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編集者:ドライズ
編集内容:書かなくてもよさそうな必殺技を削除、文章の編集など。

戦兎「さぁ、実験を始めようか。」

ラビット! タンク! ベストマッチ!

Are you ready?

戦兎「変身!」

鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!

戦兎「勝利の法則は決まった!」

概要

ラビットタンクフルボトルビルドドライバーに装填することで変身する、仮面ライダービルドベストマッチフォームの一つ。

ビルドの基本形態であり、最終回では初期フォームという言い回しもされている。

ガンバライジングの葛城巧の手記では「最も安定したベストマッチ」と評されている。

スペック

パンチ力9.9t(右腕)/17.0t(左腕)
キック力23.7t(右足)/17.8t(左足)
ジャンプ力ひと跳び55m
走力100mを2.9秒

容姿・能力

ラビットハーフボディ

イメージカラーは赤。

複眼はウサギの横顔を模しており、耳がアンテナ風になっている。

ウサギの嗅覚や聴覚に由来した反応速度で素早い反撃を可能にしている。

攻撃力はやや低いが、敏捷性の高さを活かして手数で攻める戦法を得意とする。 装甲もそれなりに高いが、スピードを損なわないように軽量化が図られている。

左足にはバネ『ホップスプリンガー』が内蔵されており、地面を踏み込むことで高いジャンプ力を発揮する。

数秒間だけ自身のあらゆる動作を高速化することも可能。足裏にはウサギの肉球があるのが特徴。(ボルテックフィニッシュを放つ際にもウサギの足型のエフェクトができるのがわかるだろう。)

唯一足裏ディティールが異なるハーフボディ。

タンクハーフボディ

イメージカラーは青。

複眼は戦車を模しており、砲身がアンテナ風になっている。

装甲は高強度の複合装甲になっており、攻防に優れ機動力も高い。

装備中の射撃武器の威力や命中率を高める機能を持つ。また、重装甲を活かして、とても重い物理攻撃を敵に与える事が出来、その威力は敵の内部中枢にまで響くほど。

右足「タンクローラーシューズ」の裏はキャタピラ状になっており、高速回転して敵の装甲を削り取ることも可能。このおかげで第1話ではマシンビルダーに捕まりながら走行しても引き摺られる事はなかった。ただし、クローラーの効果が働くのはタンク側のみであるので、この時は敵の弾丸を跳ね返す事も兼ねて片足は上げていた。

唯一足裏ディティールが異なるハーフボディ。

ベストマッチ考察

「速度に優れるがパワーに劣る」ラビットと「パワーはあるが速度に劣る」タンクは互いに互いの欠点を補いあう、まさに「ベストマッチ」な関係にあると言えるだろう。

だが突出したポイントがないという欠点もあり、その点はまさに基本フォームといったところか。

必殺技

  • ボルテックフィニッシュ

第1話で初披露。ライダーキックを放ち、右脚の「タンクローラーシューズ」に組み込まれた無限軌道装置で敵の装甲を抉り取る。

第1話ではグラフ型の標的固定装置を展開し、x軸でスマッシュを拘束しグラフ上を滑って加速しながらキックを放ったが、「アメトーーク仮面ライダー芸人第3弾」や第5話では省略されていた。

第43話では仮面ライダーガタックのようなジャンプ回し蹴りを披露している。

ガンバライジングでは最初は数式のカラーリングが白ではなく、赤青のラビットタンクカラーになっていたが、後に修正され本編と同じ白になった。また同ゲームではこれとは別にそれぞれのボトルにボルテックフィニッシュ(と〃アタック)の技が設定されており、ラビットは敵の周囲を跳ねまわり撹乱してムーンサルトキックを決める技、タンクは腕にエネルギーを纏って敵に突進して強烈なパンチを決める技となっている。

空想科学読本で有名な柳田理科雄氏には「スペック的に普通のキックの方がいいが、x軸で固定されているため蹴った時のエネルギーの逃げ場がないためダメージが大きい」と分析されている。

  • ボルテックブレイク

ドリルクラッシャーにフルボトルを装填して発動する必殺技。

ゲーム作品での必殺技

  • タンクスクレイパーキック

バトルラッシュで発動。動作はボルテックフィニッシュに似ているが、グラフや足に特有のエフェクトが発生しない技。ヒットした対象にタンクローラーシューズで敵の装甲を削り取る。タンクの能力のみを発動したキック技と思われる。

  • フルボトルシャワーうきうきパーティー♬

「てれびくん」読者が考えたガンバライジングオリジナル技。

ビルド・グリスクローズチャージフルボトルを振りまくり、敵の足元とビルド達のボトルから一気に噴射、敵を塗りつぶして攻撃する。

余談

ウサギは多産であることから、「イースター・バニー」に代表されるように生命のシンボルとなっている。その点で兵器である戦車とは真逆のモチーフであると言えるだろう。

一方で戦時中は毒ガスの動物実験用にウサギが飼われていたこともあり、タンクと同じ戦争モチーフを見出すこともできる。人体実験を受け「兵器」にされてしまった戦兎に相応しいモチーフとも言えよう。

また、両者には「穴」に関連したモチーフという共通点がある。ウサギは地面に穴を掘って生活し、戦車は地面に掘られた塹壕でも走破できるように作られたという逸話がある。また、フィクション作品には地面を掘り進む地底戦車というタイプの戦車が存在し、ラビットタンクフォームもドリルクラッシャーを武器としている。ドリルクラッシャーは地面を掘り進むフィクションの戦車と砲撃をする実在の戦車という二つの要素を補完している武器なのかもしれない。

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編集者:ドライズ
編集内容:書かなくてもよさそうな必殺技を削除、文章の編集など。