概要
2007年結成、当初は松竹芸能所属でコンビ名も「日本パブリック連合」だったが、2010年にタイタンに移籍。その際に現在のコンビ名に改名した。
2013年8月19日にyoutubeチャンネル日本エレキテル連合の感電パラレルを開設し
"あなたのトラウマになる"を掲げ活動中。
2014年元日に放送されたおもしろ荘で『今年ブレイクする芸人』として
紹介され、一躍日の目を浴び『おしゃべりワイフシリーズ・未亡人朱美ちゃん3号』でブレイクする。
メンバー
中野聡子(なかのそうこ)
小さくてタレ目の方(身長152cm)で『おしゃべりワイフシリーズ・未亡人朱美ちゃん3号』では細貝さん役。
ネタ作りからメイクを担当している。愛称は主に「聡ちゃん」
細貝さんを演じている時の声は
クレヨンしんちゃんの野原しんのすけの声に似ていると評価されており
実際に細貝さん役で朱美ちゃん役の人とともに映画で声優をした。
旧芸名は「中野倉庫」
橋本小雪(はしもとこゆき)
高くてツリ目の方(身長161cm)で朱美ちゃん3号役。
中野のスケジュールなどの世話を担当している。愛称は主に「こきーゆ」
中野と一緒にクレヨンしんちゃんに朱美ちゃん役として声優をした。
声のトーン幅が広い。
芸風
500点を超える小道具と女性とは思えない攻めた下ネタや中野の作り出す独自性のあるアングラでシュールな世界感。メイクや小道具にもこだわりを持ち万人向きではないもののコアなファンを獲得している。またネットに実際いる人の風刺のネタもある。
代表的なキャラクター
『おしゃべりワイフシリーズ朱美ちゃん3号』
「ダメよ〜ダメダメ」のフレーズで2014年度流行語大賞を受賞した。
また東京ゲゲゲイがこのコントを元にコスプレをしてダンスを踊った事もあった。
その際は元ネタが「朱美ちゃん3号」なためか朱美ちゃんがセーラー服を着て3人に増えており細貝さんと一緒にダンスをする。
そして真似しやすいのか2014年のハロウィンのコスプレや宴会芸で一大ブームを築いた。
小平市の細貝のおっさん
大分県湯布院町出身の初老らしき男性。朱美ちゃん3号を購入し、「いいじゃないの~」「どうして?」と朱美ちゃんと出会って人生が変わってこんな年寄りに恋をする喜びを教えてくれたり、前のご主人のように暴力を振るわない事を約束して、旅行に誘ったりもするものの全て断られる。しまいには朱美ちゃんがおかしくなってしまい、業者に電話をかけて別な人形を注文する。
この「いいじゃないの~」のフレーズでのちにラップ曲になって細貝のおっさんが軽快にダンスしたりする。
私服のままであるが朱美ちゃんとお風呂で混浴もした。
未亡人朱美ちゃん3号
細貝さんが購入した人形。基本的には「ダメよ~ダメダメ」と細貝さんの誘いを断り続けしまいには首がおかしくなり故障したところで細貝さんが業者に連絡したところで目を見開きカメラに向かって真顔になり「ダメよ~ダメダメ~」と叫んで終わる。
ネタの最後で細貝さんが注文する「仮出所妻さゆりちゃん」も本当に登場し、
このシリーズは他に「ジェラシーひっかき妻ナターシャ」「しゃちほこ名古屋嬢マチ子」もいる。
朱美ちゃんは細貝さんの事を「先生」と呼び徐々に情が芽生えていく。通常のスーツ姿の他に髪をアップしドレスを着た夏の装いバージョンや貝殻ビキニ姿も存在する。
稀に中の人が入れ替わる。
『三好ナイト』
何処かにある娯楽のない街にやってきた巡業らしき見世物小屋が舞台になっており、昭和初期テイストを漂わせている。
「感電パラレル」の人気のネタの一つ。通常のOPから一変し妖しさ漂う音楽とともにスクランブル混じりの「三好ナイト」のOPが流れる。画面は上下に模様が施されており薄暗い。
youtube公式広告の日本エレキテル連合のトラウマキャラクターランキングにも登場する。
サンニスキーの夜
サンニスキーの宴
と見世物小屋風ライブも実際に行われた。
また公式グッズもあり
『サンニスキーの箱』というカードゲームが物販で発売された。
てんねんとうじろう(中野)
見世物小屋の司会を務める小柄な青年。基本スタイルは学ランに派手な着物を羽織り、頭に赤い鉢巻きをした上に学生帽を被り下駄を履き小さな拡声器を持ち、顔には天然痘の名前に相応しく白塗りの顔に斑点があり、回よって増えたりする。
客からは余り好かれてないようで三好の出番が遅いと客にすぐに罵声を浴びせられる。が特に気にせずに客をいなおしロシア民謡のカチューシャのメロディーに合わせて
三好がやってきたよ♪
三好がこの街に♪
娯楽のないこの街三好がやってきた♪
と歌いながら時に三好と踊りながら三好を迎える。そして競りのようにお金をつりあげたりする。
三好サンニスキー(橋本)
通称美しい三好
白塗りの顔にアイシャドウと麿眉が特徴の派手なシャツを着た素性不明の美しく感情の無い性別不明の人物。口髭もある。基本的にセリフは胸に拳を当て「ハーイ!」のみである。とうじろうに「三好にしか出来ない技です」と紹介された後に数々の技をやってのける。
変身してバターになったまま2年間元に戻らなかったり、死んで生き返ったり(サンニスキーの夜)、行方不明になったあととうじろうが宴を開き、翼を生やして空から舞い戻ってきたりもした(サンニスキーの宴)。
