだ……?見なくてもいいものをッ!
見なくてもいいものを見たものは!!
この世に存在してはならねーんだぜッ!
・・・・ドッピオは、ディアボロが持つ、もう一つの人格である。
DOPPIO(ドッピオ)、それはイタリア語で”ダブル”を意味する言葉である。そう、二重人格そのものを表す名前なのだ。
普段は気弱で優柔不断な少年であるが残虐性を内包しており、正体(ディアボロ)を感づかれると激昂し、ディアボロの人格の片鱗を見せる。ボスの意思で人格を入れ替え、そのときには体格や外見年齢まで変化する。ドッピオの姿で人格だけを入れ替えることも可能。
ドッピオは自分がディアボロの第二の人格であることは知らず、自分のことをボスの忠実な部下だと信じている。吐き気を催す邪悪と称されたディアボロと違ってドッピオはお人好しと思われるような行動が多く、率先して悪を成すようなことはしない
肉体的にはボスと同一人物の為、ボスのスタンドであるキング・クリムゾンの一部を操る事ができるが、本人は「ボス」から借りたものだと思っている。
またその力は「エピタフ」による未来予知とキング・クリムゾンの「両腕」による打撃といった断片しか使えず、時も飛ばせない。
「電話」にした物
犬のマスコット人形→生きたカエル→ポイ捨てされていたタバコ→通行人が食べようとしていたアイスクリーム→おもちゃの電話→コードの切れた受話器→本物の携帯電話
「無関係なもの」→「手に持つもの」→「電話っぽいけど通話機能の無いもの」と、使うものがだんだん本物の「電話」に近づいていくのが興味深いポイントである。
【電話の真実】
ボスとは「電話」によって交信し、その前兆に変顔をしながら「とうおるるるるるるるる」と、特徴的な電話のベル音を口走る。
交信に使う「電話」は本物の電話ではなく、自分の近くにある「手に取れて耳に当てられるもの」を使う。
分かりやすく言えば『電話ごっこ』であるが、上記の「電話」にできる適当な物体を探す間も断続的にベル音を口走るため、傍から見ると「電話のベル音を自分で口走りつつ、ありもしない電話を『どっかで電話が鳴ってるぞ!?』などと喚きながら探し回り、挙句そこらへんにある物体を(時には他人のものを強奪してまで)手にして耳に当てる」という、シュールを通り越して狂人じみた奇行にしか映らない。
しかしながら、本人にとっては「ボスからの大事な電話」であるため、至って真剣であるし、ボスからの電話を無視することは許されない。
最期
ジャン=ピエール・ポルナレフが「矢」の力で起こした異変により、ドッピオの精神は既に死に体だったブチャラティの肉体に入り込んでしまった。そこへミスタ(外見はトリッシュ)の銃弾を撃ち込まれたことがトドメとなった。
死の寸前、ボスの精神が『そいつ』の肉体に取りついていることに気づき、自分たちの勝利は揺るがないと確信する。直後、ボスがいなくなった寂しさに見舞われ、最期まで『電話』を請いながら死んでいった。
作品によって、ボスと同じ声優が一人二役(?)で演じ分けているものもあれば、ボスとドッピオでそれぞれに異なる声優が演じているものもある。
「黄金の旋風」:宮本充(ボスと共通)
「オールスターバトル」:石田彰(ボス役は森川智之。アイズオブヘブンではドッピオの声も森川氏が演じたが、人格はボスである)
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