時津風(艦隊これくしょん)
ときつかぜ
いい?概要、先に行くよ!
2014年8月8日に開始された期間限定イベント『AL作戦/MI作戦』のMI作戦、北太平洋MI諸島近海(通称E4)のクリア報酬として先行配信。
彼女の登場において雪風・初風・天津風と共に「第十六駆逐隊」が勢揃いした事となる。
ちなみに、しずまよしのり氏がデザインした艦娘の中で、現状では2隻しかいないレアリティがホロレアではない(金背景のスーパーレア)艦娘である(もう一隻は、後に実装された潜水空母伊13)。性能も一般的な駆逐艦の範疇。
2014年秋のイベント『発動!渾作戦』以降、多くの期間限定海域にてドロップが確認された一方、長らくの間本実装されなかったが、先行実装から実に581日が経過した2016年3月11日、ようやく通常海域6-4のドロップ艦として本実装。
しかし、この海域はS勝利はおろか基地航空隊の力なしでは勝利自体が難しいというなかなかの(航空隊の実装前はアイアンボトムサウンドにも比肩する地獄そのものだったが)難関海域であり、6-4で時津風を探すのは困難を極める為、時津風掘りをするならば期間限定イベント海域を待つのが良いだろう。
んー?なになに?容姿見たいの?
ダークブラウンのショートボブにブラウンの瞳。もみあげが長く、鎖骨くらいまで伸びている。また、側頭部から一房づつふわっとした髪が伸びており、そこだけ毛先にかけて白のグラデーションが入っている。イメージとしてはタレた犬の耳といった感じ。→わんこれ
艤装は天津風と同様に腰の回転式ジョイントに接続された四連装魚雷発射管を装備し、舵をヒールにしたハイヒール型の主機を履いている。更に頭にはミニハットのような煙突がある。
右脇には雪風と同じポーチ型の連装砲が肩紐で吊るされている。
ちなみに天津風や雪風に比べ、彼女の魚雷発射管はその体に比して大きい。
公式4コマにおいて雪風と一緒にいるところから、時津風の艤装が雪風の艤装に比べて一回り大きいことが確認できる。
服装は雪風同様の大きめな白地に青の前止め式セーラー服にローライズの黒ストッキング。スカートは無し。
雪風や天津風同様に際どい服装だが、彼女はさらにセーラー服の左端を括っており(いわゆる「裾結び」)、下の白い紐パンがすこし見えてしまっている。
また、首には鎖付きの小さな錨が掛けられており、それに首元の黄色いスカーフを巻きつけるようにして固定している。
時津風実装後、イラストレーターであるしずま氏のツイートにて、誰とは明記しなかったが紐パンの位置から時津風の服の下と思われる画像が投稿され、しずま艦隊の他の駆逐艦ズに負けず劣らずの先進的な着こなし具合に、紳士達に衝撃(と興奮)を与えた。
当然、絵師達も早速反応して下さった。ありがたやありがたや。
ほうほう、性格が一番かぁ。いいかもね、いいかも!
雪風と同じく陽炎型にしては素直な子供っぽさが残るが、意外と大人びてる側面も見せる雪風と違って元気でヤンチャな性格が更に強い。少し舌足らずなところがあり、相棒の雪風に続き、提督の事を「しれぇ」と舌足らずに呼ぶ。
子供っぽく好奇心旺盛だが、あまり物事にこだわらないサッパリした面も持ち合わせており、犬っぽいデザインに反して性格はどちらかと言うと猫っぽい。
とりあえず深夜に提督が隠そうとしたものを探るのはやめてください。
「いいかもね、いいかも」「よくない、よくないな~」「ほうほう、うんうん!」「嬉しい嬉しい!」と、同じ言葉を二度繰り返す口癖がある。
提督との関係は結構フランクで良好なもの。
全体的に懐いており、少し甘え気味なところがある。
ただしお触りすると叩かれる。
関係としては娘ポジ、もしくは近所の仲の良い娘さんといったところだろうか。
……と思いきや、2015年5月18日に梅雨限定ボイスが実装され、その内容が――
「雨の季節はヤだね~、なぁんかィヤ~。……そんな時はぁ、司令の頭にでも登るかぁ~っ♪ がーるる~っ♪」
完全にわんこだこれ(汗)
しかもやけに楽しそうに飛びかかってくる辺り、だいぶわんこ度は進行している様子。
彼女の今後は、一体どうなっていくのか……
いよいよ性能の出番かな!
駆逐艦としては平均的な性能。
初期装備も平凡だが、Lv30の改装で12.7cm連装高角砲(後期型)を持って来てくれる。
現時点では開発不可能な装備であり、尚且つ浦風改の初期装備としてしか入手手段がなかった為、駆逐艦の運用にあたってはありがたい装備となる。
無理な作戦は嫌だぁ、すごく嫌~!
太平洋戦争開戦前には第二水雷戦隊に所属していたが、この際の第一小隊は雪風&時津風である事から「雪風の最初の相棒」という見方も出来るだろう(初風と天津風は第二小隊)。
第十六駆逐隊には思い入れがあるらしく、雪風・初風・天津風の話題も良く出してきてお互いに仲良しである事が見受けられる。
「雪風、先に行くよぉ」という台詞があるが、似たような事を浜風・天津風に対しても言っている。もしかすると雪風より『先に逝く』という暗喩なのかもしれない。
上記元ネタ艦の履歴通り、史実では第16駆逐隊最初の戦没艦であり(ダンピールの悲劇)、轟沈時の台詞ではその事について悟った台詞も語っている。