中にはカーテン越しのシルエットのパントマイムとはいえ飲み込んだものを腹を裂いて取り出したり、眼球を取り出して戻すという音がリアルでショッキングなものもあるので動画によっては閲覧注意
グッズ化もしており
『MIYOSHI オードパルファム(香水)』『九谷焼き茶碗「三好」』などがある。
ちなみに
ライブ「エレキテルプラネット」内のコント「犬」では毛皮に身を包んだ女性に首輪をつけられて飼われていた。
DVD「死電区間」収録(後に「感電パラレル」にもアップされた)の「財運フレンドシップパートナーズを追え」にも『三好ナイト』とは別に財運先生の付き人として登場する。
『都美子と比呂美』
ブスだが女子力が高いらしいOL二人のコント。
都美子(右・中野)
比呂美と仲の良い出っ歯が特徴のOL。器用でいろいろとこなせる。
比呂美(左・橋本)
眼鏡をかけていて、皮膚病持ちなのか良く首を掻いている。さらに口髭(産毛?)が濃い。
不器用だが憎めない。『比呂美のかわいいはつくれる』という単独コントもあり、彼女がいろいろな物を手に取り「かぁ~わ~い~いぃ~」と反応する。
『ケンとクミ』
別名『ナニワシンドローム』下手な大阪弁を話すなにわの男(ケン)と女(クミ)のコント。クミが提案や相談事を持ちかけてケンが話題を逸らして大喜利に発展するのが定番のパターン。他にもケンが朱美ちゃんのお面を、クミが細貝さんのお面をつけて真似をするいわゆるセルフパロディごっこ遊びして爆笑したり、東京どや散歩では二人が東京に出てきて遊ぶ企画もある。
ケン(橋本)
いつも満身創痍の男。顔に痣があったり鼻血や吐血など動画よって怪我の具合が異なるが必ず吐血している上に左手を怪我している。「愛しとんやでーーー!」と一応クミを愛しているらしい。クミに相談や提案されると話題を逸らして逆に提案返しして大喜利が始まる。どうやらクミのヒモらしく、楽観的で最低な男である。
クミ(中野)
ケンと同棲し養っている前歯が欠けている女。接客業で働いている。ケンに提案、相談、批判をするがケンに言いくるめられて流されてしまう、頭の弱い人。「東京どや散歩」では徐々に東京に染まっていき、言葉使いも標準語になりケンを嘆かせた。具合が悪くても標準語になる。
『テレ不穏ショッピング』
農家を営んでいる畑田夫妻のテレフォンショッピングパロディコント。先述の「三好ナイト」同様独自のOPがある。多重音声でOPから不穏に「テレ不穏ショッピング~↓」と流れる。農家だけあって農業関連の物を商品として取り扱う。値段は超高かったり激安だったりする。
テレフォンダイヤルは毎回異なり、商品に合わせた語呂合わせになっている。送料は680円。
畑田みのる(右・中野)
この番組のプレゼンター。毎回農業関連商品を紹介する。麦藁帽を被った老人。
妻みのりをこよなく愛しているがのちに死別する。その際に亡き妻の思い出が詰まった品種改良したスイカを番組で売り出す。
『実のスイカ』に登場するみのると同一人物だと思われる。
AbemaTV内の『シモネタGP2018シモ半期』にも登場し、その際は妻みのりが亡くなってから2年後という設定で昔近所に住んでいた「こはる」という女性が訪ねてきた際に襲い掛かる。(こはるは「実のスイカ」のキャラクター)
畑田みのり(左・橋本)
みのるのアシスタントにして愛妻。腰が曲がっていて段々弱っていき番組内で咳込んだりして不穏な空気を漂わせて「水コケの回」で体調不良で欠番しそのまま復帰することなく亡くなってしまう
常に弱々しく商品を取り出し、『お高いんでしょう?』とツッコミを入れる役。
八千草みえこ(橋本)
みのりの替わりに新しくアシスタントを務める事になった女性。慣れていないせいかたどたどしくも「農業の素晴らしさを伝えるために頑張ります」という意気込みを見せる。
この元は番組のキャラクターではなく「死体役オーディション」というコントでオーディションに応募した女性。
『作家の先生』
ネタが沸いて来なくて悩んでいる作家とその作家のお世話役として働く幼女のお話。
幼女に変態行為をするという背徳的で攻めている下ネタコント。実は時代設定も昭和テイスト漂わせ幼女は事情があって作家の家で働いてると推測される。
木茂井一物(橋本)
名前の読み方はお察しください。幼女がお茶とお菓子を用意して部屋に入ってこようとすると必ずバスローブの前を全開にしてドアの前で待機しているまごうことなき変態。世話役の幼女に数々の変態プレイを要求しイヤらしくなめ回すように幼女を見る。書いている小説のジャンルは不明。ペンが進まなくて幼女に魔法の言葉を要求し、自分の言葉を幼女に復唱させてモチベーションを上げる。ペンの先を舐めるのが癖。
「無垢それは汚れなき真珠の輝き」
と幼女を讃え、お礼に頼まれてもいないのに鬼ごっこをしてようとするが拒否をされる。しかしそれにめげずに強引に追いかけようとして叩かれて目を回しながら気絶するのがお約束。
ロリコンなのかそれとも仕えている幼女が好きなのかは不明。
ゆみちゃん(中野)
木茂井のお世話役のメイドで7歳の幼女で前歯が欠けている。いつも木茂井に怯えて涙目になっており、木茂井から頼まれたタマゴボーロと補乳瓶に入れたブランデーを用意して木茂井の部屋に入る。そして例の如くバスローブの前を開けた木茂井の姿に悲鳴を上げる。(もしかして名前の如くイチモツを目にしてしまってるのだろうか?)
木茂井に悩まされながらも一生懸命働いている。