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ネルガルの編集履歴

2019-07-03 15:17:23 バージョン

ネルガル

ねるがる

ネルガルとはメソポタミア神話の神。

曖昧さ回避

  1. メソポタミア神話の神。本項で解説。
  2. 月刊少年ガンガンに連載されていた漫画。→『閉ざされたネルガル
  3. 機動戦艦ナデシコ』に登場する組織。→ネルガル重工
  4. オレカバトル』のキャラクター。→覇将ネルガル
  5. ファイアーエムブレム 烈火の剣』の登場人物。→ネルガル(烈火の剣)
  6. ロードオブヴァーミリオン』に登場する使い魔。→ネルガル(LoV)
  7. 美少女戦士セーラームーン』のゲーム作品に登場するオポシティオ戦士の一人。
  8. メギド72』に登場する悪魔(メギド)の一人。→ネルガル(メギド72)

概要

アッカド語でエラ、シュメル語でネルガルと呼ばれる冥界の神。

バビロニアの都市クタ(バビロン北東約30km・現代名テル・イブラーヒム)の都市神で、その神殿の名はエ・メスラム。(旧約聖書『列王記 下』17章30節にも関連する記述がある)

冥界の女王アラトゥ(シュメール版:エレシュキガル)の夫とされるが、エレシュキガルの他に、ラズやマミトゥが彼の妻とされることも。


冥府の統治者であると同時に疫病神でもあり、軍神

彼自身の得物は双頭の槌鉾で、彼のシンボルはライオンの頭を持った槌鉾。

(注:双頭、単頭のライオンの頭を持つ槌鉾のシンボルがあるが、どちらがニヌルタでどちらがネルガルかの区別をつけられない場合もある)


太陽神シャマシュと同一視されたり、彼自身が太陽神とされたりもする。

この場合、日照り等太陽が持つ死や不毛をもたらす側面を象徴している。

疫病をもたらす太陽神という点ではアポロンにも似ている。


冥界の王となった経緯

「ネルガルとエレシュキガル」アマルナ版

天界の宴において、しきたりによって天界に登れぬエレシュキガルの料理を受け取りに来た使者ナムタルに無礼を働いたために彼女の怒りを買い、その身柄の引き渡しを求められる。逃れきれずに冥界に下るも、直前にエアより与えられた忠告(冥界での禁忌`食べ物や飲み物に手を出すな等)を守り、冥界においてエレシュキガルを籠絡。逆にエレシュキガルを殺そうとするも、彼女の請願を聞き入れて冥界の王となった。その際にエア神から与えられた14人の魔物を護衛として持つ。


新アッシリア版

行いを咎められたことでヘソを曲げ、エアの助言を聞かずに冥界へ下りエレシュキガルを籠絡したのちに天界へ逃走、エアに匿ってもらうも、逃れきれぬと悟ると逆に冥界へゆき、エレシュキガルの真意を確かめるために暴力を振るい、その後に結婚することになる。


その他の伝承での役割

エラ神話においては、マルドゥクを説得して実権を握るや、蛮族を呼び込むなどしてアッカドの地に破壊をもたらす荒ぶる神としての側面を見せる。物語ではその後、神々の嘆きを受けて破壊をやめ、イシュム神と7柱の魔神(セベットゥ)に蛮族を討伐させた上で、イシュムにアッカドの再興を託して身を引いた。


関連タグ

メソポタミア神話

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